特殊奏法2015年6月16日

グリッサンド。
例えば、トロンボーンのスライド・アクションを活用して、高い音と低い音をシームレスに繋ぐ、あれ。
動物の咆哮をホルンで表現する、あれ。
『ラプソディ・イン・ブルー』の曲頭、クラリネットのグリッサンドも有名。
木管楽器にとっては難しいでしょうね。

フラッター・タンキング。
舌を震わせて奏する、いわば管楽器のトレモロ。
マウスピースをくわえるクラリネットやサックスでは不可能だったのでは?

そして特殊奏法の宝庫といえば、パーカッション。
『ペルセウス』ではティンパニの上に乗っけたシンパルをロールする奏法が出てきます。
不思議な世界を作ってくれます。
同じ『ペルセウス』で、サンペンダー・シンバルを弦バスの弓で擦る、というのが登場します。
が、その指示に気付いたのが先日の日曜合奏でした。
しまった!

練習後にT永パーカッション・リーダーから連絡があり、楽団で弓を所有しているとのこと。
そういえば、数年前、『海の男達の歌』を演奏した際、ヴィブラフォンを弓で擦り、鯨の歌を表現するっていうのをやりましたな。

さて、どんな感じになるでしょうか。
楽しみにしております。