『マンチェスター・バイ・ザ・シー』を観る2017年5月22日

マット・デイモンの親友であるベン・アフレック。
その実弟、ケイシー・アフレックがアカデミーの主演男優賞を受賞した
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』。

勤務先の隣のテアトル梅田に、
上映の20分前に行ったら、
最前列に2席残っているのみ。
ミニ・シアターとは言え、これは大ヒットの様相です。
『この世界の片隅に』バリになるのか?

日を改めて、
今度は開映の2時間前に座席を確保しました。
最終的には満席でした。

過去に辛過ぎる事件を引き起こしてしまったマンチェスター・バイ・ザ・シー(町の名前です)に、
兄の死をきっかけに久しぶりに戻ってきたケイシー・アフレック。
兄の遺言には、
息子(つまり甥)の後見人としてマンチェスター・バイ・ザ・シーに戻ってくるように書かれていました。
が、過去を乗り越えることができないケイシー・アフレックは、
兄の親友に甥を託し、
最後にはこの町を去ります。

この映画、何も解決しません。
スッキリしません。
だから、いいなと思いました。

めでたしめでたしで終わるのもいいんですが、
現実はそんな予定調和ばっかりじゃないですから。