繫ぎ2017年7月24日
かなり前に書いたのですが、
・E♭クラリネット
・アルト・クラリネット
・ユーフォニアム
が物凄く重要だと思っています。
・E♭クラリネット
=
ピッコロやフルートなどの高音域と、
B♭クラリネットとを繋ぐ重要な役割
・アルト・クラリネット
=
サードB♭クラリネットとバス・クラリネットを繋ぐ重要な役割
・ユーフォニアム
=
金管の中音域と低音域を繋ぐ役割
&
木管と金管を繋ぐ役割
ということは、
サックス群も繫ぎの役割を担いますな。
木管と金管を繋いでますから。
もちろん、すべての楽器が重要なのですが、
繋ぐ役割の重要性を訴えたいと思ったのです。
特に、E♭クラリネットとアルト・クラリネット。
ついつい特殊楽器と捉えられがちですが、
本来はなくてはならない楽器です。
そんな意味でおろそかにしてほしくないのが、
各楽器のセカンド。
単純化するため、
各楽器ともファースト、セカンド、サードがあるとします。
ファーストは高音部を担当します。
そして、音楽性でその楽器群を引っ張っていってほしい役割です。
その代わりと言ってはなんですが、
でかく弾かなくても大丈夫。
高音部は聞こえますから。
サードは土台です。
ボリュームでしっかり楽器群を支えてほしい。
で、セカンド。
ファーストとサードを繋ぐ役割。
そして、セカンドなしでは和声のムードが成立しません。
おそらく、弾いていて最も難しいのはセカンドです。
板挟みにあっていると言ってイイかも。
かつてホルン奏者だった私は、
人繰りの都合でファーストあるいはサードを数多く担当しました。
が、セカンドを担当したとき、
あまりにも難しかったのを覚えています。