仰木彬さんの本を読む2017年8月10日
オリックスが日本シリーズで優勝した翌年に出版された、
仰木彬さんの『勝てるには理由がある。』を読みました。
読みたい読みたいと思いながら、
20年も経ってしまいました。
「やはり ” マジック ” など存在しない」
私の感想です。
綿密な計算に裏付けされた打順変更はあっても、
魔術ではないんです。
ただし、仰木彬さんの生き方・人柄も含めて、
やはり大きな意味で「マジック」と言えるかも知れません。
仰木さんの指導法として、
多くの失敗から学ばせるよりも、
小さな成功を積み重ねさせる、
ということが紹介されていました。
高すぎる目標をいきなりクリアしようとしてつまづき続けるより、
すぐ手の届きそうな目標を一つずつ達成していくべきだと。
同感です。