『キツツキと雨』『人生はビギナーズ』を観る2012年3月10日
最近、劇場で観て、とても印象に残った2本です。
まず、『キツツキと雨』。
劇中で25歳の映画監督を演じる小栗旬くんが秀逸でありました。
ものづくりの才能や熱意はあるんですが、
気弱な性格からか、撮影現場の厳しさにオロオロ。
逃走してしまうこともあります。
そして『人生はビギナーズ』。
クリストファー・プラマーが、
米アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した映画です。
恋人との関係がうまくいかない、
もう一歩が踏み出せない38歳男性を演じるユアン・マクレガー。
彼も秀逸でした。
ああ、そうだよなぁ、
君たちの心情、わかるなぁ、
と思いながら観ていました。
自分を表現するのに苦しむ人の姿を描いた映画だったと思います。
その心情にシンクロしました。