スーパー・コート京・西京極依頼演奏2018年11月18日

11月18日(日)は、
スーパー・コート京・西京極(老人ホーム)での依頼演奏でした。

岩倉こひつじ保育園での依頼演奏と同様に、
フルバンドではなくアンサンブルでの依頼演奏です。

スーパー・コート京・西京極には、
クラリネット五重奏が出演してくれました。

編成は、
B♭クラリネット × 4
コントラルト・クラリネット × 1

曲目は、
(1)川の流れのように
(2)涙そうそう
(3)天城越え
(4)千の風になって
(5)蘇州夜曲
(6)青い山脈
でした。

B♭クラリネットの音色が揃っているところに、
コントラルト・クラリネットが低音でビシッと締める。
なかなか凝った編曲(伴奏音型がわざと半拍ズラしてあったりする)で難しいのに、
縦の線をビシッと揃える。
単純なドミソの和音ばかりじゃないのに、
五感を総動員して合わせる。

なかなか味のあるアンサンブルでございました。
よく言う「スコアが透けて見えるような演奏」でした。
よく練習したのが分かりました。

さて、
岩倉こひつじ保育園、スーパー・コート京・西京極と、
アンサンブルでの依頼演奏が二日続きましたが、
全く傾向が違うのが面白かった。

方や金管、方や木管。

方や保育園、方や老人ホーム。

音量も、選曲も、客層も、まるで違いました。

でも、共通点もあったと思います。

・割と平易な楽曲を演奏したこと
⇒難しい曲をやるより、実は奏者自身の成長に繋がると思うのです。

・お客さんの目の前で演奏すること
⇒度胸試しになります。

・音楽って楽しいな、と再発見できること
⇒仲間と演奏するってことは、理屈抜きで、楽しいんです。

少人数のアンサンブルを組むことは、
合奏体であるせせらぎに入団してくることより、
実は度胸のいることだったりします。
既存のアンサンブル・グループが、
新しい人を誘い込んでくれたら嬉しいな、と思いますし、
新しいチームがどんどん生まれたらいいな、と思います。

そして、
こうしたアンサンブルでの依頼演奏の機会を、
存分に活用してくれたらいいなと思います。

※※※

アンサンブルとは全く関係ないのですが …

私にとっては西京極も徒歩圏なのですが、
いろいろと時間の都合があって、
往路は四条烏丸まで歩いて、
そこから阪急で西京極に向かいました。

帰りは西京極から四条烏丸まで歩いて、
そこから今出川まで地下鉄に乗りました。

ちょうど四条烏丸界隈の、
忘年会会場が確認できて良かった。
路地の奥ですからな。