総括2021年12月30日

2021年も残すところあと一日。
私が総括するのはやっぱり映画。
今年は沢山観ることが出来ました。
195本です。

リピートした作品や、
過去作のリバイバルもありますから、
初見は180強といったところでしょう。

通勤にかける時間がなくなった分、
映画鑑賞に置き換わりました。
「いつまた観に行くことが出来なくなるかも知れない」という思いも、
映画館通いに拍車をかけました。

私にとっての今年のベストワンは、
『ブータン山の教室』でした。
素晴らしいの一言に尽きます。

邦画では『いとみち』が素晴らしかった。
津軽三味線を弾いた駒井蓮さん。
『フラガール』の蒼井優さんのように、
これから大飛躍されること間違いナシだと思います。

『MINAMATA-ミナマタ-』にも心えぐられました。
ジョニー・デップが消えるという触れ込みでしたが、
正にユージン・スミスにしか見えなくなりました。

上記の『MINAMATA-ミナマタ-』もそうですが、
今年は特に、
真実を抉るドキュメンタリーや劇映画を多く観た年でした。
ズラッと挙げると…

『FUNAN フナン』
『相撲道 サムライを継ぐ者たち』
『地球で最も安全な場所を探して』
『アート・オン・スクリーン/フリーダ・カーロに魅せられて』
『アート・オン・スクリーン/ピカソがピカソになるまで』
『SNS-少女たちの10日間-』
『僕が飛びはねる理由』
『ブックセラーズ』
『戦火のランナー』
『ジュゼップ 戦場の画家』
『クーリエ 最高機密の運び屋』
『グレタ ひとりぼっちの挑戦』
『モーリタニアン 黒塗りの記録』
『夢のアンデス』
『悠久よりの愛~脱ダム新時代~』
『ダーク・ウォーターズ』
などなど。

リバイバルにもよく行きました。

これまでに観たことがある作品では、
『おくりびと』
『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』
『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』
『幸福の黄色いハンカチ』
『パターソン』

初めて見る作品では、
『ノッティングヒルの恋人』
『ストレンジャー・ザン・パラダイス』
などが挙げられます。

ジム・ジャームッシュ監督の『パターソン』。
数年前に観たときは、
「いい映画やなぁ~」と思いつつも、
何度も舟を漕いでしまったのですが、
今年のリバイバルでは眠気に襲われることもなく、
バッチリ楽しむことが出来ました。

『すばらしき世界』や『キネマの神様』など、
リピートした映画が多かったのも今年の特徴。
今年も最終週に入り、
『キングスマン』をリピートしようか、
『フラ・フラダンス』をリピートしようか、
『ミュジコフィリア』をリピートしようか、
などなど考えました。
『呪術廻戦』や『99.9』に行くことはないので。

でもやっぱり、
初見がいいなと思い、
今年のラストは『すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』にしました。
イノッチと本上まなみさんのナレーションに癒されました。