2019年10月

三川合流点2019年10月30日

嵐山から木津まで45 km 続く、
京都八幡木津自転車道線。

以前、京阪・淀駅の近くの桂川に架かる宮前橋から、
嵐山までの約18 km を歩いたことがあります。

宮前橋から木津・泉大橋までの、
残り27 km を歩いてみたいと思いながら、
なかなか実行出来ずにいました。

この道、ほぼ堤防の吹きっさらしです。
遮るものが何もありません。
よって酷暑の夏や極寒の冬は避けるべきです。

奇跡的ともいうべき気持ちのいい天気の今頃が狙い目。

そんな訳で急に思い立って、
宮前橋から木津方面へ向かって歩いてみることにしました。

流れているのが桂川で、
向こうに見えるのが天王山。
土手の上の自転車道を、
ただひたすら歩いてゆきます。

無茶苦茶ダイナミック。
自分のちっぽけさがよく分かります。

京滋バイパスの下をくぐって少し行くと、
道は鋭角に左に折れ、
少しだけ宇治川に沿って歩きます。

八幡の方角に向かって御幸橋を渡ると、
木津川と宇治川に挟まれた背割堤に到着です。

写真は「さくらであい館」の展望塔から撮りました。
左が木津川で、右が宇治川。
分かりにくいのですが、
向こうの方に桂川が流れています。

背割堤の端っこまで、
歩ける限り歩いてみましたが、
さすがに三川合流点までは行き着くことが出来ませんでした。
多分あの辺が「点」なんやろな、
と想像するのみ。

桜並木で有名な背割堤ですが、
昨年の台風で多くの桜の樹が倒れてしまいました。
切り株だけが残されている所が沢山ありました。

今回は、以上。
京阪の石清水八幡宮駅(つい最近、八幡市駅から駅名変更)から電車で帰りました。

結果的には淀駅から石清水八幡宮駅の一駅間を歩いただけですが、
背割堤の往復で3 km くらいかかっていることも合わせると、
やはりかなりの距離を歩いたと思います。

最終目標の泉大橋までを何回かに分けて歩く計画なので、
少しでも距離を稼いでおくことが出来たのは、
次回以降の助けになる筈です。

大仙陵古墳2019年10月29日

堺の三国ヶ丘へ行く用事が出来まして、
地図を調べますと、
JR 阪和線の三国ヶ丘駅って、
仁徳天皇陵(大仙陵古墳)のすぐ横だったんですね。

知りませんでした。

せっかくなのでグルッと一周してみました。

前方後円墳が、
濠(という言い方で合っているのかどうか分かりませんが)で囲まれているのは、
皆さんよくご存知だろうと思います。

その濠ですが、
二重になっているんですね。

ですので、見えているのはいわゆる外濠なんですね。

まあ、とにかく広大なエリアです。
歩いても歩いても次の角がやって来ない、
そんな感じです。

ようやく辿り着いた古墳の正面は、
お参りできるようになっていました。

ですが、もちろん古墳の中に入ることは出来ません。
そして、全体像を見ることは出来ません。

ドローンを飛ばすか、
ヘリコプターに乗るか、
熱気球に乗るか、
ウルトラマンになるかしないと、
とても前方後円墳の形を実感することは出来ないでしょう。

一箇所、歩道橋があったので、その上から望んでみたのですが、
前方後円墳の、おそらく「円」に当たる場所のてっぺんと思われる木々が見えました。
具体的な高さはちょっと分からないのですが、
恐ろしく高いな、という印象でした。

一番乗りと、人の集まりとの相関関係2019年10月27日

先日はスタジオに一番乗り出来たのですが、
そういう日に限って人の集まりが悪い。
これまではそんなことが多かったものです。

が、10月には、
スタジオ一番乗りを含めて、かなり早く到着出来ることが多かったのですが、
人の集まりが悪いということはなかったです。
むしろ大勢で合奏出来ました。

もちろん、本番が近いという好条件にも恵まれたからでしょう。

が、以前は、
本番が近くても、
私が早く行くことが出来た日に限って、
人の集まりが悪いということが結構あったのです。

実際そのことを口にする楽員さんもいらして、
ち~っとばかし気に病んでいました。

が、遂に悪循環を断ち切ることが出来たようです。

まあ、冷静に考えればたまたまなんでしょうけど。

急きょ、合奏内容変更2019年10月26日

10月25日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 9
アルト・サックス × 1(エキストラ)
テナー・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 3(エキストラ1含む)
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 3
パーカッション × 4(エキストラ3含む)

そして私の計32人で合奏しました。

昼から半年休を取って、
帰りの電車で昼寝して、
映画を観たのにスタジオ一番乗りという絶好調ぶり。

これが来週も続くかというと甚だ不安。
と申しますのも、次の金曜日は三連休前。
さっと退社出来たことが過去あったでしょうか?

私の都合で申し訳ありませんが、
そんな訳で急きょ全曲ぶっ通しをやることにしました。

一曲目の『 Stand Alone 』は絶対に緊張するゾと脅しをかけまくって、
演奏を始めたら、案の定、最悪な出だしとなりました。

この曲は何と言っても出だしが難しいのです。
柔らかい曲調なのに、
アタックを正しいポイントでしないと、
響きが変わってしまうのです。
1拍ごとに和音が細かく変わるので。

きっとこわごわアタックしてしまったのでしょう。

というシミュレーションをやっておけたのが収穫でした。
これが本番直前だったり、
本番そのものだったら辛いですから。

さて、来週の金曜日は、
本番前ラストの合奏であるにもかかわらず、
先述の通り三連休前。
もちろん頑張って大阪から帰ってくるつもりではありますが、
参加できるかどうか危ぶまれますし、
来ることが出来たとしてもかなり遅い時間になってしまうかも知れません。

来週も今回同様、全曲ぶっ通しの時間を作りたいなと思っています。
せめて、その時間には間に合うようにはしたいところです。

映画『イエスタデイ』を観る2019年10月22日

もしもこの世にビートルズが存在しなかったら?
ビートルズのことを覚えているのが自分一人だったら?

そんな突飛な設定の『イエスタデイ』。
売れないシンガーソングライターと、
彼を献身的に支える女性との儚い恋模様を絡めつつ、
ビートルズの名曲が流れまくるこの映画。

とても楽しい2時間を過ごさせていただきました。

今年も音楽が中心となった映画が多かったと思います。
まだまだ続くとは思いますが、
私が今年観たものを列挙してみます。

『この道』(詩人・北原白秋と作曲家・山田耕筰のバディ・ムービー)
『アリー/スター誕生』(レディ・ガガ主演)
『メリー・ポピンズ・リターンズ』(エミリー・ブラント主演のミュージカル映画)
『さよならくちびる』(ギター・デュオ/ハルレオ)
『ロケットマン』(エルトン・ジョンの半生を描く)
『パリに見出されたピアニスト』
『蜜蜂と遠雷』

思えば、大ヒットした『ボヘミアン・ラプソディ』を観たのは去年でした。
それからもこんなにも音楽映画が登場しているのですな。
音楽と映画との親和性の良さが感じられます。

私のイチ押しは『さよならくちびる』。
おそらく予算規模で言うとこじんまりしたクラスなんだろうと思いますが、
私には一番響いた作品でした。
今年観たすべての作品の中で、というランク付けでも、
今もって1位をキープしています。

この他にも、
音楽と関わりの深い作品を2つ紹介します。

『いちごの唄』
ビートルズの『ストロベリー・フィールズ・フォーエバー』が、
物語の芯となっています。

『カーマイン・ストリート・ギター』
ニューヨークの手造りギター専門店のドキュメンタリー。

これからも沢山観たり聴いたりしたいです。

本番まで半月ちょっと2019年10月19日

10月18日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 3
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 7
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
テナー・サックス × 1
トランペット × 2
ホルン × 6(エキストラ2含む)
トロンボーン × 5(エキストラ1含む)
ユーフォニアム × 3
テューバ × 1
パーカッション × 2(エキストラ1含む)

そして私の計36人で合奏しました。

11月の依頼演奏に向けてのお稽古が続きます。
披露する4曲を、
毎週順番を変えながら取り組んでいます。
もちろん本番直前の回は曲順通りで進めようと思っています。

やはり時間をかけなければならないのは『 Stand Alone 』です。
細部にわたってお手入れしておかないと綺麗に響かないだろうと思います。
逆に言えば丁寧にさらえばさらう程、
磨きのかかった素晴らしい演奏になると思います。

もう一息、頑張ってみましょう。

秋の夜長に…2019年10月16日

… 大曲の譜読みを始めるつもりでした。

気持ちはあります。
が、やらなきゃならないことは他にもあります。

数年前、『男はつらいよ』の DVD を全巻揃えました。
「寅さん」にちなんで、
「トランク」ならぬ、
「寅んく」に入っています。

その時、買っただけで満足してしまったのでした。
劇場リバイバルは観に行くのに、
DVD は一本も観ることなく。。。

この冬、寅さんの最新作が公開されます。
渥美清さんは既に亡くなっています。
どんな映画になるのでしょうか。

とにかく、12月末の公開までに、
全部とはいかなくても、
観ることができるところまでは観て、
おさらいしておきたいと思います。

今のところ第4作まで観終わりました。
第4作のマドンナは栗原小巻さんでした。
いや~

かつて手直しした楽譜2019年10月14日

実行委員の皆さんが選曲してくれた一曲に、
ヤン・ヴァンデルロースト作曲の『アルセナール』があります。

そのスコアをめくってみると、
私自身が2007年に手直ししたサインが残っていました。

パート譜を調べると、
やはり2007年のサインが。

老眼が進んだ最近は、
スコアの点検をし、
パート譜に関しては該当箇所だけ見比べます。
パート譜の頭から尻尾までは手が回りません。

が、
12年前は、
スコアとパート譜を照合するところまでやっていたようです。

こういう楽曲と再会すると、
手抜きせずに仕事しといて良かったとつくづく思います。

それでもアナリーゼしていく過程で、
また修正事項が見つかるかも知れません。

一つ一つ対処していきたいと思います。

一眠り2019年10月12日

10月11日(金)は、

フルート × 4
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
トランペット × 3
ホルン × 6(エキストラ2含む)
トロンボーン × 1
ユーフォニアム × 2
パーカッション × 3(すべてエキストラ)

そして私の計28人で合奏しました。

なんとか合奏開始に間に合いました。
が、もう一本早い列車に乗ることもできたのです。
なぜギリギリになったかというと、
それは休養が必要だったからです。

出来る限り早くスタジオ入りしたいとは思っているのです。
と同時に、一眠りしないととても持たない状態でもあります。

無理して頑張れば、
合奏時間くらいは持ち堪えることが出来るだろうとは思います。
しかし、その場合の合奏の質はどうなんでしょうか?

申し訳ありませんが、
座って一眠りするための10分遅れをお許しください。

ピアノ協奏曲2019年10月8日

『パリが見出したピアニスト』と、
『蜜蜂と遠雷』を観ました。

どちらの映画にも共通するのが、
ピアノであり、
ピアニストであり、
ピアノのコンクール。

私が惹かれたのは、
両作品のメインで登場するピアノ協奏曲でした。

『パリが見出したピアニスト』のメインは、
ラフマニノフの『ピアノ協奏曲第2番』。
主人公の生い立ちなんかも併せて観てきているので、
胸に迫りました。

『蜜蜂と遠雷』は、
テレビでも宣伝が流れていたかも知れません。

私はそれを観ていませんが、
映画館では何度も「特報」を観ていました。

そこで流れるのが、
プロコフィエフの『ピアノ協奏曲第3番』。

私が聴き倒している CD に、
『ラヴェル&プロコフィエフ ピアノ協奏曲』
というのがあります。

ピアノ演奏はアレクシス・ワイセンベルク。
パリ管弦楽団の演奏、
指揮はマエストロ小澤征爾。

ただし、
聴き倒しているのはラヴェルの方で、
プロコフィエフは第1楽章のアタマで、
「もういいや」
ということばかりだったのです。

『蜜蜂と遠雷』を観て、
プロコフィエフのコンチェルトの印象が変わりました。

これは凄い楽曲です。