Trombone

Vol.64 8月最後の練習2013年9月4日

練習曲「交響的断章」と「夢の明日に」でした。

そういえば昨年の練習曲は「テームサイド序曲」で、難しいながらも楽しくてウキウキしながら合奏に取り組んでいました。中間部ののばしゾーンでさえ。

今回は、、
「交響的断章」では楽しむどころではありません。
だってリズムがややこしいんです。そこ!?ってとこに八分休符があったり、これ合わせて何拍?ていうややこしい部分があったり。
だいぶ慣れて自分の間違いやすい部分も分かってきましたが、ちょっとでも気を抜くと飛び出したり、出遅れたりしてしまいます。
そして思った音が出ない、当たらない。。1コ1コ音を確認したい。
ほんとにごめんなさい。と思いながらの合奏。。
でも少しずつできるところが増えてきたり、嬉しい部分もちょっとだけあります。

「夢の明日に」はあまり印象が残っていません。その分、来週の練習はしっかり取り組みたいなと思います。

この苦しい練習、合奏が少しでも実になりますように。

トロンボーン いいむら

Vol.62 新曲と私の戦い2013年7月28日

私にとっての初せせコンも無事?終了し、ここ最近は、新たな練習曲に取り組んでいます。その名も…交響的断章!
まさに吹奏楽のための楽曲といった感じで、迫力満点。

しかし…これがかなり厄介なのです。
細かい音符やトリッキーな表記が五線譜の上に溢れかえっており、苦戦をしいられています。加えて、一斉に音の撃ち込みをすることが多く、半拍早く飛び出して
『…えっ?』となる恐怖と戦いながら演奏しなくてはならないのです。(苦笑)(((ちなみに私は、先日飛び出してしまったトラウマから、未だ抜け出せずにいますorz)))

いやぁ、鍛えられますね。個人的には、一回の合奏で三キロ痩せた…気分になります。
この曲の練習があと何回があるか定かではありませんが、夏のアイス太りくらいは解消できるかもしれません。

『夏に痩せねば』と焦っているそこのあなた…今がチャンスです!
是非とも一度、楽器を手に吹奏楽団せせらぎに足をお運びください(笑)

注意))体重の減少は、あくまでも私個人の“錯覚”です。実際は、練習終わりの達成感でアイスに手を出すので、むしろプラスになっているかもしれません。

トロンボーン あんの

Vol.56 せせらぎトレッキング部発足2013年4月5日

せせらぎには、吹奏楽以外にも共通の目的を持った人達が集まり、小さな会合やグループで
集まって吹奏楽以外の事を楽しんでいます。
例えば鉄道好きの「鉄ちゃん会」、BBQ好きの不定期BBQ会・
種々アンサンブルグループや最近ではゴルフ会?カニ食いに行く会?海水浴?あとは、
毎週練習後の飲み会の面々等々・・

で、昨年の忘年会の飲み席で、日頃の運動不足解消のために私が最近トレッキングを始めた話を
していたら、我も我もと知らぬ間にグループが出来上がったのでした。

早速年明けに一度どこかへ行こうということになり、いきなり長丁場のルートを歩いてきました。
少し時間がたちましたが、その時のレポートです。

集合は清水五条駅。ここから、早朝の清水寺に向かいます。
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初回のルートはアップダウンは少なめの京都一周トレイル東山コースを歩きました。
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山道に入りました。
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ほどなく清水山の山頂
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そこから、将軍塚まで歩きます。歩くと意外と大した距離でもないです。
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一旦、三条通で山を抜け、前半終了。
蹴上、インクラインに向かいます。インクラインのねじりまんぼ
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ここで、諸事情によりトレイルコースを離れ、南禅寺に向かいそこからトレイルコースに再合流。
大文字山に登ります。
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途中の京都市内の景色
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そして大文字山山頂に到着。三角点を制覇し、うれしそうな人です。
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山頂より登頂をFaceBookにリアルタイムアップするお二人。
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大文字火床まで下ってきました。
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最後は銀閣寺まで降りてきて、アスファルトの道を出町柳まで歩いたのでした。この
アスファルト道がいちばんキツかった気がします。
で、出町柳でご褒美のつけ麺を頂くのでした。
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標高差はそこまでないルートだったのですが、距離は17km余り、歩行時間は7時間弱の行程で、
初めてにしては、なかなか歩けたのではないかと思いました。

発足当初は真冬で、トレッキングには厳しい季節でしたが、桜も咲きシーズン到来です。
(先日、既にI君とは愛宕山にも登ってきたのでした。それはまたレポートしてくれるかな・・)
次はどこへ行こうかと思考めぐらす今日このごろです。残雪の比良、百名山の伊吹・・
部員も絶賛募集中。我こそはと言う方、お声掛け下さい。

Trombone とだ

Vol.46 いつものトロンボーン奏者のひとりごと2012年12月8日

小説を《読む》《書く》。
物語を《聞く》《描く》。
好きな物事を《見る》《する》。
そして 音楽を 《聴く》《奏でる》。
ということの 《《本当の意味》》。

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《《相棒》》

この 吹奏楽団せせらぎの《公文書》に ツマラナイ物語を描いたのは 数年前。
団員の声 30人目の記念に 『ひとっさん』自己紹介書いてっ! と
記念の大役を 仰せつかりました。

僕は ホント 人間が 変態(ノ゜O゜)ノ。 いやいや人間が 変に出来ているのか
他人とは少し変わった事をする事に エクスタシーを感じるんですf^_^;

という事で 思いついたのが 物語を《描く》事でした。
そして その物語の中に自分自身を 登場させたのです。

『警部!事件です!』の タイトルで 描かせて戴きました。
そのストーリーの中で僕を 指名手配の犯人役で登場させました。
それから 当時のトロンボーン パート全員も登場させました。

少し布石として 書きますが 僕は 子供の頃からの《鉄ちゃん》です。
《テツ》です。
と言っても 決して『じゃりんこ ちえ』の親父『テツ』では ありません。
が 大学の『けいおん』の仲間に シンガーソングライターの T君って言うヤツがいて
彼は僕の事 『オイ!!テツ!!」って 呼んでました。
僕は《テツ》ではなく 《鉄道ファン》です。 《マニア》ではなく 《ファン》です。

最近は 色々な呼び方があるようです。
一般的に 鉄道写真を楽しむ 《撮り鉄》。
ミニチュアの鉄道を楽しむ 《模型鉄》。
実際の鉄道車輌を研究する 《車輌鉄》。
鉄道の走行音や車内放送 はたまた 駅の発車ベルを録音する 《音鉄》。
鉄道の備品や行き先表示板
はたまた 踏み切りの信号機まで集める 《収集鉄》。
それから最近は 男の子の領域である鉄道に
女性が進出してきました。これを 《女子鉄》《鉄子》等といい
その女性の部屋を《鉄子の部屋》 というらしいです。

そして やはり一番は《乗り鉄》でしょう。
ひたすら目的地へ向け 自動車でも 飛行機でもなく鉄道に《乗る》。
いや何の目的もなく 鉄道に《乗る》人もいます。
何が面白いのかと言えば あの『カタン コトン』を
全身で エクスタシーを感じながら 流れて行く風景を楽しむんです。p(^^)q

ここで必要となるのが 『時刻表』という名の 《相棒》なんです。
僕は 子供の頃《机上旅行》を楽しんでいました。
机の上に《時刻表》を広げ
今日は北海道へ行こう!とか 九州の枕崎に行こう!
明日は 日本一周しよう!
今日は 各駅停車で 青森へ行こうか?
日本海回りで行こうか 東京経由で行こうか。
机上旅行とは 実際には何処へも行かず
時刻表だけで《想像》しながら 旅に出るのです。

あの頃 地方には新幹線が無かったので
《急行列車》が いっぱい走っていました。
時刻表から《急行》の2文字が 無くなり寂しいです。
小学生の僕の《相棒》は『時刻表』であり 《時刻表を『読む』》事でした。
そして この『時刻表』という《相棒》を武器に
トラベル ミステリーの頂点に立った作家がいます。

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『警部!事件です!』
この警部のモデルに なったのが
当時よく読んでいた 人気推理作家で鉄道ファンでもある
《西村京太郎 先生》の『○×特急殺人事件』 『○△駅殺人事件』
『寝台特急△×☆◇の女』や 『〇〇〇殺人ルート』等に登場する
主人公の《十津川警部》が ヒントでした。

また 僕は好きになったら ハマッてしまうタイプで
静岡県との県境にある 神奈川県の湯河原へ
《西村 京太郎 先生》に お会いするため
京都から快速電車と各駅停車を 乗り継ぎ乗り継ぎ行きました。
《乗り鉄》です。
そして先生と 二人切りで会話も交わし
僕が 京都から来た事を告げると 先生は 一層の笑みを浮かべ
会話が弾んだ次第でした。
笑みの意味は 以前 京都は伏見の 墨染に住んで居た。 ということ。
《十津川警部 SLを 追う》の著書を手に
《西村 京太郎 先生》と ツーショット。

寝台特急(ブルー トレイン)がブーム真っ只中の 中学2年の秋
昭和54年10月20日 土曜ワイド劇場で放送された
《寝台特急 殺人事件》の原作者と ツーショットとは………
夢心地でした。
人間 行動力が大成功のアイテムなんだ と感じる瞬間。 ということ。

そう言えば先日 土曜ワイド劇場の《西村 京太郎 トラベル ミステリー》で
十津川警部の《相棒》亀井刑事役を 高田純次が演じていました。
初登場です。
愛川欽也は 地方ロケが辛くなった。 ということ。
高橋 英樹の十津川警部
高田 純次の亀井刑事。
これから どんな《相棒》を 演じてくれるんでしょう?
ここで 新しい《テツ》が生まれました。
《小説鉄》と《ドラマ鉄》。

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さて 僕たち 音楽人間の《相棒》って 何なんだろう。
一番前で タクト振っている マエストロ?。
うん! 正解。p(^^)q

いやいや!(゜o゜)
それは 前後左右 一緒に奏でているプレーヤー達 でしょ(^O^)/
ハイ! ( ^^)Y☆Y(^^ )

いやいや!(-.-;)
そりゃあ 目の前にある楽譜じゃん。(^^ゞ

え〜〜 (゜o゜)
そんなん 楽器に決まってるやん( ̄▽ ̄;)

\(^^:;)まぁまぁまぁ!

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トロンボーン奏者の 赤川博志が
いつも馴染みの大乃国屋書店で 立ち読みをしていた。
「ねぇ〜博志君! 何読んでるの〜ぉ」。 女友達が 覗き込んだ。
「へぇ〜博志君! もう気にしてるんだ」。
「………」。
《アルツハイマーの予防と健康の秘訣》。
博志は さっきからずっと この本を読んでいた。

「へぇ どれどれ〜ぇ」
女友達は 博志の読んでいる本を奪い取り 読みはじめた。

{若年性アルツハイマーの予防には
……… 中略……… ……………………………
大脳を刺激する活動をする事。
例えば 小説を読む。また 小説を書く。物語の風景や 人物。
そして その風景や空気の匂い。
はたまた 登場する人物の食事の味まで。
想像する事で 大脳を刺激しましょう。
それから 未知を知る活動を しましょう。
例えば 行った事のない土地へ《鉄道旅行》は いかが?
素晴らしい景色を 自分自身の瞳で見て 感動されては いかが?
そうする事で また新たな未知を求めて《鉄道旅行》を………。
感動する事で 大脳を刺激しましょう。

そして 貴方も 吹奏楽で楽器を演奏されては いかが?
吹奏楽団で活動するには まず 《相棒》である楽器が必要です。
楽器を演奏する行為が 大脳を刺激するんです。
それから 演奏のための暗号を書いた 《相棒》である楽譜が必要です。
楽譜に書かれてある暗号を 自分の瞳でリアルタイムに追ってゆき
その暗号を 音楽として 表現する事が 大脳を刺激するんです。
そして 吹奏楽団の活動には 複数の《相棒》であるパートナーが必要です。
お互いに 音程を合わせたり和音を合わせたり
楽しく みんなと一つの物を《創造》 《想像》することが 大脳を刺激するんです。
そしてそして 大所帯になった吹奏楽団には 音楽の交通整理のお巡りさん。
演奏者の《相棒》には指揮者のマエストロが 必要です。
演奏者は いつ指揮者に指摘されるんだろう。と ビクビク(¨;)
と 大脳を刺激されるんですf^_^;

…………中略………………
よって 管楽器を演奏するには 《指》が必要です。
貴方も小学生の時 縦笛を吹きましたね。
そうです《指》を使う事で 大脳を刺激しましょう。
ホント 《指》を使う事って大切なんです。
《指》を使って音程を変える作業をする 管楽器奏者は
常に大脳を刺激しています。
よって 比較的アルツハイマーには 『なりにくい』のです。}

「って書いてあるよ! 博志君!!」。
と 女友達が 博志の顔を覗き込むようにして言った。

すると 博志の目が点になっていた。(。。;)

再び 女友達が 博志に話しかけた。
「ねーっ! 博志君ってさー!何ていう楽器 演奏してるんだっけ?」。

「トロンボーン!(*_*)」。

「あっ!…………………。」(ノ><)ノ

女友達は絶句した。 完。
トロンボーン中川。

Vol.27 ~2012.7.1 第25回せせらぎコンサートを終えて~2012年7月5日

第25回せせらぎコンサートが終わって、早一週間近くが経とうとしています。
やっと、気持ち的にも平穏な日常に戻ったような今日この頃。

改めまして、雨の中ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。
色々とご協力頂いた関係者の皆様、お世話になりました。
そして、楽団の皆さん、お疲れ様でした。

トロンボーンの私にとって、今年一番力が入った曲は、やっぱりA Song for JAPAN。
基礎練習不足の私にとって(すみません…)、本番この曲の時に、如何に唇の状態を
ベストコンディションにもっていけるかが課題となりました。 
個人、パート練習やイメージトレーニングを私なりに頑張り、本番数日前から当日も、
ペース配分に神経を注ぎました。

合奏練習の時、自分の技量不足を情けなく思いながら、密かに
『なんでトロンボーンのバックで吹かなあかんの?』
って思ってる楽団員がいるんじゃないか…とヒヤヒヤしてました。(←相変わらずネガティブ?笑)

しばらく、堂々と吹けない合奏が続きました。
でも、本番が近づくにつれ、色んな人から色んな言葉をかけてもらいました。
トロンボーン以外の演奏もメキメキ仕上がっていきます。
当たり前の事ですが、誰が目立つ目立たない関係無しに、みんな一生懸命演奏しています。
私も、その中に飛び込んだらいいだけやん!と思えました。

リハーサル。初めて舞台の上で演奏した時、後ろから聴こえるみんなの音にゾクゾクしました。
みんなが支えてくれるから大丈夫!と(勝手に)思って吹いたら、すごく気持ち良く吹けました。

そして本番。この曲の冒頭は、震災の恐怖を私に思い出させます。
その恐怖は、更に緊張を煽ります。
思うように音が出せないまま、前半が進みました。
途中、みんなの演奏にフワッと包まれた気がして、それから安心して吹けました。

一人じゃない。

被災者の方へのメッセージと重なった気がして…感極まりました。
それが少しでも誰かに伝わる演奏になってたらいいのにな。
これこそが、この曲が伝えたいメッセージなんだと実感しました。
そして、それを実感させるこの曲の構成はスゴイ!!

せせらぎの温かさを背中で感じ、後押しされながら演奏できた事、感謝しています。
この場をお借りして、お礼を述べさせてください。ありがとうございました。

さて、これで問題をうやむやにしようとは思ってません(笑)
やっぱり、基礎練習不足は致命的。緊張が即、唇の硬直につながってしまった弱さ。
自分自身に納得のいく演奏ができなかった事実。
ただただ、反省です。
この経験を活かして、年齢に不安を感じながらも、温かい団員に囲まれて(笑)もっと強い唇と
メンタルを鍛えるべく、日々精進してまいります。

Trombone かさはら

Vol.24 〜2012.6.22(金)の合奏風景〜2012年6月24日

さて、せせコン本番まで残すところあと2回となった合奏練習です。
例年、この日は当日のゲネプロの関係上、2部の曲を練習することが通例となっており、
今年も2部の曲の練習となりました。さすがに本番間近、事実上最後の練習となる曲が
ほとんどとなるので、みなさん集中した中身の濃い合奏だったと思います。

さて、今年の2部曲、トロンボーンパートとしてはなんといっても「A Song for JAPAN」
ですが、それは後述するとして、これだけは言っておきたいという曲があります。
それは「みんなのうたセレクション」なのです。

この曲、メドレーでたくさんの曲(9曲)が出ててきて、楽団のメンバーもみなさん
お気に入りなようで、鳴りすぎのきらいがあると良く注意されていますが、
何故かトロンボーンパートは休みが多いのです。
練習番号でいうと、L~T手前までずっと、70小節ににも渡ります。
9曲中の実質ほぼ半分の4曲が休み(一応1曲は前奏まではあるのですが・・)。
ほんとに、忘れられたかのように・・・。
これ編曲者さんに本当に忘れられているような気がしてます。
それとも嫌われてる・・・?
オケ曲(例えばベートベン)や、オリジナル系の曲ではよくあることなのですが、
メドレー曲でここまで嫌われた?のは初めてですね・・。ちょっとスネてます。
編曲者さん調べたらトランペット奏者さんなんですね・・・・。

それはさておき、、

書かなくてはいけない「A Song for JAPAN」についてです。
この曲をやろうと言い出したのも私なので、やっぱり書いておかないといけないと思ってます。

昨年の3月11日、日本は空前の困難に見舞われました。「東日本大震災」。
当日、私は東京出張中で、関西圏におられただろう他のメンバーと違い、
震度5強の揺れに見舞われ,湾岸地域にいたため、津波が来るという情報の中、
携帯のワンセグ情報のみを頼りに右往左往した経験をしました。
翌日にはせせらぎでのコンサート本番(結果的には延期になりましたが・・)
も控えており、これは帰れないなとあきらめかけてたのですが、
いろんな幸運が重なり、奇跡的に当日中に京都まで帰宅することができたのでした。

その後、「A Song For Japanプロジェクト」という活動を見つけ、下記の動画を見たのでした。

 

 

トロンボーン奏者としては誰もが知る超有名な奏者の演奏もさることながら、動画の後半、
がれきの山に途方にくれる方、自衛隊の方々の救助の様子。日本赤十字の方が、我が子と
同い年ぐらいの子どもと向き合ってる姿になんともいえない感情を抱きました。
そして、そのバックのメロディーに・・。

あの震災で、津波によって、どれほどの人命が奪われたのか。
そして、私たちと同じ楽器演奏者が演奏できない状況に追い込まれたのか。
どれほどの楽器が津波に流され使えなくなってしまったのか。

幸いにも私たちは難を逃れ、震災前と大きく変化無く演奏活動を続けていますが、
その私たちができることは何なのかを考えた時に、演奏家としてできること。
それは、被災者の事を思って演奏することではないかという、A Song for JAPANプロジェクト
の主旨に大いに共感し、今回演奏することになりました。

震災からすでに1年以上経過していますが、時間が経過したからこそ、あの震災を忘れること
はないよう、心に刻みながら演奏したいと思います。

少なくとも、トロンボーンパートのメンバーは一生忘れることがないでしょう。
それぐらい練習にも励んできました。
上手な演奏ではないと思いますが、気持ちのこもった演奏、心に響く音が出せるよう、
本番まで1週間。最後の追い込みをかけたいと思います。

Bass Trombone とだ

Vol.23 〜2012.6.17(日)の合奏風景〜2012年6月21日

“せせらぎ”う〜ん 風流な言葉です。
“せせらぎ人”(せせらぎびと) お〜ぉ 古風な言葉です。
“せせらぎ人語” 吹奏楽団せせらぎ の人々が使っている言語です。
・・・・・???
違うやろ(−_−#)
ゴメンナサイm(__)m

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

《合奏の風景》

このシリーズのタイトルを見て 真っ先に思い出したのは
日本の名指揮者 岩城宏之(1932〜2006)著書の『楽譜の風景』です。
僕が 高校で吹奏楽部に入り 音楽にハマッテしまった頃に読んだ本です。
指揮者の岩城宏之さんは 元々は 打楽器プレーヤーだったんです。
岩城さんの学校の音楽部では お金が無かったので ティンパニも無く
生徒の机を2つ並べて その机の上に大きな円と 小さな円を描き
〈模擬ティンパニ〉を叩いていたそうです。

本文中で面白かったのが 未完成交響楽の練習中に
何回も指揮者に叱られたらしいです。
え!何故って?
楽譜の休止小節に書いてある数字を 1・2・3・4・5・・・・・
その数字が来たら 模擬ティンパニを 【カン・カン】
あの名指揮者も 最初はこんなんだったんですね!

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《合奏への風景》

今日の“せせらぎ”の練習は 《せせらぎコンサート》本番前ラストの 日曜日練習です。
JR花園駅を下車しました 今日は雨が降らなくて 良かったぁ〜
楽器を持って 鞄を持って オマケに傘! 嫌なんだよなぁ〜 びしょ濡れに なるなんて!
ここんとこ仕事忙しくてさぁ 久しぶりの練習なんだよなぁ
さぁ〜 今日は頑張るぞ−っ!

えーっと 誰かが 駅の南側って言ってたよな。
この道かなぁ? 普通の家ばかりでさぁ こんな狭い道だから・・・・・。
うわ〜ぁ! ここだよ ここ!
凄ぇーっ!いいとこじゃん!!
へーっ!今日はホールで練習するんだ!
って?ホールで練習?ウソ!なんで?

もしかして今日 本番?

マジでーっ!ってさぁ今日 楽器しか持って来てないよ
本番衣装も持って来てないよ! え〜 マジで〜!どうしよう 困ったなぁ〜(*_*)

おはようございま〜す
やぁ おはよう!
どうしたんですかーっ?冴えない顔して 今日は こんなに良い天気なのに。
いや〜俺さぁ 今日 本番の衣装持って来てないんだよ。困ったなぁ〜(*_*)。

えーっ何 言ってるんですかーっ。本番って 再来週ですよ。

・・・・・・・。f^_^;

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《合奏の風景》

今日の練習会場は 京都市右京区ふれあい会館です。
その一室 創造活動室で 今期ラストの通し稽古を やります。
朝9時に 会館の方に 扉を開けて戴きました。
そして “せせらぎプレーヤーズ”の みんなで 先ずは 椅子並べです。
今日は クラリネット 何人来るのぉ〜。
フルートとオーボエはぁーっ! サックスは 後で遅れて誰々が来るしー。
今回ホルンは 下手奥。 チューバは上手の定位置。
トランペットにトロンボーンは 後列に一文字。
そして 吹奏楽特有な楽器 ユーホニアムは 楽団のセンターを陣取ります。
さぁ〜 次は 打楽器の搬入です。活動室の後ろの扉を開け 搬入です。
大きなトラックや1ボックスの車に 打楽器がいっぱいです。
打楽器は 種類がいっぱい あって。部品も いっぱい あって。何が何だか・・・・・?

と書きたいのですが 連日の仕事の疲れで 昨夜も午前様になり
朝 起きたのが8時も大幅に過ぎて いました。
慌てて支度をし 会館に着いたのが 9時半です。
椅子並べも せず 打楽器の搬入も せず。ゴメンナサイm(__)m

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《合奏の風景》

合奏の風景にも 色々あります。
指揮者から見た 演奏者 の合奏風景。
第3者から見た 指揮者も含めた全員の 合奏風景。
でも 面白いのが 各プレーヤーによって 合奏の風景が 違って見える事です。
僕の担当する楽器は トロンボーン。管楽器の 一番後ろで合奏しています。
指揮者を中心に 扇形に並んだ演奏者が 視界に広がって見えます。
アップテンポな曲は 指を せわしなく動かし
スローテンポな曲は 気持ち良く 身体を動かし
曲風によって 表情を変える木管楽器群。これは 見ていて楽しい!
ところが 一番前で 合奏しているフルートは?
お隣り同士の 木管プレーヤーと指揮者しか見えない。
ウーン! これは 不公平だ!!

いや もっと不公平な 合奏の風景があります。
今回のプログラムに トロンボーン四重奏と吹奏楽の 為の曲があります。
トロンボーン パートが楽団の前に立ち 合奏します。
前に見えるのは 創造活動室の壁!!
そして 譜面台に乗っている楽譜。あっ!

《楽譜の風景》

トロンボーン中川。

Vol.17 〜2012.4.13(金)の合奏風景〜2012年4月15日

4月13日、毎週金曜は雨降りやなぁと思いながらスタジオに到着すると一番乗り。
椅子を並べて、個人練習をして、基礎練習が始まりました。
私、この基礎練習が一番緊張します。
全員が同じタイミングで、同じ音を出す。
難しい。。
毎週のことですが、今週も基礎練習でひと落ち込みしました。

「コラール」と「海」の後は「a song for japan」の合奏。
トロンボーンとバンドという構成のこの曲
今回は(から?)トロンボーンが最前列の配置でした。
指揮者が真ん前にいはることでかなりの緊張感が...
ですが!
合奏が始ってみるとなんと楽しい!!
いつもより自分と同じ音や、同じ動きの楽器がわかるんです。
ここは1stトランペットと同じやな〜とか、バリサクと同じやな〜とか。
何より全体が聴こえる!
あぁ、楽しい。
トロンボーンパートの皆さん、実行委員さん、木村さん
本番での配置の検討よろしくお願いします。

さて、
自分自身の演奏は落ち込むしかない演奏だったので
深く深く暗く暗く落ち込みながら家に帰りました。

せせコンまで約2カ月。
なんとか楽譜に書かれている全部の音を
そのタイミングで鳴らせるように頑張って練習しないとなぁ。

トロンボーン いいむら