もしも今日が演奏会当日であったなら2020年7月5日

一番気になるのは天気。
朝は、
小さな小さな雨粒がパラつく程度。
楽器運搬にほぼ影響なし。

昼前からグングン気温が上がり出し、
蒸し暑いことこの上なし。
炎天下で開場を待ってくださっているお客さんのことを思うと、
開場時間を早めるかどうか、
悩ましいところです。

天気予報によると、
夕方まで何とか持ってくれるかどうか。
祈るような気持ち。

※※※

本来なら沢山の来場者を迎えたいところですが、
コロナ禍により、
たとえ開催出来たとしても、
客席を満たすことは不可能だったでしょう。

それ以前の問題として、
消防法上の問題から、
自由席制が難しくなってきていました。

自由席制の映画館も、
コロナ禍をきっかけに指定席制に移行したところがあります。
次に大きな演奏会を催す時には、
私たちもしっかり考えておかないといけません。

※※※

奏者と違い、
指揮者は音を出さなくても準備は出来ます。
地味で地道な日常はコロナ禍以前とさして変わりませんが、
やはり週に一回、
実際にタクトを握って、
楽員の皆さんと一緒に練習することを積み重ねないと、
本番は覚束ないでしょう。

※※※

学校の部活の最終学年という訳ではありませんから、
演奏会が一回キャンセルになったからといって、
落ち込むような気持ちは私にはありません。

が、
諸々の事情で今回の演奏会を最後にしなければならなかった方々のことを思うと、
京都こども文化会館のことを思うと、
胸が痛みます。