2022年06月
Y.K.さんがプレイされるホルンは、
三十数年前に私が譲った楽器です。
ヤマハのYHR-664。
初級モデルでもなく、
かと言って高級モデルでもない、
中くらいのラインナップだったと思います。
私自身がこの楽器を入手したのは、
今から四十数年前。
高校時代の友人のツテで買った、
中古のホルンでした。
私の前に吹いていた人は、
殆ど使っていなかったみたいで、
新品同様でした。
Y.K.さんは、
この楽器をとても大切に吹いてくれました。
いまでもピカピカだし、
何より音色が美しい。
私はこんなに綺麗な音は出せなかったので、
Y.K.さんの力量によるところ大です。
たまにハンダが外れたりしてリペアに持っていくそうですが、
YHR-664がこんなにも長く使われていることで、
リペアマンのテンションも上がるそうです。
職人魂に火が付くんでしょうな。
私もY.K.さんが吹くYHR-664の音を聴くと、
テンションが上がります。
やっぱり「人が楽器を弾くんだ」ということを実感します。
6月26日(日)は、
呉竹文化センターの創造活動室をお借りしての練習でした。
フルート × 4(ピッコロ持替2)
E♭クラリネット × 1(パーカッション持替あり)
B♭クラリネット × 5(パーカッション持替あり)
アルト・クラリネット × 1(B♭クラリネット持替あり)
アルト・サックス × 3(ソプラノ・サックス、テナー・サックス持替あり)
テナー・サックス × 1
トランペット × 4(フリューゲルホルン、エレキベース、パーカッション持替あり)
ホルン × 1(パーカッション持替あり)
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 3(パーカッション持替あり)
テューバ × 3
そして私の計31人で合奏しました。
司会してくださる T さんにも参加していただき、
昼からの全曲通し稽古の際には司会してもらいました。
さて、
この暑さの中での練習、
そして本番。
楽員の皆さんにとっては過酷な状況です。
聴きに来てくださるお客さんにはなおさら。
例年ですと、
「本番の日に雨が降らないとええんやけど」と念じるところですが、
梅雨が明けてしまった今年は、
「できる限り涼しかったらええんやけど」と思います。
少しでも日差しが和らぐことを祈ります。
6月24日(金)は、
ピッコロ × 1(兼フルート)
フルート × 2
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 3
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
テナー・サックス × 1
トランペット × 1
ホルン × 2
トロンボーン × 1
ユーフォニアム × 4(兼パーカッション)
テューバ × 1
そして私の計21人で合奏しました。
テレワークしても仕事に捕まったら練習に行けなくなるのは出社と同じなので、
今日は予め年休を取っておきました。
なので午後帯はゆっくり譜読みできるなと思っていたのです。
が、猛烈な暑さで予定が狂いました。
冷房もつけずにピアノの稽古に熱中していたら、
ホントに熱中症みたいになってきたのです。
こりゃあかんと思って横になったら、
2時間くらいウトウトしてしまいました。
尋常じゃない汗のかき方だったので、
お風呂に入ってから練習に参加しました。
ホントに急激な厳しい暑さですので、
皆さんもお気をつけください。
今回のせせらぎコンサートは、
比較的多くの新入団員の方々に加わってもらったうえでの演奏会となります。
新しく入って来られた方にとって、
長年やってきた団員は気付くことのできない楽団特有のしきたり、
と言いましょうか、
匂い、
みたいなものを感じておられるだろうと思います。
それは、
どんな感じなんでしょう?
ふっと気になりました。
半袖2022年6月19日
これだけ暑くなってきますと、
半袖という方が多いと思います。
もちろん私も半袖を着ているのですが、
指揮をするのに適しているなと思うのは、
実は長袖なんです。
「えっ!暑いのに?」と思われるかも知れません。
もちろん半袖の方が涼しいです。
が、棒を振りながら袖の引っ掛かりを感じるのは、
長袖よりも半袖の方です。
また、半袖だと流れ落ちる汗で手元が滑ることがあります。
かつてはそれを避けるためにテニスや野球用のリストバンドを嵌めたこともありました。
長く着けているとかゆくなってくるのでやめてしまいましたが、
汗止めの効果は確かにありました。
そんな点からも長袖の方が振りやすく感じます。
プレイヤーの皆さんにとってはどうでしょうか?
特に蒸し暑くなってきたこの季節、
半袖か長袖か、
あるいは七分袖か、
いろいろ試しておられるでしょうか?
ちなみに私は、
半袖を基本としつつ、
冷房の効き過ぎた場所ではアームカバーを着けるようにしています。
紫外線対策などで自転車に乗る方がされているのをちょくちょく目にするアレですが、
私の場合は寒さ対策で。
指揮する際の袖引っ掛かり感防止対策にも使えるかな?
6月17日(金)は、
ピッコロ × 2(兼フルート)
フルート × 2
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 3
アルト・クラリネット × 1(兼B♭クラリネット)
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
テナー・サックス × 1
トランペット × 2
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 2
ドラムス × 1
そして私の計24人で合奏しました。
これまで日曜練習の度に配置を変えて、
現在のせせらぎにマッチする配置を手探りしてきました。
北文化会館で練習したときの配置が一番しっくりくる感じだったので、
それに決めました。
私にとっての決め手になったのは、
左右の音量バランスが一番良かった点です。
今回の金曜練習からその配置を継続し、
楽員の皆さんに慣れていってもらいたいと思います。
蒸し暑い2022年6月17日
梅雨入り。
本格的に30度クラスの蒸し暑い日々がやってきました。
年々体に堪えるようになってきましたが、
この暑さがせせらぎコンサートの到来を告げてくれるようにも思います。
もうすぐです。
富山出張2022年6月15日
参加できなかった3回の金曜日。
そのうちの一回、
6月10日は、
3年ぶりに復活した出張で、
富山に行ってました。
以前、富山に行ったのは十数年前になるでしょうか、
楽員の皆さんと青春18きっぷを使って行きましたな。
体調不良で一足先に帰ることになった私は、
富山からサンダーバードで京都まで帰ったのですが。。。
今では京都から富山まで直通するサンダーバードはなく、
必ず金沢で北陸新幹線に乗り換えないといけません。
(在来線は第3セクターになっているのかな?)
≪北陸新幹線 はくたか≫
午後2時からの会議に備えて、
駅ビルの中の回線寿司店「氷見きときと寿司」でお昼。
「きときと」っていうのは「新鮮な」という意味だったと思います。
楽員の皆さんと来た時も入りましたな(ただし別店舗でしたが)
会議が行われる県民会館に1時間以上早く着いたので、
その南側にある富山城址の公園を散歩してみようとしたら、
松川遊覧船というのを見つけました。
次の便は1時発で、
所用時間は約30分とのこと。
こりゃ、乗らない手はありませんな。
他に乗客はなく貸切状態。
旅したら(出張なんですが)
その地のタクシーに一度は乗ることにしています。
現地をよく知るドライバーさんの「生の声」で、
お勧めスポットなんかを聞き出すためです。
今回はタクシーには乗りませんでしたが、
遊覧船の船頭さんのお話が「生の声」となりました。
かつて氾濫を繰り返した神通川を付け替えた話はとても興味深く、
きっとタモリさんが喜びそうな話やなと思っていたら、
やっぱり『ブラタモリ』で採り上げたそうです。
観てなかったなぁ~
ふと川べりの茶店を見上げると、
見たことのある人が手を振っています。
同じ会議に出るために東京からやってきた系列会社のTさんでした。
会議の前から遊んでいるところを見つかってしまいました。。。
夕方に会議が終わったところで、
市役所に向かいました。
市役所のてっぺんに展望塔があって、
夜になっても登ることができるんだと、
先程の船頭さんから教わっていたのです。
まずは市役所の最上階である8階までいけばいいのだと思ってエレベーターに乗り込んだところ、
警備員さんが何やら怪訝そうな顔で見ています。
8階で降りてみたところ、
展望塔に行くエレベーターがありません。
そして今乗ってきたエレベーターが「休止」してしまっています。
あろうことか階段ホールへの入口もシャットアウトされています。
つまり、私は市役所の8階に閉じ込められてしまったのです。
背筋を冷たいものが走りましたが、
すぐに残業中の職員の方が気付いてくれました。
そして今から帰るところだという方が、
時間外でも動いているエレベーターまで案内してくださいました。
助かった!
改めて展望塔直通のエレベーター(なんと最初に乗ったエレベーターのすぐ近くだった)を教えてもらい、
展望塔に登りました。
高所恐怖症の私にとっては足のすくむような造りの展望室ですが、
ここも貸切。
暮れなずむ富山の街を一望することができました。
残念ながら立山連峰には雲がかかっていましたが。
以上、出張報告を終わります。
八丈島2022年6月14日
5月22日の日曜練習から、
6月12日の日曜練習までの間に、
金曜日が3回ありました。
このうち2回は予め欠席する旨を楽団役員の方々にお伝えしていました。
が、残り1回は突発的に仕事が終わらない状態に追い込まれて急きょ欠席しました。
結果、このところ日曜練習にしか参加できない状況が続いています。
忙しさにかまけて、
ひとりごとの筆も滞っておりました。
さて、予定していた欠席2回のうち1回は、
娘が暮らしている八丈島に旅しました。
娘が八丈島に職を得てから2年。
一度訪ねてみたいと思いながら、
コロナに邪魔されて思うようにスケジュールを立てることができません。
そうでなくても簡単に行き来できる距離ではなく、
どうしたものかと思案する日々でした。
未だ感染者数は多いですが、
規制は少しずつ緩和されてきた感があります。
今なら東京を通る旅をしても職場からアレコレ言われる心配は減ってきました。
ゴールデンウイークを外して、
梅雨入り前の時期を狙い、
日曜練習に引っかからないようにして …
ということで5月末の八丈島行きを決断しました。
京都から品川まで新幹線で2時間ちょっと。
品川から羽田空港まで京浜急行のノンストップ便で15分くらい。
羽田空港から八丈島空港まで1時間。
私の嫌いな保安検査やら空港での待ち時間を合わせても、
ドアトゥドアで5時間ちょいといったところでしょうか。
思い切って行動すればなんとかなりますな。
小さい頃は好き嫌いの多い私でしたが、
長じるにしたがって何でも食べられるようになってきました(お酒の力が大きい)
滋賀の五個荘で鮒ずしを食べたときも、
マレーシアでドリアンを食べたときも、
よく言われる臭さを感じることもなく、
美味しくいただくことができました。
おそらく現地で新鮮なのを食すというのが大事なんだと思います。
ところが、どうしても「くさや」だけは食べたくないのです。
というのは、かつて大阪で食べた「くさや」の印象があまりにも悪かったから。
でも、本場・八丈島でなら食べることができるようになるかも知れない。
という訳でリベンジ(リトライの方が合ってますかな)してみたところ、
やっぱ、臭い。
でも、我慢ならない程じゃない。
それに焼酎とよく合う。
ってな訳で「くさや」克服に成功しました。
温泉、牧場、岬、溶岩流の跡、滝、ホタル狩り、植物園、蕎麦屋、居酒屋、焼き肉屋 …
実にいろんなところに連れて行ってもらいましたが、
どこに行っても娘の友だちがいてるんですな。
親としてはとても安心しました。
何より、のんびりしていい島です。
心が疲れた方は一度訪ねてみては。
<八丈小島に沈む夕陽(右手は八丈富士)>
6月12日(日)は、
西文化会館ウエスティの創造活動室をお借りしての合奏でした。
集合メンバーは、
フルート × 3(ピッコロ持替あり)
E♭クラリネット × 1(パーカッション持替あり)
B♭クラリネット × 5(パーカッション持替あり)
アルト・サックス × 1(ソプラノ・サックス持替あり)
テナー・サックス × 1
トランペット × 4(フリューゲルホルン、エレキベース、パーカッション持替あり)
ホルン × 2(パーカッション持替あり)
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 4(パーカッション持替あり)
テューバ × 3
そして私の計27人でした。
いよいよ本番まで一か月を切りましたが、
おしりに火がついて焦るという感じではなく、
普段通りの確認作業を着々と行うことができたと思います。
この調子で積み上げていきたいものだと思います。