2022年07月

8分音符基準2022年7月30日

7月29日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 3
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 2
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
テナー・サックス × 2
トランペット × 1
ホルン × 1
トロンボーン × 1
ユーフォニアム × 1
テューバ × 2

そして私の計18人で合奏しました。

今回のお題もジャンニーニ作曲『交響曲第3番』の第2楽章と第3楽章。
第3楽章をメインに据えようと考えていたので、
第2楽章はサラッと。

そして第3楽章。
6/8拍子と3/4拍子が入り交じる楽曲。
A地点は6/8拍子、
B地点は3/4拍子という具合ならいいのですが、
A地点で、6/8拍子で弾く楽器もあれば3/4拍子で弾く楽器もある、
B地点で、6/8拍子で弾く楽器もあれば3/4拍子で弾く楽器もある、
という入り交じり方。
(さらには6/8拍子で2小節なんだけど、
2/4拍子で3小節と考えたほうがやりやすそうな箇所も。。。)

と書くと難しそうですが、
6/8拍子でも3/4拍子でも、
8分音符が1小節に6つ収まることには変わりありませんので、
8分音符基準でゆっくり(88)合わせ、
2回目は少しテンポを上げて(120)みました。

ゆっくりやることで、
拍の勘定が大変になったり、
リズムがむしろ難しくなったりと、
ただでさえ気温が高いのに、
脳内がオーバーヒートしそうになったことだろうと思います。

が、それが狙い。
何となく取り組むのでは楽曲の構成を掴まえきれない場合もありますが、
細かく分析すれば「合わせどころ」が分かりやすくなります。
8分音符が6つ並ぶところに4連符を放り込むには、
どう考えればいいのか?
何となくやっていると、
テンポが変わった時に対処できなくなります。
が、ゆっくり分解して練習してみると理屈が分かってきて、
テンポが変わってもどうってことなくなる筈です。

来週は総会、
再来週はお盆休みで合奏がありませんので、
今回は特に頑張っていただきました。

テアトル梅田閉館2022年7月28日

9月末をもってテアトル梅田が閉館するという、
大変残念なニュースが飛び込んできました。
約30年の歴史に幕を下ろすそうです。

勤務先の隣、
梅田ロフトの地下にあるので、
ちょくちょくお世話になってきました。
と言っても通ったのは2006年以降。
『幸福のスイッチ』『旅の贈りもの 0:00発』の2本を、
続けざまに観たのが最初です。

『幸福のスイッチ』の舞台は、
確か和歌山県の紀伊田辺だったと思います。
頑固おやじと次女がぶつかりまくる中で、
家族って何ぞやを考えさせられるイイ映画でした。
町の電器屋さんを営む父親が沢田研二さん、
しっかり者の長女が本上まなみさん、
何かと反抗的な次女が上野樹里さん、
三女が中村静香さん(中学生だったか高校生だったか)という配役でした。

『旅の贈りもの 0:00発』は、
大阪駅を深夜0時に出発する謎の列車に乗り込んだ櫻井淳子さんが主演。
何となくSFっぽい書き方になってしまいましたが、
そうじゃなくて、
旅の中で人生に大切なものを再発見する、
そんな内容だったと思います。

いずれにしても、
ハリウッドの超大作でもなく、
宣伝にお金をかけまくった大資本の映画でもなく、
あまり知られていないのだけどイイ映画がかかる、
そんなミニ・シアターでした。

少年時代以来の映画熱に浮かされるようになり始めたのがちょうどこの頃なので、
私を目覚めさせてくれた映画館の一つだったと言えます。

京都こども文化会館がなくなったり、
テアトル梅田がなくなったり、
馴染み筆頭だった「ふくろ」さんがなくなったり、
寂しい限り。

アサガオ開花2022年7月28日

今年は久しぶりに緑のカーテンを作ろうと思い、
ゴールデンウイーク明けにアサガオの種を蒔きました。
そして昨日ようやく一輪目が開花しました。

種苗屋さんで買ってきた種の袋には、
ゴールデンウイーク明けくらいに種蒔きするのがよいと書いてあったので真面目に守ったのですが、
思えば小学生のとき、
4月には種蒔きしてたと思うのですな。
そしたらもっと早く咲いてくれるでしょう。

来年はもう少し早く種蒔きしよう。
(と、毎度思うのですが。。。)

後祭・山鉾巡行前日2022年7月23日

コロナ禍であるかどうかに関係なく、
私は人混みが苦手です。
特に祇園祭の人混みはつらい。
学生時代、
普段なら5分で歩けるところが、
宵山の長刀鉾前を抜けるのに2時間かかったことがあります。

だからといって祇園祭が嫌いな訳ではありません。
混まない時間帯を狙って行くだけのこと。

そんな訳で今朝早く、
鷹山を見に行ってきました。

保存会のコンチキチンを聴きに行ったこと、
ちょっとだけ鉦を叩かせてもらったこともあり、
鷹山の巡行はとても楽しみ。
いや、
そこに立っているだけで感慨深いです。

大雨2022年7月23日

7月22日(金)は、

フルート × 2
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 2
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
コルネット × 1
トランペット × 1
ホルン × 2
トロンボーン × 1
ユーフォニアム × 1

そして私の計15人で合奏しました。

このところ不安的なお天気が続きます。
1時間の降水量が88ミリという、
京都で記録的短時間大雨情報が出た日、
たまたま外出もせず、
じっと家に閉じこもってテレワークしていましたが、
恐ろしかった。。。

小降りになったタイミングを狙ってお昼を食べに出ました。
向かった先は高倉夷川のカレー屋さん。
といっても夜は本格割烹のお店で、
カレーが好き過ぎる大将がお昼はカレー専門店として営業してはります。

普段なら歩いて行くところですが、
たった一駅ですが地下鉄に乗りました。
丸太町駅で降りて南端の出入口から地上に出ましたが、
まあ、どうということもありませんでした。

が、帰宅後にニュースを見ると、
烏丸丸太町一帯は水に浸かってしまっていたのですな。
ほんの数百メートルでこんなに違うのかとビックリしました。

もしも徒歩で向かったら、
お店に辿り着けない状況でした。

ところで、
6月の梅雨明けは間違いだったという発表は未だないと思いますが、
きっと訂正されるのでしょうな。

鷹山2022年7月19日

3年ぶりの前祭・山鉾巡行が行われた翌日、
7月18日。
特にあてもなくぶらぶらしていたのですが、
「そや、鷹山見に行こ」と思い立ちました。

鷹山は、後祭・山鉾巡行に参加する山の一つ。
約200年ぶりに復活します。

今から5~6年くらい前だったと思いますが、
復活を目指す鷹山保存会によるコンチキチン披露が、
三条衣棚上ルの「ちおん舎」で開催されました。
ちょっとご縁があり、
私も聴きに行かせていただきました。

間近で、
しかも閉鎖空間で聴くコンチキチンは圧倒的迫力。
にもかかわらず、
眠くなってくるのですな。
実際、
鉦を叩いている子どもが舟を漕ぐ様子がおかしくて。

私も鉦を叩く経験をさせてもらったのですが、
あれは貴重な体験でしたな。

ちゃんと調べもせず、
だいたい三条衣棚を目指していけば鷹山に辿り着くんやろなと思っていたら、
当っていました。
三条衣棚西入ルで山を建てているところでした。

7月24日の後祭・山鉾巡行が楽しみです。

重み2022年7月17日

管楽器奏者の皆さんは、
おそらく、
楽器にある程度の「重み」を求められるのではないかと思います。

「重み」と言いましても、
物理的な楽器の重量ではなくて、
吹き込む際の「重み」のことです。
「抵抗感」と言った方がいいかも知れません。

楽器に息がすんなり入りすぎても、
全く入らないようでもしっくりこない。
ちょいと抵抗があるくらいの方が吹きやすいのでは?
ただし、
どれくらいの抵抗が欲しいかは、
人によっていろいろだと思います。

電子ピアノの鍵盤の「重み」も、
モノによって様々だとF.K.さんも言っておられました。
拙宅の電子ピアノはどれくらいの感じなのでしょう?
比較対象を殆ど知らないのですが、
やはりスタジオにピアノは本物のアップライトだけあって、
しっかりした重みがあっていいなあと感じます。

指揮棒は持っているか持っていないか分からないくらい軽いのが好みです。
長さも、あまり長くない方がその分軽いと思うので、
短めが好きです。

アルキニストにとっては靴の重みも重要。
約25年間、
同じメーカーの、
同じウオーキングシューズを買い替え買い替えして履き続けています。
とてもフィットするのです。
が、最近、
トレッキングシューズがマイブームになりつつあります。
少し重めであるのがいいのです。
「歩きごたえ」と言ったらいいのかな、
歩いて程よく疲れるのがイイのですな。

ヒンヤリ2022年7月16日

京都御苑の今出川御門をくぐると、
「おやっ、もしかして雨が降るんか?」と思うことがあります。
途端に気温が下がったように感じられるからですが、
実際には雨は降りません。

37度とか38度に上がっていた頃、
その傾向は顕著でした。
気温の下がり方は2度や3度どころではなかったかと思います。

京都御苑があってくれて、
ホントに助かります。

難易度2022年7月15日

7月15日(金)は、

フルート × 3
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 3
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
コルネット × 1
トランペット × 2
ホルン × 1
トロンボーン × 1
ユーフォニアム × 1
テューバ × 1

そして私の計17人で合奏しました。

先週の金曜日はテレワークだったので、
練習に参加することができました。
もしも出社していたら、
とても京都に帰ってくることはできなかったでしょう。
出社組の話によると、
日付が替わっても2時や3時まで働いていたそうです。

今週の金曜日は珍しく出社。
スタジオには退勤の足で向かいました。

先週に引き続きジャンニーニ作曲『交響曲第3番』の第3楽章を練習。
さらに第2楽章も少しだけさらってみました。

昨年もこの稿で書きましたが、
練習曲としては少しハードルが高い楽曲かも知れません。
が、せっかくせせらぎコンサートで「ロミジュリ」などの難しい楽曲をやったところです。
ある程度の難易度の楽曲にトライすることで、
培ったものを維持する、
あるいはさらに高めてほしいという願いがあります。

パートの遣り繰り2022年7月11日

現在のせせらぎには、
パーカッション専門のメンバーはいません。
ですので、
昨年のせせらぎコンサートは、
パーカッションなしで開催しました。

今回のせせらぎコンサートも、
私としてはパーカッションなしのままでもOKだと考えていました。

そんな中、
ユーフォニアムのF.K.さん自らドラムスにチャレンジしたいという声が挙がったのか、
実行委員からの呼びかけにF.K.さんが応じてくれたのか、
済みませんが記憶があやふやなんですが、
いずれにせよF.K.さんがドラムスをプレイしてくれることになったのです。
もちろんユーフォニアムをプレイしてくれる楽曲もありつつ。

ユーフォニアムの御大M.M.さんも交えて、
F.K.さんにユーフォニアムをプレイしてもらう楽曲、
ドラムスをプレイしてもらう楽曲を選別するミニ会議も開きました。

こうして態勢を構築したのですが、
F.K.さんから、
ドラムス以外のパーカッションも増やしてみたいという申し出があり、
無理のない範囲で増やしてくれていいよと応じました。

そしたら、
全く別の奏者の方々から、
「ここでは自分の楽器は手隙なので、このパーカッション手伝いたい」とか、
何の申し出もなく自主的に効果的なパーカッションをプレイしてくれる人が続発。

自主的な遣り繰りはパーカッションにとどまらず、
「この音が欠けているみたいやから自分とこで引き受けるわな」
などという申し出も沢山ありました。

コロナ禍もあって戻ってこれない奏者の音の穴を埋めるべく、
私が指示するだけでなく、
みんなでカバーしあいながら音作り進めた結果が、
第34回せせらぎコンサートです。

きっと、
いつもにも増して元気な音だった、
自由な音だったんとちゃうかと思うのです。