2025年06月

楽譜を書く2025年6月5日

私が吹奏楽部に入った約50年前は、
楽譜は手書きで写すのが当たり前でした。
それしか方法がなかったから、
別に面倒くさいとも思いませんでした。

随分と沢山の楽曲の楽譜、
と言ってもホルンのパート譜ですが、
書いて書いて書きまくったものです。

高校時代になると、
ホルンの4つのパートを2段譜にまとめて書くようになりました。
自分の弾くパートだけでなく、
ホルン全体としてどんな音になるのか理解したかったので。

思えば、
こうして指揮者としての素地が形作られたのではないかと。
今でも楽譜を書いて勉強することは続いていますので。

前がかりになり過ぎると危険2025年6月4日

サッカーを観戦していると、
リードされているチームがどんどん前がかりになって攻めていたら、
後ろを取られてさらに失点する、
っていうのをたまに目撃します。

私がよくやる前がかりによるミスは、
家を早く出ようと焦ってやらかす忘れ物。
腕時計とティッシュペーパーがその最たるもの。
忘れな盆に置いているにもかかわらず、
その忘れな盆を振り返ることすら忘れます。

さきほど、
酒屋さんに出掛けようとして、
「そや、昼休みを取らはるのやった」
と珍しく気付きました。

リバイバル2025年6月3日

中山美穂さんが昨年お亡くなりになったことを受け、
少し前に『Love Letter』のリバイバルを観ました。

岩井俊二監督の初期作品ながら、
名作と呼び声高い本作を、
私は未だ観たことがなく、
このリバイバルが初見。

なるほど、名作でした。
何とも形容しがたい不思議な感情が渦巻きました。

先日は『蝶の眠り』のリバイバルを観ました。

音楽が素晴らしい。
きっとこういうのを「物語に寄り添っている」というのだと思います。

木管楽器の美しさは、
ドビュッシーやラヴェルを凌駕するように感じられました。

エンド・クレジットを観ていると、
新垣隆さんの音楽だと分かりました。
凄いなぁ~と唸りました。