イツァーク・パールマン2012年8月28日
先日の『情熱大陸』で、
ヴァイオリニスト木嶋真優さんを採り上げていました。
私、これまで全く存じ上げませんでしたが、
ヨーロッパで活躍されているのですね。
自らの不明を恥じます。
よし、久しぶりにヴァイオリンのCDをかけてみようと思い立ち、
ラックからイツァーク・パールマンのソロアルバムを引っ張り出しました。
『ツィゴイネルワイゼン』が響きだし、
思わず「神様っ!」と叫びそうになりながら…
(⇒吉本新喜劇参照)
初めてパールマンのヴァイオリン演奏を生で聴いたのは、
京都会館で、確か中学生のとき。
京都市交響楽団にソリストとして招かれ、
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を弾いておられたように思います。
(チャイコフスキーだったような気も…)
それはそれは度肝を抜かれる演奏だったのを良く覚えています。
ヴァイオリン一本で管弦楽と互角に渡り合う音量だったからです。
それまで、ヴァイオリンというと音が小さい、
とまで言わなくても大きくはない、という印象を持っていたのですが、
根底から覆りました。
大きいければ何でもいいとは申しませんが、
当然ながら表現の幅が広がる訳で、
腹の底から凄いなぁ~と思ったのでした。