サヌカイト2012年8月26日

CDラックの中に、まだ聴いていないのはないかな…と思いつつ眺めていたら、
なんとまだカバーを開けていないCDが眠っていました。
『歓・響サヌカイト』というCDです。

「ホント、俺ってCDの管理、できてないなぁ」と情けなくなりながら、
早速カバーを開けて、聴いてみることにしました。

な、なんと、美しい!
癒しの音色ではありませんか!

皆さんは、サヌカイトをご存知でしょうか?
1350万年前、瀬戸内地方の火山活動で噴出した火山岩だそうです。
(産出される四国讃岐の地名からサヌカイトと命名されたそうです)
叩くと澄んだ金属音を発する石として古くから親しまれていたようですが、
いろんな大きさの石を並べ、調整し、
音律を整えたものが楽器・サヌカイトなのです。

演奏なさっているのは、
打楽器奏者の藤井むつ子さんと、
娘さんである藤井はるかさん、藤井里佳さんの3人。
音が美しいだけでなく、
息がピタッと合った素晴らしい演奏です。

このCD、佼成出版社から発売されているものの見本盤でして、
おそらく、かつてラジオのディレクターをしていた頃、
今から15年くらい前に仕事でお世話になったM氏から頂いたものです。
長らく放ったらかしにしていて、
申し訳ない限りです…