「みどりの窓口」に1時間粘る2012年11月15日

はてさて、
皆さんは旅の計画を練るのを、
人に任せる派(旅行会社も含めて)でしょうか?
自分で練らないと気が済まない派でしょうか?

私は自分で練る派です。

社員旅行の幹事を任されて約10年。
毎回毎回、自分の行きたい旅に周囲を巻き込んでいます。

今回は九州。
ようやく念願の九州新幹線全線制覇です。
往きは途中下車を繰り返しますが、
帰りは鹿児島中央から新大阪まで、
ノンストップで帰ってくる予定です。

これまでは、
旅程はもちろん自分で作るのですが、
切符購入は旅行会社に頼んでいました。
予約だけして発券は後ほどにできるからです。
(急遽キャンセルが出ても、発券までは柔軟に対応可能)

しかし、
今回は急なキャンセルはまずないだろうと見込み、
自分で「みどりの窓口」に行って切符を買うことにしたのです。

京都駅の「みどりの窓口」でお世話になったKさん、
運賃がなんとか安くならないかと、
あの手この手で試してくれます。
「あっ、この人、俺の旅行計画に乗っかって、楽しんでるゾ」
そんな感じが伝わってきます。

特急「はやとの風」の指定席でも、
「ここの座席、料金は通常の指定席料金と同じですけど、
なかなか取れないお薦めの席なんですよ。
僕、まだ一度も押さえることができてないんですけど
(もちろん「みどりの窓口」の職員として、
お客さんの席を押さえることができたことがない、という意味)、
やってみましょうか?」
「はい、頼みます!」
って、私も頼むんですけど、
明らかにKさんが楽しんでいるの、まる分かりです!

そして、「はやとの風」のお薦めシートが確保できました。

複雑なルートではありますが、
往復割引を駆使して乗車券の確保もできたのは、
窓口に立ってから1時間後のことでした。

途中、何度も交代要員が様子を見に来ていたので、
休憩時間に食い込んでいたと思います。
それでも最後までお付き合いくださったKさん、
本当にありがとうございました。
何だか、お互いに窓口から立ち去り難い雰囲気でしたネ。
ともに戦った戦友のような感じになりましたネ。

あなたって、本当に鉄道が好きな人なのですね。
感動しました。
(一応断っておきますが、Kさんは男性です)