全体像2010年2月23日

クリント・イーストウッド監督の最新作『インビクタス』を観ました。
魂を貫く直球勝負に圧倒されます。
3Dの『アバター』のキャッチコピーに、
“観るのではなく、そこに居る”という意味のものがあったと思います。
『インビクタス』は2Dですが、
まさにスタジアムに居ると錯覚する程の臨場感がありました。
このあと何回か劇場に足を運んでみようと思ったのは、
『おくりびと』以来、久しぶりのことです。

アパルトヘイト政策やネルソン・マンデラさんのことをちょこっと勉強してから観ると、
さらに感慨が深まることでしょう。

さて、合奏は少しずつ“作り込み”に入って来た感があります。
2/19(金)、『ぐるりよざ』の第1楽章をほぼ通してみました。
以前にもほぼ通したことはありましたが、
テンポ変化に乏しく、譜面を見た、くらいのレベルだったと思います。
今回はテンポの速い箇所を抜き出してのトレーニングを先にしてから、
全体を通してみるという過程を踏みました。
ようやく全体像を掴みかけたかな、と思いました。
(CDを聴いたら全体像くらい分かるやないか、という意見もあるでしょうが、
やっぱり自分たちで演奏してみて捉える「感覚」が大事だと思います)

次は第3楽章を通してみて、その次は全楽章を通してみて、
『ぐるりよざ』の全体像を感じてみたいです。

それが終わったら各曲のテンポの速い箇所をトレーニングしていこうかと。
3月は基礎の積み上げにしましょう。