2025年07月
7月18日(金)は、
ピッコロ、フルート × 3
B♭クラリネット × 5
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
トランペット × 3
ホルン × 4
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 2
テューバ × 2
パーカッション × 2
そして私の計28人で合奏しました。
ここ3日間、
急であったりジワジワであったりしますが、
結構雨が降りました。
蒸し暑いのですが、
気温は少し低めだったと思います。
と言っても、
35℃には届かなかったということですが。。。
相変わらず体調管理も楽器の調子の管理も難しい時期が続きます。
智頭2025年7月17日
ウルトラマンの第2の故郷が地球であるように、
私の第2の故郷は鳥取です。
(なせウルトラマンが引き合いに出されたのか…)
初めて鳥取に行ったのが38歳だったので、
もう22年も通っています。
それでも未だ行っていない町が沢山あります。
その一つが智頭。
スーパーはくとが停まるにもかかわらず、
今まで一度も降りたことがありませんでした。
私が訪れた日はあいにくの雨。
今回は見送って鳥取まで行ってしまおうかとも思いましたが、
土砂降りではないので思い切って降り立ちました。
するとビックリするくらい涼しいのです。
ラッキーでした。
観てみたいとずっと思っていた「石谷家住宅」が、
旧因幡街道沿いの宿場跡にあります。
駅から歩いて10分ほど。
まずはそのデカさにビックリしました。

江戸自体の豪商の邸宅なんですが、
敷地面積は3000坪もあるそうです。
入ってすぐは土間。

高さが14mもあるそうで、
これまたビックリ。
食堂からは庭園を見渡すことができ、
着いて早々、
昼食をいただきながら眺めました。

部屋数40、土蔵7棟のうち、
公開されているのは半分以下ですが、
歩いても歩いてもまだ部屋があるのかと思わせられるくらい、
たっぷり公開してくれている印象。
それを私が独り占めで見学しました。
(帰る頃には外国人観光客が一人、庭園を眺めていましたが)
ご近所のMさん。
同い年ですが、
ずーっと何年も少年野球のコーチを務めてくださっていて、
私は敬意をこめて「Mコーチ」とお呼びしています。
先日、
カンカン照りの正午頃、
近くの寺でバッタリ出会いました。
太陽が真上から降り注ぐこの時間帯に、
散歩に出掛けるとのこと。
(かく言う私も散歩中(ただし帰り道)だったのですが…)
Mコーチが言われました、
野球している身には、
この程度の暑さは平気だと。
いやはや、
恐れ入ります。
異常な暑さが続くので、
テレビの向こうからは
「こまめに水分補給して」
「夜中もエアコンをつけっぱなしにして」等、
熱中症対策を喧伝してきます。
ごもっともだと思いつつ、
本当にそれでいいのか、
自分に合った方法を探さんといかんやろとも思います。
私の場合、
水分を摂りすぎると体がだるくなります。
夜中にエアコンをつけっぱなしにすると、
これまた冷房病で翌日だるい。
特にエアコンには注意しています。
寝る前に30分タイマーをセットします。
窓は閉めたままです。
冷気は部屋の下の方に降りてきているので、
1~2時間は快適です。
窓を開けておくと熱風が入ってきてしまうし、
ときに涼しい風が入ってくることもありますが、
これまた冷房病のもとになりかねません。
暑くなって目が覚めたら再び30分タイマー。
この繰り返しです。
Mコーチのように暑さを跳ね返すほどのパワーはありませんが、
冷え切ったままの室内もまた苦手なので、
うまく調整して酷暑を乗り切りたいものです。
音楽を聴くだけなら気楽でいいですが、
演奏するとなると、
楽器のトレーニングは必須です。
仕事を抱えつつの楽器の練習は、
時間の確保、
練習場所の工夫等、
難しい問題と向き合わねばなりません。
今回、
『私のお気に入り』のソロの難所をクリアすべく、
たった2小節(実質的には1小節)のフレーズを、
何度も何度も繰り返しお稽古している方がおられました。
練習時間がたっぷりある高校生でも、
限られた時間で何とかしなければならない社会人でも、
難所をクリアすべく取り組む方法として、
当該数小節を覚えてしまって、
楽器を組み立てたら兎にも角にもそのフレーズを練習する。
練習の工夫として合奏中に私が伝えた方法の一つですが、
それをひたむきに実践されました。
素晴らしい取り組みだったなと思います。
同じ事ばかり練習したら他のことができなくなる。
そういう心配をされる向きもあろうかと思います。
その心配、
分からなくもないですが、
やっぱり素晴らしい取り組みだと思います。
音楽に、
そして楽器に、
その人の魂が塗り込められると思うからです。
7月11日(金)は、
ピッコロ、フルート × 3
オーボエ × 1
B♭クラリネット × 8
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
テナー・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 4
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 2
テューバ × 1
パーカッション × 3
そして私の計33人で合奏しました。
せせらぎコンサートを終えたばかりですが、
次の本番予定が入っていますので、
その練習をスタートしました。
せせらぎコンサートで演奏したのが3曲と、
新譜が1曲。
経験済みの楽曲もパートの入れ替えがあるなど、
初めての楽譜を目にするプレイヤーさんもおられることと存じます。
そう考えるとフレッシュなスタートだったかと思います。
ところで、
練習中に雨が降りました。
涼しくなる雨か、
湿度を高くするだけの雨か、
果たして…
後者でした。
残念。
2019年6月、
高知に出張しました。
岡山から特急「南風」で向かったのですが、
大雨のため阿波池田で運休になってしまいました。
振替輸送で高知には辿り着きましたが、
翌朝が大変!
『よさこい節』のための鳴子を買いに出掛けたのですが、
かつて経験したことのない蒸し暑さでした。
7月11日の練習後に感じた蒸し暑さは、
あれ以来のものでした。
奏者にとって、
自分の音が聴こえているか、聴こえていないか、は、
重大関心事だと思います。
自分自身、
ホルン吹きだった頃は同じでしたから、
その気持ちはよく分かります。
どんなホールでも、
指揮台の場所が一番いい音が聴こえる場所だと言われます。
ホールほどではないにしても、
各会場の創造活動室でもいい音で聴かせてもらっています。
もちろん毎週金曜日のスタジオでも。
という経験を長年積んでくると、
各奏者のお気持ちが分からなくなってきていて、
「私の音は聴こえているか?」と問われたとき、
なんでそんなに気にするんだろうと思います。
いかんいかん、
ホルン吹き時代の気持ちを思い出して、
「大丈夫、聴こえてます」
と応えることが多いです。
これで終わればいいのですが、
「ホントに?ちゃんと聴こえてる?」
と聞かれると、
音楽づくりの上での難題だなと感じます。
奏者心理としては、
「ハッキリ」しているかどうかが気になるところだと思います。
しかし、私にとっての「ちゃんと聴こえている」は、
「大きな音でハッキリ聴こえている」場合もあれば、
「埋没してしまっているようで、ちゃんと隠し味が効いている」ような聴こえ方の場合も。
何もかもハッキリすればいいというものでもなく、
かと言って奏者としてはハッキリ聴こえさせたい。
永遠のテーマなんやろなと思います。
0.22025年7月10日
演奏会翌朝の体重は、
0.2キロ減でした。
1キロは落ちたやろ、
と思っていたのですが、
意外と小幅。
やはり打ち上げでしっかり食べたから?
三浦しをんさん原作の『舟を編む』。
未だ原作を読んだことはありません。
数年前に映画版をジンワリ観ました。
現在、NHKでドラマ版が放送されていて、
やはりジンワリ観ています。
(昨年、BSで放送されたものの地上波初放送だと聞いています)
映画とドラマとでは視点を変えた作りです。
それでも、
心に響いてくるものは変わらないと思っています。
仕事にきちんと向き合うことの大切さを教えてくれます。
原作を読みたいと思います。
『幻想交響曲』第5楽章“サバトの夜の夢”を演奏するにあたり、
CDを約10枚買い漁りました。
それまでに持っていたのも合わせると15種類くらいの演奏を集めました。
そして聴きまくりました。
と書くと物凄く研究したみたいですが、
スコアを広げながら、
姿勢を正してCDデッキの前に座っていた訳ではありません。
筋トレしながら、
ストレッチしながら、
他の用事をしながら、
なんとな~く聴いたのが実情です。
常々書いていますように、
既存の演奏に縛られたくないのです。
参考にはさせていただきますが、
聴きすぎたがために寄ってしまったというのは避けたいのです。
そしてある時点から、
『幻想交響曲』のCDを聴くのを全くやめました。
買ったCDのうち2枚は封を切ってもいなかったのですが、
聴きませんでした。
それは『幻想交響曲』に限らず、
演奏会の演目の音源を聴かなくしました。
もちろん、
演目以外のCDはしょっちゅう聴いています。
八神純子さんのベストアルバムは未だにヘビロテ中ですし、
真夏の昼寝のBGM(子守歌)言えば、
ジャズ・ベースのアヴィシャイ・コーエンの『SEVEN SEAS』だし。
ようやくせせらぎコンサートが終わったので、
未開封の『幻想交響曲』2枚のうちの一つを開けました。
コンスタンティン・シルヴェストリ指揮、
NHK交響楽団の演奏。
1964年4月2日、
東京文化会館でのライヴで、
モノーラル録音です。
61年前のものですが、
ライヴだけあってグルーヴ感が凄く、
素晴らしい演奏でした。
ただし、
演奏会前に聴かなくてよかったとも思いました。
こんなに力のある演奏には、
間違いなく引っ張られてしまいますから。
軸足2025年7月8日
「足の開き具合は肩幅くらい」
「気を付け」「礼」「直れ」「休め」の、
「休め」のときの足の開き具合。
小学生の頃、
こう習ったように思います。
指揮するときの足の開き具合もやはり肩幅くらい。
昨年はもう少し広げていたと思います。
写真で見て「広げ過ぎじゃん」と思ったので、
今年は少し狭めました。
ちょっとしたことなのですが、
思いっきり振ったとき、
体が前後にふらつくことが増えました。
演奏会当日の朝。
いつものようにタクトの素振りをしていて、
「そや、ちょっとだけ前後にずらしてみよう」
と思い立ちました。
ゲネプロの最初から試してみるつもりでしたが、
『コラール』で忘れ、
『フライ・ハイ』で忘れ、
『ディズニー・メドレー・リターンズ』で思い出しました。
バッティングもピッチングも、
包丁を持つときも、
利き手側の軸足を後ろに引きます。
それに倣って、
左手に棒を持つ私は左足をほんの少し引きました。
ホントにちょっとのことなんですが、
体がブレずに済みました。
おそらく誰も気付いていない、
ちょびっとの工夫です。
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