真剣に『サザエさん』を観る2015年4月13日
今、『サザエさんア・ラ・カルト』という、劇中で使われている音楽を集めたものを稽古しています。
4月12日の日曜合奏でも練習しました。
そして練習の後、テレビにかじりつくようにして『サザエさん』を真剣に観ました。
まず、オープニングの絵が美しいですね。
数か月ごとに変えておられる筈ですが、日本の美しい景色や建物などの絵です。
アニメーターの方の力の入れ具合が違います。
今は北陸新幹線開業にあわせた北陸バージョン。
とってもいいですな。
3つの本編を観ながら、劇中音楽をよ~く聴きました。
軽やかですな。
せせらぎで演奏すると当然吹奏楽になりますが、せせらぎの演奏も十分に軽やかやな、と『サザエさん』を観ながら思いました。
割といい線行ってると思うんです。
こういう曲はふざけてやると全然ダメだったりするんですが、みんな、真面目にやってますもんね。
真面目が一番。
それがまた面白味を出してくれますから。
エンディング、後提供、そして「さぁ~て、来週のサザエさんは?」でお馴染みの予告、という流れの番組フォーマット。
でも、一昔前はエンディング、予告、後提供だったように思います。
確か、東芝さんの一社提供だったときはそうでした。
『サザエさんア・ラ・カルト』はその頃のフォーマットに即した編曲になっているので、今の若い人にはピンと来ないかも知れません。
エンディングで磯野家の面々が旅先の家なのか旅館なのかよく分からないけど、建物に飛び込んでカウベルがカン!と鳴ったら、すぐに「さぁ~て、来週のサザエさんは?」となって、「波平です~」といった感じで予告が始まり、テンポアップされた予告用の音楽が流れる。
この流れ、想像してみてください。
あるいは、Cow bell がカン!と鳴ったら、「さぁ~て、来週のサザエさんは?」っていうコメントを入れたほうが雰囲気出るでしょうか?