パトリス・ルコントのボレロ2012年2月12日

職場のM部長は、鉄道好きなだけでなく、映画好きでもあります。
そのM部長に勧められた映画が『パトリス・ルコントのボレロ』。

パトリス・ルコントというのは、フランスの映画監督です。
『ボレロ』は、言うまでもなくモーリス・ラヴェルの作品。
2つの旋律が延々と繰り返され、
スネア・ドラムがボレロのリズムを延々と刻み続ける、あの曲。

『パトリス・ルコントのボレロ』とは、
この『ボレロ』の演奏の様子を、
スネア・ドラム奏者だけにスポットを当てたショート・ムービーなのです。
約8分、ということで、曲はある程度割愛されています。
『パリ空港の人々』という映画の併映作品だったそうです。

このスネア・ドラム奏者、
カメラ目線になったり、
旋律に合わせて恍惚とした表情をみせたり、
座るポジションを直すためか、腰を浮かせてみたり、
飽きてきたのか余所見をしてみたり。
真面目にやってるのかふざけているのか、
とにかく面白くってしようがない。

指揮者もオーケストラも本物ですが、
実はこのスネア・ドラム奏者、ジャック・ヴィルレという喜劇俳優なんだそうです。

You Tubeで簡単に観ることができます。
何はともあれ、まずはご覧あれ。