相棒2012年2月10日

約25年着込んだ革ジャン。
近年、痛みが目立ち、
毎年、春になると「洋服の病院」のお世話になる。
ファスナーを付け替えてもらったり、
破けて穴の開いたポケットを修繕してもらったり。
いつも丁寧な仕事をしていただき、
感謝感激雨あられ、である。

スコアを持ち運ぶのにちょうどいいサイズのアタッシェケース。
ショルダーバッグにもなる優れものだが、
肩紐のフックが壊れてしまったときも、
きっちりと修理してくださった。

今、「入院」しているのは、
約15年使い込んだ仕事鞄だ。
手提げにもなり、
ショルダーバッグにもなり、
リュックスタイルにもなる、
これまた優れものである。
ここ数年はもっぱらリュックスタイルで使ってきた。
スコアを入れるにもタクトを入れるにも便利なのだ。
読みかけの小説や映画のパンフレットも入っている。
なので、仕事、兼、音楽、兼、遊び。
相棒といっていいくらい、いつもそばにいてくれる奴なのだ。

さすがに15年の歳月は長かった。
あちこちに綻びが出てきていたのだが、
遂にファスナーが壊れてしまった。
早く治ってきてほしい、
そしてまた一緒に歩き回ろう。
今、相棒が恋しくて仕方ない。