観劇に出掛ける2012年4月24日

4/21(土)、前日の雨もすっかりあがりました。
やや蒸し暑い中、神戸に向かいます。
半年に一回、恒例の観劇です。
職場の元後輩が劇団俳優をしており、
酒蔵公演をいつも楽しみに観に行くのです。

四条河原町から阪急電車で大阪・梅田へ。
阪急百貨店の工事のため、
行くたびに通路が変わってややこしい梅田。
大勢の人に酔っ払いながら阪神電車の梅田駅へ。
三宮まであと数駅といったところ、石屋川で下車。

国道43号線を越えて海のほうに向かったところに
目的地の酒蔵はあります。
いつもしっとり落ち着いた、いい雰囲気の酒蔵です。

そこで観せていただいたお芝居、
今回は死期の迫った舞台演出家が、
最期のミュージカルを演出していく様を描きます。
人の心が「原点回帰」していくのがよく分かります。
「そうなんだよな、辛いこと、いろいろあるけれど、
舞台に立つこと、舞台を作り上げていくこと、
やめられへんねんなぁ~」
と自分自身の心と向き合わさせていただきました。

演出家の娘、プロダクションの社長、ミュージカルの出演者、
そういった多くの人々の心の葛藤も描かれており、
見ごたえのある群像劇になっていました。

今回も充実した時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。

終演後には、これまた恒例の振舞い酒をいただき、
ほろ酔い気分で山手の方へ歩きます。
石屋川に沿って北上、
国道43号線、阪神本線も通り越し、
国道2号線と交差するところには、
とってもレトロな御影公会堂が建っていました。

JR神戸線、山手幹線も通過して、
ようやく阪急神戸線に行き着きます。
酒蔵から20分くらいの上り坂でした。

阪急・御影駅から梅田へ。
梅田・阪急百貨店前の雑踏をやり過ごし、
ゆったり気分で夜勤に向かいました。

※※※

ところで、この酒蔵公演、
いつも楽しい前説も用意されているのですが、
今回はマジシャンの方がゲストでお出ででした。
テレビでは観たことがありますが、
生でマジックを観るの、はじめてです。

一番最初のカードマジック。
子猫のぬいぐるみが飛んできて、
それを掴んだ人がマジックに参加するということなんですが、
なんと私のところに飛んできました。

私が思い浮かべたカードを当てるというんです。
思い浮かべたのは「ダイヤの3」だったんですが、
マジシャンが持っているカードの束のうち、
1枚だけ裏返っているのが「ダイヤの3」だったんです。

いや~、ホントにビックリしました!