鼻歌練習法2012年6月2日
今でも、いわゆるデモ演奏を聴いているせせらぎプレイヤーの皆さん、
もうそろそろ、やめましょうね。
知らず知らずのうちに、マネに陥る危険・大ですぞ。
私の恩師は、
カセット・デンスケ(←懐かしい!)で録った自分たちの演奏を、
本番前にみんなで聴いてイメージ・トレーニングさせてくれたものです。
さすがに、今のせせらぎで、みんな揃って音源を聴く時間はありませんが、
トダ君が録ってくれた私たちの演奏をメンバー限定で聴く方法があるので、
それを聴くのがよいと思います。
カーステで移動中に聴きたいというならCDに焼くという手があるし、
今時は携帯電話に取り込むなんて方法もあるんでしょうか。
私、よく分からないんですが。。。
でも、いつでもどこでも気軽にできるイメージ・トレーニング法があります。
それが「鼻歌」です。
実は、これも恩師の教えなんです(指揮のための練習法なんですが)
フルスコアをコンデンス(要約)して3~5段くらいの五線にまとめる勉強と、
鼻歌を歌って楽曲を思い浮かべること。
もちろんタクトの練習も必要なんですが、
上記の2つの勉強を常々心掛けるよう教わりました。
私は、これで大概の楽曲を暗譜します。
「鼻歌」を指揮のための練習法と書きましたが、
実はプレイヤーにとっても有効なことが分かりました。
数年前、コッサンとトモちゃんのドラムス演奏が安定しなかった際、
鼻歌が歌えるようにアドヴァイスしました。
すると、みるみる上達したのです。
やはり音楽の流れを把握できているのと、そうでないのとでは大違いなんですな。
私は、昨年まで、歩きながら鼻歌を歌っていました。
が、鼻歌が歩くテンポに引き摺られてしまったり、
逆に、鼻歌に合わせて歩くテンポが速くなったり遅くなったりするので、
歩きながらはやめました。
今はもっぱら通勤の電車の中です。
花粉症対策のマスクが上着のポケットに入れっぱなしなので(←早く取替えんかい!)
そいつを掛けて、もちろん小声で歌います。
先日、私の横に座っていた女子高生(女子大生かも)が音楽を聴いていたんですが、
イヤフォンから相当のボリュームで洩れてくるんです。
注意したろかいな、と思いましたが、
逆にこれはチャンスでもあるな、と思ったんです。
隣の音に影響されないように集中して自分の鼻歌が歌えるかどうか試すことができるし、
それに、いつも小声でやってる鼻歌を、割と大きめにできるからです。
京都から大阪までの間、いつもより集中できました。
そして怪しまれることなく(←と思っているのは自分だけ?)鼻歌練習できました。