ウイッシュ・ウインド・オーケストラを聴く2012年6月10日

藤沢周平さんの時代小説を何冊も買っておきながら、
その殆んどが未だ読めておらず、
いわゆる「積ん読」状態。

同じように、何か気になるなと思って買っておきながら、
未だ聴いていない「積んCD」も沢山。
(そんな呼び方、あるのかどうか知りませんが…)

その中の一枚、
作曲家の高橋徹さんの自作自演盤をようやく聴くことができました。
ベルリオーズの『幻想交響曲』と、ラヴェルの『ダフニスとクロエ第2組曲』。
高橋徹さんが編曲して、
ウイッシュ・ウインド・オーケストラを自ら指揮したCDです。

高橋徹さんとは、
京都会館で一度お会いしたことがあります。
とても柔らかい雰囲気をお持ちの方でした。
この編曲にもそのお人柄が滲み出ているようで、
素晴らしかったです。

そして、ウイッシュ・ウインド・オーケストラ!
何と優しいサウンドをお持ちなのでしょうか!
その存在を知らなかった自身の不明を恥じるのであります。