台風接近2015年7月16日
京都から大阪へ出勤する阪急電車の中で『世界に一つだけの花』のスコアを読んでいました。
ふと車窓に目を向ける度に、雲の様子があまりに違うのに驚きました。
筆ではいたような雲、真っ黒に低く立ち込める雲、あるいは真夏の青空…
台風のときは天気が刻々と変わるものですね。
明日の山鉾巡行はどうなるのでしょうか?
8月の依頼演奏に向けた練習は?
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京都から大阪へ出勤する阪急電車の中で『世界に一つだけの花』のスコアを読んでいました。
ふと車窓に目を向ける度に、雲の様子があまりに違うのに驚きました。
筆ではいたような雲、真っ黒に低く立ち込める雲、あるいは真夏の青空…
台風のときは天気が刻々と変わるものですね。
明日の山鉾巡行はどうなるのでしょうか?
8月の依頼演奏に向けた練習は?
お暑うございます。
汗だくになる真夏は大好きですが、急に35℃クラスの熱波に見舞われたせいか、いささかグロッキー。
頭痛、体のだるさでどうにも起きていられず、昼寝して何とか持ち直した日もあります。
皆さんもどうぞご自愛ください。
ありがたいことに、8月には依頼演奏を受けております。
7月10日(金)の練習は、早速それに向けての練習を行いました。
ピッコロ ×1
フルート ×3
B♭クラリネット ×4
アルト・クラリネット ×1
アルト・サックス ×2
トランペット ×3
ホルン ×4
トロンボーン ×5
ユーフォニアム ×1
テューバ ×1
パーカッション ×3
計28人の陣容。
この日はオーボエで見学に来られたお二人と、クラリネットで見学に来られたお二人をお迎えしました。
※※※
依頼演奏ということで、依頼主からのリクエストを受けております。
そのうちの一曲が、『紅蓮の弓矢』。
『進撃の巨人』のテーマ音楽です。
原作はコミックスですな。
テレビ・アニメにもなり、一種の社会現象を起こしているようですな。
劇場版アニメも公開され、さらには実写版映画もかかるらしいですな。
私、一応、業界に関わっております。
にもかかわらず、『進撃の巨人』のことをほぼ知りません。
これではいかん。
『レリゴー』を演奏するので『アナと雪の女王』を観たように、『進撃の巨人』も研究せんと。
しかし、どうも気が重いんですな。
人類が巨人に喰われるという世界観が。
ガミラスの遊星爆弾の攻撃により地球滅亡まであと1年という世界観以上に重く感じます。
近日中に、必ず勉強します。
というのも、今年は演奏会を終えても、あまり疲れを感じていないので。
6月をうまく過ごすことができたのが良かったのでしょう。
例年だと演奏会後はぐったりしているのですが、今年はホントに元気。
『進撃の巨人』の研究に至らなかったのは、あまりにも『64』の余韻が強烈だったから。
今日、原 恵一監督の『百日紅(さるすべり)』を観ることもできたので、『64』縛りからも脱却できたように思います。
次は高い壁に囲まれた世界で怯えながら暮らす人類の心境を探ってみましょう(⇒おいおい、ホンマに知らんのかい?)
横山秀夫さんの『64(ロクヨン)』。
読み始めたのは先週の真ん中くらいでしたが、実質、演奏会前日の土曜日と、演奏会翌日の月曜日の二日間で読み上げた感じでした。
読み始めたら止まらない面白さでした。
というより、読むのを途中でやめたら話の筋についていけなくなる、そんな恐怖感にあおられて読み続けた気がします。
横山秀夫さんの「D県警」もの。
最初は原作を読んだのではなく、上川隆也さんが主役の二渡警視を演じた『陰の季節』という TBS の2時間ドラマを観たのでした。
警察ドラマというと、刑事が事件を解決する過程を描くものと思いがちですが、『陰の季節』は警察内の人事異動を巡る話が中心で、その周りに事件が絡むという構図だったと思います。
人事権者が二渡警視。
あまりにも新鮮で、小説も読むことにしたのでした。
それから「D県警」を沢山読みました。
二渡警視がチラッと顔を出すものもあれば、全く登場しない作品もあったと思います。
『64』も「D県警」を舞台とした物語ですが、二渡警視は、主人公の三上警視と対立するかのように暗躍するのでした。
さて、その『64』ですが、昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件(もちろんフィクション)を軸に展開、かと思いきや、横山秀夫さんの作品らしく、事件そのものは間もなく時効を迎える案件で、警察内部の抗争が話の中心。
犯人割り出しに向けての急展開があるのは最後の最後。
やはり「64」の解決が軸だったのです。
横山秀夫さんの構成力にはホントに舌を巻きます。
巨大なシンフォニーを書き上げた偉大な作曲家の構成力に圧倒されるかのように。
第28回せせらぎコンサート、大きな事故もなく本番を終えることができました。
聴きに来てくださった皆さん、会館の皆さん、演奏者の皆さん、ご協力いただきました多くの皆さん、本当にありがとうございました。
※※※
少し内幕のお話を致しますと…
どの楽曲も大変難しゅうございました。
『ペルセウス』も『レ・ミゼラブル』も大曲でした。
『英雄の証』はリズムの噛み合わせに苦労しました。
『ビター・スウィート・ボンバ』のノリを掴むのに時間がかかりました。
が、何よりも大変だったのは、私にとっては『サザエさんア・ラ・カルト』でした。
たんなるメドレーではなく、同じテンポで様々な劇中音楽が展開していくこの曲に入り込んでいくのが、気持ちの上で難しいのです。
スコアに書いてあるテンポ設定のままでいいのか、少し遅めがいいか、少し速めがいいか、大いに悩みました。
そして、快活さを失わないよう、少し速めでやろうと思いました。
原曲がゆっくめなところは速すぎる結果になったかもしれません。
が、聴いてて楽しかったなと思ってもらえれば、それが一番だと思います。
いかがだったでしょうか。
※※※
さて本日、私はお休みを頂戴しております。
勤務デスクの職権を濫用してしまいました。
スコアのお片付けをしたら、横山秀夫さんの『64(ロクヨン)』を読破します。
実は演奏会前日の土曜日も、すっかりこの本にはまり込んでいたのでした。。。
映画を観に行きたい欲求を抑え、明日の準備に勤しんでおります。
まずは荷造りを終えました。
例年、あれもこれもと持ち込むのですが、結局かばんから出すことさえないものが多い。
今年は大分減らしました。
それから指揮の基本練習をしました。
メトロノームを 48 に設定し、タクトを持って基本動作の確認。
楽器の練習と違い、指揮の練習は傍から見れば間抜けもいいとこでしょうな。
次に全曲シャドー・コンダクティングしました。
というとカッコよさげに聞こえますが、要するにタクトを振っての鼻歌トレーニングです。
第1部を終えたところで昼食。
この時、休日の昼ビールの欲求に勝てず…
第2部の練習は頭の中がやや痺れた状態。
本番中に眠たくなるなんてあってはならないことですが、現実問題、眠くなることがあるのです。
特に第1部を終え、休憩を挟んだ第2部は危険水域。
その予行演習になりました(?)
このあとはストレッチで体を十分にほぐし、明日に備えたいと思います。
7月5日(日)午後2時、京都こども文化会館でお会いしましょう。
できましたらば、午後1時30分からのオープニング・パフォーマンスに間に合うようにお越しいただければと思います。
今回のオープニング・パフォーマンスはちょいと面白いです。
7月3日(金)の練習は、
ピッコロ ×1
フルート ×4
B♭クラリネット ×4
バス・クラリネット ×1
ソプラノ・サックス ×1
アルト・サックス ×2
バリトン・サックス ×1
トランペット ×7
ホルン ×6
トロンボーン ×5
ユーフォニアム ×1
テューバ ×2
ストリング・ベース ×1
パーカッション ×6(エキストラ含む)
そして指揮者である私の計43人で合奏を行いました。
本番メンバーからは6人ほど少ない状態ですが、平日の練習では全員参加はなかなか難しいところです。
※※※
本番当日の午前中は、ゲネプロという名の通し稽古を行います。
語源は知りませんが、とにかく通します。
舞台セッティングの都合もあり、第2部のゲネプロを優先し、その後で第1部のゲネプロを行うのが通例です。
第2部は照明合わせなどもあり、トラブルが発生すると長引くこともあります。
そのせいで第1部のゲネプロはできず、第1部に関しては当日リハーサルなしのぶっつけ本番という可能性もあります。
という訳で、本番2日前の金曜練習は第1部の曲目を通すのが必須となります。
スタジオ借用時間ギリギリまでの合奏となりました。
細部の詰めがやりきれたかと言えば、?
あとはプレイヤーの皆さんお一人お一人の仕上げにかかっています。
私も土曜日はイメージ・トレーニングに勤しもうと思います。
週末は本当によく降りましたが、昨日は梅雨の晴れ間。
夏至を過ぎたばかりだから日差しはきついのですが、日陰に入るとひんやりするくらい。
あまりに気持ちいいので、鴨川沿いの散歩を思いつきました。
京都を囲む山々も、鴨川も、土手の緑も日の光を浴びて美しく輝いていました。
普段何気なく目にする光景ですが、京都観光に来た人の気分で楽しみました。
『海街 diary 』を観ました。
是枝裕和監督の最新作ということで、とても楽しみにしていました。
TOHO シネマズ二条の中で一番大きなスクリーンでかかっていましたが、雨がシトシト降る日だったせいか、いい感じに空いていました。
鎌倉で暮らす三姉妹のもとに異母妹が引っ越してきて、本当の四姉妹になっていく一年間を描いた作品。
ということは映画の予告篇で認識できていたのですが、彼女たちを取り巻く人たちの関係性を把握するのに時間がかかり、映画の前半はいささか頭の中が混乱していました。
今はスッキリ整理できたので、落ち着いてもう一度観たいと思える作品です。
鎌倉でまず思い浮かぶのは、『男はつらいよ』の、いしだあゆみさんがマドンナの回です。
京都で寅さんと知り合ったいしだあゆみさんが葛飾柴又の寅さんのもとを訪ねてきて、そして二人がデートするのが鎌倉でした。
あじさいの花が綺麗だったのが印象的で、かつ、切なかったのを覚えています。
そして『ふたつのスピカ』を思い出します。
原作はコミックスですが、私は読んだことがありません。
私の中にある『ふたつのスピカ』は、NHK が制作したアニメーションです。
主人公・あすみの出身地が鎌倉。
東京の高校に進学するため故郷を離れるまでの年月、鎌倉で多くの経験をします。
高校進学後が中心となるストーリーですが、アニメでは何度もあすみの幼少期から中学時代が振り返られ、鎌倉での出来事が彼女の人格形成に大きな影響を与えたことが描かれます。
『海街 diary 』には美しく印象に残るシーンが多々ありますが、まえだまえだの前田旺志郎くんが広瀬すずさんをチャリンコの荷台に乗せて桜のトンネルを疾走する場面の美しさと言ったらなかった!
ジブリ映画の『耳をすませば』を思い起こしました。
音楽の感じも『耳をすませば』の透明感に通じるものがあるなと思いました。
もっとラフマニノフ的な憂愁の美も感じましたが。
『海街 diary 』の音楽担当は菅野よう子さんでした。
『花は咲く』の作曲者です。
短いテーマの中に感情の起伏が幾重にも織り込まれた『海街 diary 』の音楽は、『ニュー・シネマ・パラダイス』の音楽のように、これから長く残っていくのではないかと思いました。
珍しく、サウンドトラックを買って帰りました。
と、いろいろ書いてきましたが、この映画の核にあるのは「鎌倉」という街ではないでしょうか。
私、先祖代々にまつわる事情から、これまで鎌倉を避けてきました。
が、私個人の気持ちからすれば、鎌倉は訪れてみたい場所であり続けているのです。
『海街 diary 』でその気持ちが固まったように思います。