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リバイバル2025年6月3日

中山美穂さんが昨年お亡くなりになったことを受け、
少し前に『Love Letter』のリバイバルを観ました。

岩井俊二監督の初期作品ながら、
名作と呼び声高い本作を、
私は未だ観たことがなく、
このリバイバルが初見。

なるほど、名作でした。
何とも形容しがたい不思議な感情が渦巻きました。

先日は『蝶の眠り』のリバイバルを観ました。

音楽が素晴らしい。
きっとこういうのを「物語に寄り添っている」というのだと思います。

木管楽器の美しさは、
ドビュッシーやラヴェルを凌駕するように感じられました。

エンド・クレジットを観ていると、
新垣隆さんの音楽だと分かりました。
凄いなぁ~と唸りました。

一発で当てる2025年5月31日

5月30日(金)は、

ピッコロ、フルート × 5
オーボエ × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
トランペット × 3
ホルン × 5
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 3
テューバ × 2
パーカッション × 3

そして私の計36人で合奏しました。

音を思い通りに発音するのは、
それぞれの楽器の超高音域や超低音域で特に難しくなります。

思い通りに音が当たらないと、
何とか当てようとねばってしまう、
つまり必要以上に音が長くなってしまうことが多々あります。

私も奏者時代に記憶のあることですので、
そうしたくなる気持ちはよく分かります。

しかし、
その音を聴く指揮者の立場として、
引いては聴衆の皆さんの立場にたって、
ねばった音は気持ちいいものではありません。

一発で当たるよう念じながら練習し続けなければなりません。

もしも当たらなければ、
その音は諦めるくらいの開き直りが必要なのでは?

ようやく2025年5月27日

『サバトの夜の夢』のコンデンス作業がようやく終わりました。

※※※

コンデンス作業というのは、
移調楽器多々のフル・スコアを、
すべて実音表記にし、
4~5段くらいの五線紙に纏める仕事。
つまり、
コンデンスド・スコアを作る作業です。

それで即、楽譜が覚えられるという訳ではありませんが、
複雑なスコアを理解するのに大切な作業です。

『サバトの夜の夢』はやはり大曲です。
約8か月かかりました。

※※※

『サバトの夜の夢』は元々、管弦楽曲ですので、
管弦楽スコアと、
吹奏楽に編曲されたフル・スコアとを照らし合わせます。

吹奏楽に編曲する際に、
いろいろな楽器に複雑に割り振られた音が、
管弦楽スコアを読むと、
実は一本の動きであることが分かったりします。

ですので、
管弦楽スコアには大分助けられました。

※※※

コンデンス作業の過程で、
・管弦楽とは違うオクターヴに音が振られている
・和音上は正しいのだが、管弦楽には書いていない音をわざと書いている
・演奏しやすいように、アーティキュレーションやリズムが変更されている
等々の編曲者の意図が見えてきたりします。

同時に、
ちょっとした書き間違いや見間違いだと思うのですが、
音が違っている箇所も見つかったりします。

練習しながら、
そういう点も少しずつ直してきました。

※※※

今回の演奏会は、
『エル・カミーノ・レアル』
『サバトの夜の夢』
という、
ダブル・メイン・プログラムの構成となっています。
(→勝手に命名)

どちらもコンデンス作業し終えたのですが、
どちらも大変な楽曲です。

と同時に、
読めば読むほど味が出ると申しましょうか、
よく練られた作品だなぁ~と感じます。

あと約1か月、
もう少し掘り下げたいなぁ~と思います。

指の怪我2025年5月25日

暖かくなって、
湿度も上がってきて、
爪の横が割れることはなくなってきました。

季節性のトラブルは減っていますが、
不注意による怪我は後を絶ちません。

バスに乗っていたとき、
右手でかる~く吊革を持ち立っていましたら、
急ブレーキだったか急発進だったかで、
体のバランスを崩しました。
何とか持ち堪えようと頑張ったら、
中指と薬指の筋を伸ばしてしまったようです。

「急ブレーキだったか急発進だったか」というあやふやな書き方が示す通り、
記憶が曖昧なくらい前のことです。
そんな前のトラブルが今でも響いています。

吊革をちゃんと持っていたら、
こんなことにはなっていない筈。
ちょっとした不注意が招いたトラブルです。

本番まで1か月ちょっと。
奏者の皆さんもどうか、
ちょっとしたことにご注意を。

表現の幅2025年5月24日

5月23日(金)は、

ピッコロ、フルート × 4
オーボエ × 1
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 7
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
テナー・サックス × 1
トランペット × 5
ホルン × 4
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 3(ストリング・ベース持替)
テューバ × 4
パーカッション × 4

そして私の計41人で合奏しました。

前回の日曜練習(5月18日)から、
次回の日曜練習(6月8日)まで、
金曜練習が3回しかありません。
この期間は第1部の楽曲を軸に練習予定を組みました。

その1回目となる5月23日です。

これまでにも表現に関することに、
奏者の皆さんからしたら五月蝿く思うくらいしつこく注文してきました。
(今日もしました)

合奏しながら、
それらのことに応えようとする意志は感じてきました。
(今日も感じました)

それらが実際に「音として」表現されているかが大切。

私は表現の幅を広げてほしいと思いながら聴いていますので、
先述の通り意志を感じています。
けれども、
何も知らない聴衆の皆さんに伝えるためには、
もっと明確であるべきだろうと思います。

また、
緊張する本番の舞台では、
表現の幅が縮こまってしまう可能性・大です。

5月23日の合奏の表現の幅は、
大きかったところもあるし、
まだまだ足りなかったところもありました。

ただ、
どちらかと言えば、
本番に向けて纏まってきたなと感じられる演奏でした。

5月23日の『エル・カミーノ・レアル』を体感できた楽員の皆さんは、
非常にラッキーだったと思います。

暑熱順化2025年5月20日

30代半ばまで、
とことん風呂が嫌いでした。
真夏でもシャワーさえ浴びないことも多く、
周囲にご迷惑をお掛けしていたのではないかと。。。

その後、
会社の先輩の影響で「源泉掛け流し温泉」にハマり、
普段からちゃんと入浴するようになりました。

湯船に浸かる時間は大体20分。
ぬるめのお湯にゆっくり。

おかげで、
昼間の気温が30℃を超えた今日も、
そんなに辛くはありませんでした。

暑熱順化はとても大切です。

雨には祟られず、いい練習もできましたが、またもやトチる2025年5月18日

5月18日(日)は、
右京ふれあい文化会館の創造活動室をお借りしての臨時練習でした。

ピッコロ、フルート × 2
オーボエ × 1
バスーン × 1
B♭クラリネット × 9
アルト・クラリネット × 1(B♭クラリネット持替)
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 2
トランペット、コルネット × 8
ホルン × 5
トロンボーン × 5
ユーフォニアム × 2(ストリング・ベース持替)
テューバ × 4
パーカッション × 3

そして私の計47人で合奏しました。

気象予報士でないにもかかわらず、
日曜練習前はお天気の移り変わりに敏感になるため、
天気予報に詳しくなります。

金曜日の時点では、
本日5月18日(日)は雨予報だったと思います。
土曜日の時点では、
前線は南海上に停滞すると変わったため、
曇り予報に変わりました。

おかげで雨に祟られることなく、
ホントに助かりました。

※※※

4月の日曜練習での自分自身の反省から、
この一か月をかけて暗譜振りできるよう準備してきました。

小返しのとき、
スコアに目を落とすことはあっても、
音楽の進行状況を頭に入れておくことで、
より「聴くこと」に神経が使えるようにし、
余裕を持って表現の要求ができるようにすること。

本番想定の全曲通しでは、
スコアを片付けた状態で楽団全体への気配りができるようにすること。

概ね課題はクリアできたかなと思います。

楽員の皆さんも落ち着いて弾いておられたと感じます。

まだまだスコアの隅々までは頭に入っていないので、
ここから精度を上げていきたいと思います。

※※※

高校卒業後に通った大学予備校(もちろん浪人中)の先生の教えに、
「受験の一週間前からは頭を休めるように」というのがありました。

これ、
なかなか怖いのですが、
実践してみたところ、
ホントに頭がスッキリして受験は大成功でした。
ほぼ40年前の話ですが。。。

ということで、
昨日の土曜日はスコア読みも鼻歌トレーニングもせず、
映画を観に行った以外はゆったり過ごしました。

その結果、
頭も体も軽く丸一日の練習に臨むことができました。

先生の教えは今でも有効です。

※※※

そんな具合に余裕のよっちゃんでおりましたら、
お箸を忘れました。
数日前に作って残っていた青椒肉絲をお弁当箱に詰めたところまでは良かったのですが。。。

どうやって食べたかって?
うーん、
あんまり書きたくないですな。。。

ピッコロのM.M.さんがお助けのウェットティッシュをくれました。

気が気じゃない2025年5月16日

5月16日(金)は、

ピッコロ、フルート × 4
オーボエ × 1
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 6
アルト・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
バリトン・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 3
トロンボーン × 4
ユーフォニアム × 2
テューバ × 1
パーカッション × 3

そして私の計34人で合奏しました。

私にとってホームセンターと言えば川端ニック。
経営主体が変わったと思われますが、
その後ケイヨーD2となり、
今はDCMです。

それでも私にとってはやっぱりニックです。
特注CDラックを発想するきっかけとなった商品を見たのも、
スコア製本用のテープを買いに行くのも、
最近では本気の長靴を買ったのもニック。

今日は日用品の買い出しのためマイカーで立ち寄り、
そのままスタジオに向かいました。

ちょうど大相撲夏場所幕内最終盤の時間帯。
AMラジオをNHKに合わせて聴こうとしたのですが、
今どきの車にはAMチューナーは付いていないのでしょうか?

どうしようかといろいろ触っていると、
テレビの音声を聴くことができるのが分かりました。

さらに、
停車してサイドブレーキを引けば、
映像を観ることもできるんですな。

知りませんでした。

うまい具合に、
信号待ちで停車するたびに取り組みの時間で、
割と多くのお相撲をリアルタイム観戦できました。

しかし、
やはり気が散って危ないですな。

大きな仕事と小さな仕事2025年5月10日

手間暇かかる大仕事。
すぐに作業が終わるような細かい仕事。

私は長年、
大仕事から先に片付けるようにしていました。

ところが、です。

大仕事をやっつけて、
「やっと終わった!さあ、呑みに行くぞ」
と思ったら実は未だ片付けていない小仕事が…
晴れ晴れとした気持ちは急遽暗転します。

仮に支払伝票を1枚切るだけの仕事だとします。
すぐ終わる仕事だと高を括っていると痛い目に会うことしばし。

・数字を打ち間違えて後で経理から突き返される
・プリントアウトしようとしたら、こんな時に限って紙詰まり etc.

「今日でなくてもいい仕事やから、明日にしよ」
そういう仕事って大概忘れます。
気が付いたら期日を過ぎてたなんてことも。

また、
小仕事が溜まりに溜まり、
大仕事をはるかに上回るという悲劇が到来することも。

そんなこんなで小仕事をジャンジャン片付けてから、
大仕事にじっくり腰を据えて取り組むスタイルに変えました。

もちろん仕事には優先順位があり、
そうはいかないこともしばしばあります。
が、
できることなら一日の終わりは大仕事を片付けた爽快感を味わいたいものです。

遣り繰り2025年5月10日

5月9日(金)は、

フルート × 2
オーボエ × 1
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 6
ホルン × 4
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 3(パーカッション持替)
テューバ × 3
パーカッション × 2

そして私の計36人で合奏しました。

日曜練習を核とした準備期間に入っております。
日曜練習でのやり残しを金曜日に補充し、
次の日曜練習に臨む。
それを繰り返して本番への精度を上げていく。

4月の日曜練習から5月の日曜練習までを見回し、
金曜日の内容を考えます。

4月の日曜練習から5月の日曜練習までの期間で、
各曲1回ずつ練習予定を組んだところ、
3曲合わせないと遣り繰りがうまくいかない日が出てきます。

5月9日がその3曲日で、
3曲目は一回通して終わりとなりました。

遣り繰りするのはホント難しい。