最近、劇場で観て、とても印象に残った2本です。
まず、『キツツキと雨』。
劇中で25歳の映画監督を演じる小栗旬くんが秀逸でありました。
ものづくりの才能や熱意はあるんですが、
気弱な性格からか、撮影現場の厳しさにオロオロ。
逃走してしまうこともあります。
そして『人生はビギナーズ』。
クリストファー・プラマーが、
米アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞した映画です。
恋人との関係がうまくいかない、
もう一歩が踏み出せない38歳男性を演じるユアン・マクレガー。
彼も秀逸でした。
ああ、そうだよなぁ、
君たちの心情、わかるなぁ、
と思いながら観ていました。
自分を表現するのに苦しむ人の姿を描いた映画だったと思います。
その心情にシンクロしました。
高梨沙羅選手、やりました!
3/3に開かれたワールドカップ・ジャンプ女子蔵王大会で、
見事初優勝です!
凄い!
中学生です!
凄い!
ヒルサイズ100メートルのジャンプ台で、
102.5メートルです!
ジャンプ台記録です!
凄い!
「なでしこジャパン」もそうですが、
いや~、女の人、強い!
男なんて、へたれです。
分かってたつもりだったんですが、
あらためて思い知らされました。
本当に凄い!
おめでとう!
かつて、おおしたさんが団長だった頃、
「演奏会の曲目が、メドレーばかりにならないよう気をつけません?」
と提唱してくれたことがありました。
いや~、本当にそう思います。
おおしたさんがそう言ったのは、
「メドレーばかりだとお客さんにとって面白くない」という意味合いだったと思いますが、
僕がそう思うのは、
「メドレーばかりだと演者(指揮者も含めて)が疲れる」からです。
『みんなのうたセレクション』は、まさにメドレーです。
「NHKみんなのうた」で放送されてきたいろんな曲のメドレーです。
それぞれの曲をどう切り替えていくか、
とても気を遣います。
でも、『みんなのうたセレクション』は、
テンポの切り替えがあって、
曲の雰囲気を変化させやすいから、まだいいんです。
これまでで一番大変だったメドレーは、
『フックト・オン・クラシックス~のだめカンタービレ・セレクション』でした。
二十数曲ものクラシックの名曲を、
ずーっと同じテンポで演奏しなければならないのです。
「同じテンポなら楽なんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、
それぞれの曲にはそれなりのテンポ・イメージがあるもんです。
それを無視して同じテンポを貫きつつ、
表現もしていくと言うのは、
堪らなく辛い精神活動なんです。
(本当ですよ…)
考えてみれば、メドレーっていうのは、
あとから作曲者以外の誰かが、
何らかのテーマのもとではあっても、
全く別々の曲を並べていくものと捉えていいかと思いますが、
そもそも無理があるのかも知れません。
しかし、メドレーはメドレーでも、
『メイン・ストリート・エレクトリカル・パレード』は、
しっくりくるんです。
同じテンポでいろんな曲を繋いでいるにもかかわらず、
精神的に楽なんです。
不思議ですね。
(プレイヤーの皆さんにとっては大変な曲なのですが…)
※※※
最後に、誤解のないように書きますが、
決して「メドレーはイヤ」という訳ではありませんから。
ぼそっと「ひとりごと」言っているだけですからね。
大河ドラマの音楽だって、選曲されれば、
何とかいい演奏になるよう無い知恵を絞るのであります。