先日の日曜合奏でのこと。
『アメリカン・パトロール』を演奏し始めたら、ピタッと嵌ったのです。
サルサ風に編曲された “ アメパト ” 、これまで悪戦苦闘してきた曲の一つ。
どうしたらいい感じで演奏できるか、悩んでいました。
それが唐突に、スッとした感じで通ったのです。
もちろん、それなりに「事故」はありました。
が、流れが良かったんです。
合奏のまとまりが良い、というか。
ただ、どうしてうまくいったのか、さっぱり分からないのです。
ありがたいことではあるのですが。。。
でもまあ、素直に喜びましょう。
メトロノームに合わせて、機械的に練習すること。
年齢を重ねるにつれて、気持ち悪くなってきます。
いろんな音楽体験を積み重ねてきたからだと思います。
メトロノームと完全一致する音楽。
人間がやる音楽に、あり得るのでしょうか?
テンポやリズムの伸び縮みっていうのは、当たり前のことだと思います。
とは言え、それも程度の問題。
今、取り組んでいる楽曲では、
『サザンオールスターズ・メドレー』内の『いとしのエリー』だとか、
『オーヴァー・ザ・レインボウ』のB♭クラリネットのあの箇所だとか、
ついついムードに流されて、テンポが遅れてしまいますな。
音楽をやっている者として、当然の反応だと思います。
そういうムードなんだし。
ただ、そこから一歩進んで、揺れずにコントロールできるようになると、
音楽がさらに深化するんやろな、と思います。