2021年05月

シャドウ・コンダクティング2021年5月30日

合奏練習がないと、
ついつい「ひとりごと」もサボりがちになっております。。。

出社するのが週イチのペースとなり、
通勤電車に乗る機会が激減するのにつられ、
スコアに目を通すことも減ってしまいました。
通勤というのは、
集中して読むことのできる貴重な時間だったのですな。

このままではいかんと思い立ち、
テレワークの合間を縫って、
現在練習中の7曲を、
とにかく振ることにしています。

スコア用の譜面台を、
最近は仕事の書類台に使っています。
パソコンの右側にサブモニター、
左側に譜面台という配置です。

その譜面台を部屋の中央に移動、
角度と高さを調整、
スコアを開いて指揮のデモです。
もちろんタクトを握って。

集中してやれば、
意外とすぐに出来ちゃうもんです。
仕事の息抜きにもなって、
ちょうどいい。

最近はこんな感じです。

爪切2021年5月18日

ダンサーの方が、
足の爪が伸びると感覚が狂うので、
しょっちゅう爪切りするという話を聞いたことがあります。

アルキニストである私は、
「深爪」しないように気を付けています。
歩くと痛いので。

「爪で足先を守る」感じなので、
割と足の爪は長めだと思います。
おかげで靴下に穴が開くのが早いのですが。。。

感覚がどうのこうのではありませんが、
ピアノを稽古するようになって、
手の爪はしょっちゅう切るようになりました。

爪が長いと、
鍵盤に爪がコツコツ当たって変な感じなので。

ところで、
管楽器奏者の皆さんは、
爪のケアに気を付けておられるのでしょうか?

ホルンを吹いていた頃、
私は気にしたことありませんでした。
金管楽器の場合、
ピストンにしてもキーにしても、
「指の腹」で押す感じなので、
度を超した長さでない限り、
爪は気にならないと思います。

では、
木管楽器奏者の皆さんはどうなのでしょう?
やはり「指の腹」を使うのがメインでしょうが、
金管よりも頻繁に指を使うので、
やはり長い爪は気になるのではないでしょうか。

その辺りのことは、
飲み会が出来るようになった暁には、
是非聞いてみたいと思いますな。

懸案事項2021年5月17日

あまりにも早い梅雨入り。
アルキニストの私も、
昨日は朝から出鼻をくじかれた思い。

晴耕雨読じゃないけれど、
せっかくだから第33回せせらぎコンサートに向けて、
音の遣り繰り表を作ってしまうことにしました。
やらなきゃいけないと思いながら、
まとまった時間がないと無理だなぁ~と、
なかなか重い腰が上がらないままでした。
が、やってみたら割と短時間で出来上がりました。
案はほぼ頭の中にあったので、
それを整理するだけだったのです。
新たに追加した項目は僅かでした。

拙速に陥ってしまわぬよう、
発表までもう少し寝かせます(推敲します)。

※※※

お酒を呑み始めるまで、
まだ時間はたっぷりあるので、
約1年間の懸案事項であった、
『フェスティヴァル・ヴァリエーションズ』の正誤表を【整える】ことにしました。

何年か前に、
演奏会後の練習曲として採り上げたことのある『フェスティヴァル・ヴァリエーションズ』。
「練習曲」という位置付けにしては難し過ぎる選曲ですが、
難し過ぎて演奏会の曲目になかなか入ってきそうもないので、
当座の本番がない時期に「とにかくやってみよう」と掬い上げた次第。

いざ練習してみたら、
なかなか誤植の多い譜面であることが判明。
そういうの、ほっとけない質なんですな。
もっと難しい楽曲が演奏会用に選ばれている昨今、
『フェスヴァリ』の本番演奏の可能性なしとも言えないし、
「こいつはいっちょ、手直ししたるか!」と思って校訂作業を始めたら、
とんでもない項目数に及んでしまったのです。

数年かかって修正点を【羅列】した表(エクセル)は出来上がったのですが、
それを基に原譜を修正するのは断念。
原譜を修正するなら、
正誤表に基づいて、
各プレイヤーに委ねるのでなければ手がまわらんなと思いました。
(もちろん再度演奏することになったらの話)

昨日行った正誤表を【整える】作業というのは、
【羅列】してあるだけの表を、
パート順に【並べ替える】作業です。

エクセルなので難しい作業ではないのですが、
何せ項目数が多い(1000弱)
それに全自動で並べ替えることが出来る訳ではなく、
細かな修正にはやはり人手がかかります。

【切り取って挿入】するつもりが【コピーして貼り付け】てしまったりすると、
項目数が増えてしまい、
「一体どれをどこへコピーしても~たんや!?」とパニック。

たっぷり6時間かかってしまいました。

おかげで今日はギックリ腰です。。。

でも、
懸案事項がひとつ解決してホッとしました。

泥臭い練習2021年5月12日

初めて楽器に取り組む際、
年齢が高い程、
早く楽曲を弾きたがる傾向にあるという話を聞いたことがあります。

逆に言うと、
初めて楽器に触ったのが若ければ若い程、
楽曲演奏を急がないということなのでしょう。

そう考えると、
比較的若い頃にホルンを始めた私は、
ラッキーだったと思います。
今、真剣にピアノを弾き始めた私にとって、
基礎練習ばっかりになっても苦になりませんから。

特に、高校時代の吹奏楽部の練習は、
ひたすら基礎をさらう毎日でした。
きつかったけれども、
高3の頃には演奏の自由度が上がっているのが実感出来ました。

それを知っているから、
今、泥臭い練習が続いても何ともない自分がいるのだと思います。

音の遣り繰り2021年5月11日

緊急事態宣言の出ている5月いっぱい、
集まっての練習はやめておくことになりました。

今年のせせらぎコンサートがどのような形で開催できるのか、
見通せない状況です。
おそらく間隔を空けて客席を設営しなければならないでしょう。

そして出演メンバーも少なくなると思います。

音が足りないのは仕方ないと思っていると同時に、
重要な音は違う楽器で補ってもらうなどして、
何とか遣り繰りしようと思います。

それを5月の合奏、
特に時間がたっぷりある日曜合奏で、
テストしながら割り振りを決めていく作業を目論んでいました。

が、合奏再開は早くても6月になってからなので、
時間があまりありません。

合奏しながらではなく、
事前に遣り繰りを提示しておこうと思います。
奏者の皆さんにはご負担をおかけしますが、
よろしくお願いいたします。

近況報告2021年5月2日

何か書かないといかんよなぁ~と思いながら、
時間が経ってしまいました。
PC に向かう時間があるのやったら、
ピアノに向かおうとしていたら、
ホントに PC に見向きもしない暮らしを送っておりました。

12ある長音階は、
なんとかものにしたように思います。

教則本を見ていると、
かつてレッスンに通っていた頃のメモが残っています。
ハ長調とかヘ長調とか変ロ長調、そしてト長調とニ長調、
つまり黒鍵を使わないか、使っても2つまでの音階には、
こんなテンポで練習したという記録が書き込んであるのです。
が、それ以外の調は練習した形跡がない。
私自身にも記憶がない。
初めてトライした調が殆どだったのです。
その割に苦労が少ないように感じたのは、
やはりせせらぎで12音階を地道に練習してきたおかげで、
感覚的に入りやすかったからだと思います。

よく練習したと自分を褒めてやりたいと思う反面、
若い頃に何をしとったんやと自分をしかりつけたい気持ちもあります。

それに対して、
短音階はかつて全く稽古した記憶がない。
前にも書いたと思いますが、短音階には、
【和声的短音階】=第7音が半音高くなる
【旋律的短音階】=上行時のみ第6音と第7音が半音高くなる
の2種類があるので、
24の短音階を練習しなければなりません。

これが大変難しく、しょっちゅう間違えてしまいます。
特にロ短調の和声的短音階は指が引っ掛かりまくっております。

私の一日は実質36の音階練習に取り組むところから始まります。
コロナ禍でテレワークが増えて、
朝型生活がしみついたので、
3時か4時、遅くとも5時くらいからピアノの稽古に取り組みます。

騒音は大丈夫かって?
ご安心ください。
ピアノといってもヤマハのクラビノーバ(電子ピアノ)です。
ヘッドフォンをかけております。
ヘッドフォンがこれまた、DENON のええやつ。
耳元で鳴っているんじゃなく、
空間で鳴っているように感じさせてくれるんです。
しかも疲れない優れもの。

以前は起きてすぐ指揮の基本練習をしていましたが、
こちらは音階練習のあとに変更しました。

ピアノの音階練習⇒指揮の基本練習⇒ピアノのエチュード
というのが毎朝の流れとなりました。

それから散歩に出て、
帰ってきたらテレワークです。
( PC に見向きもしない訳ではなかったですな)

ヒビがいった肋骨がまだ少し痛むので、
ストレッチはするものの筋トレは週イチくらい。

大体こんな毎日です。
夜は眠いのでもちろん早寝。
アヴィシャイ・コーエンのジャズ・ベースをかけながら寝るのですが、
大概1曲目の途中までしか聴いた覚えがありません。
(10トラックある CD なんですが。。。)