合奏の難しさを痛感する今日この頃です。2012年11月25日

この「指揮者のひとりごと」というコーナーは、そもそも、
・ホームページを訪れてくださる一般の方々に練習の様子を知っていただくこと
・仕事の都合でなかなか練習に参加できない楽員さんに練習の進み具合を伝えること
の二つの目的で立ち上がったのでした。

が、
読んでくださっている方々ご存知のように、
映画・舞台・小説・歩くこと・飲み歩くこと・東北のこと・旅・鉄道・温泉…
等々に興味・関心の尽きない私は、
脱線に次ぐ脱線を繰り返しております。

呆れ果てた団執行部は、
合奏の様子をプレイヤー目線で知らせる新コーナー「せせらぎ人語」を開設。
「指揮者のひとりごと」については、
「あんさん、好きなようにやりなはれ」
ってことになったのでした。
(なお、「せせらぎ人語」も時に脱線していらっしゃるようで、
微笑ましい限りであります)

今日は、久々に直球で合奏する上での悩みを吐露しようかと思います。
何といっても、週に一回、数時間の合奏時間しか取れないことから来る悩みです。

7月の定期演奏会を目指して、少しでもいい演奏となるようにしたい。
誰もがそう思っているでしょう。
思っていても、集合できるのは週に一回だけです。
仕事の都合で週一も難しいという方もおられます。
その状況下で十数曲を仕上げていかないといけない。
最初に配られた(A)という曲を練習しているうち、
(B)(C)(D)と選曲が進んでいくと、
それらの練習にシフトしていかざるを得ない。
で、(A)に戻ったとき、なかなか勘が戻らない。
もちろん(B)もしかり、といった状況。

今まさにそのフェーズに突入しようとしています。
最初に配られた『南の島のハメハメハ』をそろそろ寝かせ、
次に選曲された『テームサイド序曲』ばかり合奏する訳にもいかず、
新譜にどんどん取り掛かっていかないと、
という段階です。

今考えているのは、
『南の島のハメハメハ』は思い切って寝かしてしまおう、
けれども『テームサイド序曲』は部分的に継続していこう、
というやり方。
『テームサイド序曲』にはすこぶる難しい箇所があり、
せめてそこだけは忘れないようにしよう、
というよりも磨き上げ続けようと思うのです。
(以前演奏した『スプリング・マーチ』にもそんな箇所がありました)

うまくいくかどうか、未知数です。
が、限られた時間の有効活用、
やっぱり考えていかないと、です。

(本日は、楽員向けに偏った内容となりました)