噛み合わせ2010年2月4日
1/26(火)の夕方、凍てつく今出川通りを歩いていました。
北東の方角を見やると、比叡山の麓の辺り、大原の方、
レースのカーテンのように見えました。
きっと雪なのでしょう。
西日を浴びて、とても荘厳な景色でした。
こういう時、虹は架からないのでしょうか?
さて、1/29(金)は前回に引き続き、『YOUNG MAN -YMCA-』の合奏。
想定していたように、緩いテンポからスタートです。
特にリズムの噛み合わせが難しい終結部の練習と、
低音部と高音部で違う和音を同時に鳴らし、
緊張感を生み出すテンション・コードの練習にまず取り組んでから、
曲頭に戻って4分音符=72くらいで進めていきました。
先週の合奏では、全く光が見えなかったこの曲が、
すこしずつまとまっていく手応えを感じました。
最終的には、4分音符=100を超えるテンポでやれたと思います。
それでも、音の尻を上向けにスライドさせていく音型や、
非常に珍しいターン奏法など、
結局は何となく終わってしまった感じでした。
次回は何とかせねば。
やはり、テンポを落として、音の響きとかリズムとか確認しながら、
そして自信がついてきたら少しずつテンポを上げていくという練習は、
とても大切なんだな、と実感しました。
他の『交響的序曲』や『ぐるりよざ』なんかでもそうですが、
とにかく演奏を噛み合わすのが難しいハイ・テンポな箇所だけ抜き出し、
緩いテンポから徐々に速くしていく練習を、
演奏会まで時間のある今の時期に積み上げておくこと。
やっておいた方がいいように思えてきました。
本当に難しいのは、ゆっくりじっくりしたところなんですけれども。