音不足2015年2月8日

7月の演奏会に向けて、実行委員会の選曲作業が大詰めを迎えております。
残る選曲枠はあと一つ。
もしかすると変更が生じるかもしれませんが、目論見通りならばあと1曲。

多くの吹奏楽団と同じく、せせらぎの楽器編成も完璧ではありませんので、音の欠落が生じます。
そこをどう埋めるか、毎年毎年頭を悩ませます。
今回も譜読みを本格化して、欠落を埋める作業をしなければならない時期がやってきました。

例えば、せせらぎにはないハープの音をどうしようかと考えます。
(まあ、ハープが編成できる楽団は少ないと思いますが)

まずはハープ奏者をエキストラとして招くことですかな。
以前やったことがありますが、たった一曲のためにハープのエキストラを呼ぶのは気が引けます。
その際はハープが編成されていない曲のためにもハープの楽譜を作ったものです。

次に考えるのはエレクトーンでハープの音を再現することでしょうか。
この方法、ユーフォニアムのF地K代さんがエレクトーン奏者なので、かなり魅力的。
エレクトーンならば、ハープのグリッサンドもキーを変えることで表現できますし。
けれども、エレクトーンの運搬は困難を極めますし、万が一壊してしまったらと考えると…
F地K代さんがエレクトーンを弾いている間のユーフォニアムをどうするかも考えないといかんし…

その次はマリンバなどの鍵盤打楽器での代用かな。
ハープの楽譜すべてをお願いする訳にはいかないので、重要度を考えながら演奏箇所をピックアップしてお願いします。
ここが最も現実的な線かと。

あとはシンプルに、ハープの音は諦める。
現実問題、これもアリです。

ハープを例にしてみましたが、オーボエ、バスーン、アルト・クラリネットなど、考えなければならない音は沢山あります。
まだまだ時間がかかりそうです。