臨時記号2015年10月17日

大住中学校さんでのミニ・コンサートを終えて一週間。
10月16日(金)の合奏は、約一か月ぶりで『序曲1812年』を採り上げました。

この日、合奏に参加することができたのは、

ピッコロ × 1
フルート × 2
B♭クラリネット × 4
アルト・クラリネット × 1
ソプラノ・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 3
ホルン × 3
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 1
テューバ × 1
パーカッション × 1
そして私を含めた23人でした。

また、トロンボーンの見学の方がお一人来てくださいました。

まずは、自信を持って楽譜通りの音が出せるようになることが大切だと思います。
音の強弱などの表情をつけることよりも、音程とリズムに注意してみました。

お芝居ならば、まずはセリフをしっかり言うことに相当するでしょうか。

『序曲1812年』では、ピアノと同じC管の楽器にとって、♭が6つも付く箇所があります。
これは大変厄介な調です。

それでも、♭6個で通されていれば、まだマシ。
臨時記号がジャンジャカ出てきて、訳が分からなくなります。

臨時記号は、同一小節内の、同一オクターヴの音に対して有効ですので、例えば、1拍目のファに♯が付けば、4拍目の同一オクターヴのファは、何も書いてなくてもファ♯です。
元のファに戻すには、♮が書かれていなければなりません。
が、♮と間違えてしまうケースが多発します。

誰しも、楽典上の理屈は分かっていると思うのですが、ついついやっちまうんですな。

が、その「ついつい」をなくさなければ、音は濁ったままです。