感動しまくる。2016年6月21日
なかなか時間が合わずに後回しになっていた『殿、利息でござる!』を観てきました。
これぞ松竹映画!
こんなにも気持ちの良い映画、なかなかお目にかかれません。
お見事!
まず、ナレーションが良かった。
私、ナレーションを多用する映画、あまり好きではないのです。
が、この映画ではナレーションが効いていました。
というより、ナレーションがなければ分からないところが多々ありました。
濱田岳くんの力に負うところも大きいと思います。
そして、「人」ですな。
それぞれのキャラクターが、実は!?というところがあり、
いい意味で期待が裏切られて行きます。
原作は『無私の日本人』。
心の炎が人から人へ伝播していく様子に、観ている私も熱くなりました。
でも、ただ「無私」なだけじゃない。
功名心が覗く人もいるし、やっぱり儲けたいと思う人もいるし。
そんな人間臭さが滲んでいるのもイイなと思いました。
はい、今年上半期の、マイ・ベストとさせて頂きます。