伊根2016年8月9日
何かと忙しいにもかかわらず、丹後半島の伊根町に行ってきました。
「舟屋」で有名な、あの伊根です。
※※※
自宅近所の酒房「たなかや」さんが、常連を募って「修学旅行」に行くことになりました。
宿泊先は宮津の民宿。
京都で劇団をやっていた K 君の祖父母が経営する民宿です。
新婚の奥さんを伴い、宿を継ぐため7月に宮津に戻った K 君。
彼と奥さん(ともに「たなかや」常連)に会いに行こうという企画。
でも、それじゃあ、ただの「旅行」。
「修学旅行」なので、伊根町の酒蔵・向井酒造を見学させてもらうことに。
「たなかや」では、赤米を使った「伊根満開(向井酒造製)」を扱っておられるので。
K 君の民宿から車で10分程のところにあるのです。
※※※
参加者は13人。
3台の車に分乗します。
ここ何年もまともに運転していない私が、マイカーを出し、運転しました。
最初、少し怖いなと思いましたが、だんだんと感覚が戻ってくるのが分かります。
せせらぎでは、長い間、丹後半島の経ヶ岬の近くに夏合宿に行っていました。
当時は高速道路もなく、速くても片道6時間。
帰路が渋滞、丸一日ヘトヘトになりながら運転したことも。
が、京都縦貫道が開通したことで、2時間もあれば天橋立近辺まで行けてしまうのです。
有難いなぁ~と思いました。
K 君の民宿「井筒屋」に着いた私たちは、K 君夫妻に案内してもらって「向井酒造」に行きました。
若奥さん(と思われる)に酒蔵を案内してもらいました。
が、とにかく暑くて暑くて。
見学後の試飲よりも、海辺で食べた「酒粕アイス」に救われました。
ところで、試飲。
もちろん、たっぷり頂きました。
丹海バスでの行動でしたので。
翌日は海上タクシーで伊根湾を巡りました。
遊覧船もいいのですが、海上タクシーのほうが舟屋により近づくことができるだろうと思いまして。
舟屋の一階部分が、いわゆる「舟のガレージ」になっているのが分かってもらえるでしょうか。
この日は伊根にある「八坂神社」のお祭りだったそうです。
船渡御に使われる舟は二艘が連結されており、幟が立てられていました。
(残念ながら船渡御を観ることはできませんでした)
海上タクシーを降りたあと、山の上にある「道の駅」へ。
伊根湾を高台から望むことができました。
凪いだ海。
山々によって強風から守られた湾だからこそ、独特の「舟屋」を作ることができたのでしょうね。