Clarinet

Vol.22 〜2012.6.8(金)の合奏風景〜2012年6月9日

今日の音階&アルペジオの練習はFb(E)。
皆さんそつなくこなしておられるようでした。すごいですね。

そのあと練習曲のコラール。ゆっくりした曲だからこそ、
音の変わり目のタイミングやアタックのつけ方と言った表現が大事、
と常々思っているのですが、なかなかうまくいきません。難しいですね。

その後、せせらぎコンサートの曲練習。

まずはパート毎の集まり具合をみて、いきなりの「エレクトリカルパレード」。

本当は笑顔でさらさらっと演奏したいところですが、
テンポを遅めに設定すると転んでしまい、逆に速すぎると指が回らないという
「ふんだりけったり」状態。

次が「朧月夜」。
本日最後に練習した「海」もそうですが、かなり凝った編曲。
最近の流行なのでしょうか。調性Gでの音の跳躍、微妙な合いの手、
周りの動きを聞いている余裕がありません。

「エピソード・ファイブ」、ずっと5拍子という珍しい曲。
気を抜くと入るタイミングがわからなくなるという緊張感と、
フレーズをつかんだときの面白さ、スピード感が入り混じった楽しい演奏でした。

この曲、冒頭はクラリネットの柔らかい16分音符から始まります。
これが個人的には、「渚スコープ」を思い出します。
高校でクラリネットを持って始めて本格的に練習した曲でした。

さて、

6月8日の練習では、先に述べた「海」の前にクラリネットパート有志による、
せせコンオープニングパフォーマンスのお披露目を行いました。
曲目は「Immer Kleiner」という、
元々はクラリネット・ソロとピアノ(またはコンサートバンド)用の曲でして、
これを団員の佳代さんにお願いして
クラリネットアンサンブル向けに編曲していただきました。

演奏については、おそらく「見て」楽しんでいただけたかと思います。
一方「聞く」方ですが、ソリストは緊張のためか2箇所ほど脱落したり、
入る場所を間違えそうになったりと、かなり危なっかしい状況で、
終わったときには胃の付近が痛い、とのことでした。
本番までにもう少し何とかしないといけませんね。

せせらぎコンサートまで後もう少し、
「エレクトリカルパレード」に限らず、どの曲も楽しく演奏し、
少しでもよい演奏をお客様に届けられるよう、がんばりたいところです。

Clarinet あおき

Vol.14 〜2012.3.2(金)の合奏風景〜2012年3月3日

はい!皆さんこんにちは!
今週もやってきました、「てんせ…」、いえ「せせらぎ人語」のコーナーです!
今回は、毎週土曜日は二日酔い、クラリネットパートのオカベがお送りします。
(昨日も終電で、しかも寝過したのは内緒です。)
さて、昨日の練習ですが、
クラリネットパートのにっくき敵、
「メインストリートエレクトリカルパレード」が無事終わった先週でしたが…、
(ちなみにこの曲をやりたいと言ったのは、僕だということも内緒です)
合奏開始前、チューバの某コンドウさんがテンポ120チョイ早くらいで
その曲のベースラインを軽やかに吹いてるわけですよ。
ははーぁ、これは明らかにクラリネットに対する当てつけだと
思ったわけですよ。
黙ってられないという訳で、
こっそり合わせて吹いてみたわけですが
(コンドウさんが気付いてたかは知りませんが)、
なかなか、イケてたと、自己満足。
本番、どんだけ早くなるのか、気になるところですが…。
(クラパートの長、ウノさんのテンパリ具合も気になりますが…。)

さて、ようやく合奏練習。
今日は、サックストシエ姉さんが主役の「imagine」。
選曲の時には、「えぇ〜…私無理〜」という雰囲気のトシエ姉さんでしたが。
これが、吹いてみると一転。
かなりカッコよくお吹きになられていました。
本番も、みなさんぜひご注目ください。
今から、楽しみな一曲になりそうです。

では、今度は日曜の臨時練習ですね。
みなさん、頑張ってください〜。

Clarinet おかべ

Vol.13 〜2012.2.24(金)の合奏風景〜2012年2月28日

今日の合奏曲目はメイン・ストリート・エレクトリカルパレード。
1ヶ月近く合奏してきましたが、今回で一旦終了となります。

どんな曲も簡単な曲はないと思うのですが、
過去のせせらぎ人語でも語られているように、
このエレクトリカルパレード、やはり難しいのです。

例えば、メインのメロディ。
ディズニーランドのパレードと言えば、まず思い浮かぶ曲だと思います。
このメロディは16分音符で流れますが、
木管奏者にとって16分音符はお馴染みで、
どのような楽譜にも現れますが、しかし!!
日常生活では普段使われない薬指や小指を鍛えていないと、
音の均一性が失われ、どんどん転んでしまい、走ってしまいます。
意識せずに吹いてしまうと、いつの間にかテンポが早くなってしまったり、
音がモヤモヤしてしまってメロディが聞こえにくくなることが多いんですよね。
これでは、聞いているお客さんにも何の曲なのか、伝えることができません。

これを防ぐために、ゆっくりとしたテンポで、
より確実に地道に1ヶ月練習してきました。
そして、今回の練習では最後に2段階テンポを上げ、
通しの稽古を行いました。

「指揮者のひとりごと」で、既に指揮者の感想が掲載されていますが、
わたし個人の感想は、
ひとつの明確な課題ができて良かったのではないかと思いました。
毎週同じ曲をして、最後にテンポを上げて、大体の曲の全体像が見えると、
自分の苦手なところ、テンポが上がっても表現できるところ等、
自分自身の技力が見えてきます。
同時に、本番ほんまにこのテンポについていけるんかな…?
という不安な気持ちにもなるのですが…(苦笑)
でも、次回の練習までには何とかせんと!という意欲が生まれます。

もし、曲の仕上げにかかっていないこの段階で満足すると、
わたしのようなダメダメ人間は練習をサボってしまい、
結局練習前の振り出しに戻ってしまいます。
練習しないと、現状の持続もできないんですよね。

「小さなことからコツコツと」
名言ですね。

Alto Clarinet こんどう

Vol.11 〜ぼくはくま〜2012年1月29日

こないだ、仕事中車の中でラジオを聞くと、
みんなのうたコレクションに入っている「ぼくはくま」が流れてきました。
歌ってるのは、宇多田ヒカルなのですね。ちょっとビックリ。
大きなテディーベアのぬいぐるみをプレゼントされたのが、きっかけで
この曲が出来たみたいです。
名前は「くまちゃん」で、毎日多忙の中、くまちゃんを見ると優しい気持ちになり、
癒される存在らしいです。
人は、年をとると疲れやすくなるのか、癒しを求めると思います。
それが何か、人それぞれです。
旅行をするとか、マッサージをするとか、寝るとか、ペットを飼うとか・・・。
音楽もその一つであると思います。
鑑賞したり、演奏したりして。
私も音楽をたずさわっている人として、癒されたらいいなと思います。
また逆に癒せればいいなあとも思います。

うの

Vol.7 〜2011.12.23(金)の合奏風景〜2012年1月5日

今回の練習は今年最後の練習。
ですが、大変課題を多く残してしまいました。
せせらぎでは、毎週金曜日に練習を行なっていますが、
私にとって23日の練習は1ヶ月ぶり。
本来ならば1ヶ月もお休みしていたわけですから、譜読みは必須。
しかし、譜読みすらおサボりしていました…。本当にスミマセン。

2011年最後の合奏曲目は
「エピソード・ファイブ」と「みんなのうたコレクション」(初合奏)。
初合奏である「みんなのうたコレクション」を中心に行い、
「エピソード・ファイブ」はさらっと流す、という指揮者の目論見は
初っ端から打ち砕かれました。
私にとって「エピソード・ファイブ」は今回が初めての合奏。
5拍子!5拍子!とこの曲に挑みましたが、全く体に馴染めないままで、
楽譜に齧り付くあまり、譜面上で迷子になり、膠着状態。
これでは曲は進みません。
指揮者により交通整備され、徐行運転。
久しぶりに練習に来て思うのは、
やはり毎週の積み重ねって大きいということですね。
特に初見が大変苦手な私としては、「超」が付くほどです。
 
さて、もう一曲の「みんなのうたコレクション」は
NHK「みんなのうた」で使用されている曲のメドレーで、
どこかで聞いたことのある曲が次々出てくるのですが、
これがまた演奏者にとっては難しい。
まず、たくさんの曲が寄せ集まった曲では、テンポの変化と転調が激しい。
それだけじゃなく、それぞれの曲に合わせた吹き方、
ニュアンス等オリジナル曲のイメージ通りに演奏しないと、
みーんな同じ曲に聴こえてしまいます。
これらのことを曲と曲の間の1秒もない時間で、
あっさりと切り替えることが大変重要なのです。
うぅ〜ん、頭を抱えてしまいます。
自主練習をきっちりしないとついていけないです…。
来年もこつこつ演奏会に向けて頑張りましょう。
 
今年は、いろいろなことがありました。
今年1年振り返りながら、
また来年も良い年でありますようにお祈りいたします。
それではみなさん、良いお年をー!!

担当:Alto Clarinet こんどう

Vol.5 〜最近のニュースから〜2011年12月7日

JRの寝台特急「日本海」が、来春廃止されます。
これで関西発着のブルートレインが姿を消します。
時代の流れと車両の老朽化と乗車率の低さからみたいです。
鉄道マニアとしては、寂しいものです。

一昔前1980年頃、ブルートレインは全盛期で、たくさんの寝台列車が走ってました。
その頃を思い出すと、まだ国鉄時代で
山陰線も単線で長距離普通列車が走っていました。
それに乗り、終点の出雲市まで行ったのを思い出します。
着いたら夜の9時で約12時間乗りました。
乗っている時にいろんな人が声をかけてくれたりとか、
お菓子をもらったりしたのを覚えてます。当時中学生でした。

今は、趣味で吹奏楽をしていますが、
音楽は一昔に作曲されても、なくなりません。
また古い曲を演奏するとその当時のことを思い出します。
形ある物は、老朽化してなくなっても、心の中の思い出は、いつまでも残ります。
めまぐるしく変化する世の中ですが、
生きてきた時代を大切にして温故知新で、この先も歩んでいきたいと思います。

うのまさひろ

Vol.1 〜2011.10.21(金)の合奏風景〜2011年10月26日

新しいコーナーができました!
『せせらぎ人語』では、せせらぎ団員が練習内容について、
プレイヤー目線でいろいろつぶやき、その合奏風景をご覧いただくコーナーです。

今日の合奏曲目は「宇宙戦艦ヤマト」。
1楽章から4楽章まであり、誰もが知っているあのメロディは2楽章で出てきます。
この日は1楽章から3楽章まで、1回通して、すこしずつ小返し。
せせらぎではお馴染みの合奏形態。

せせらぎでは、実は「宇宙戦艦ヤマト」を6年前のコンサートで演奏しています。
わたしは入団して初めてのせせらぎコンサートで、必死にしがみついて演奏していました。
今日も当時と変わらず必死で吹いていました。
でも、当時と違うのは担当する楽器が違うこと。
もともとB♭クラリネットを10年ほど吹いていましたが、去年からアルトクラリネットを担当。
その虜になり、B♭クラには戻れない心境になってしまいました。

何が虜にさせるのか。
「宇宙戦艦ヤマト」でも、とにかくアルトクラは難しい。
一番大変なのは3楽章「出撃!」。
B♭クラと同じ音域でメロディを吹いていたかと思えば、
2拍後には低音チューバとどっしりとしたベースラインを担当。
その次には中音域パートとメロディを吹いて、またまたB♭の吹くメロディを一緒に吹く。
いつでもどこかのパートに潜み、それぞれのパートの補強だったり、
パートとパートを繋ぐ接着剤だったり…。
そんな密かに影で支えるアルトクラの存在は、私の憧れのポジションでもあるのです。
しかしこのポジション。
なかなかこなせていないのが今の現状…。
でも、逆にそれが実は楽しかったりするのです。
思いもかけないところで、おう!そうきたか!と一人でにやけ、
移り変わりに対応できず、だぁー!!吹けん!!と一人で自滅。
わたしの後ろで吹いているチューバやトロンボーンの方々は、
さぞかしおかしな動きをしながら吹いているわたしの姿をみて、
「なにしとんねん」と不審に思われていることだと思います。

これから見学をご検討中の皆さん、せせらぎ名物?がここにあります。
是非見に来てください。

担当:Alto Clarinet こんどう