Vol.1 〜2011.10.21(金)の合奏風景〜2011年10月26日

新しいコーナーができました!
『せせらぎ人語』では、せせらぎ団員が練習内容について、
プレイヤー目線でいろいろつぶやき、その合奏風景をご覧いただくコーナーです。

今日の合奏曲目は「宇宙戦艦ヤマト」。
1楽章から4楽章まであり、誰もが知っているあのメロディは2楽章で出てきます。
この日は1楽章から3楽章まで、1回通して、すこしずつ小返し。
せせらぎではお馴染みの合奏形態。

せせらぎでは、実は「宇宙戦艦ヤマト」を6年前のコンサートで演奏しています。
わたしは入団して初めてのせせらぎコンサートで、必死にしがみついて演奏していました。
今日も当時と変わらず必死で吹いていました。
でも、当時と違うのは担当する楽器が違うこと。
もともとB♭クラリネットを10年ほど吹いていましたが、去年からアルトクラリネットを担当。
その虜になり、B♭クラには戻れない心境になってしまいました。

何が虜にさせるのか。
「宇宙戦艦ヤマト」でも、とにかくアルトクラは難しい。
一番大変なのは3楽章「出撃!」。
B♭クラと同じ音域でメロディを吹いていたかと思えば、
2拍後には低音チューバとどっしりとしたベースラインを担当。
その次には中音域パートとメロディを吹いて、またまたB♭の吹くメロディを一緒に吹く。
いつでもどこかのパートに潜み、それぞれのパートの補強だったり、
パートとパートを繋ぐ接着剤だったり…。
そんな密かに影で支えるアルトクラの存在は、私の憧れのポジションでもあるのです。
しかしこのポジション。
なかなかこなせていないのが今の現状…。
でも、逆にそれが実は楽しかったりするのです。
思いもかけないところで、おう!そうきたか!と一人でにやけ、
移り変わりに対応できず、だぁー!!吹けん!!と一人で自滅。
わたしの後ろで吹いているチューバやトロンボーンの方々は、
さぞかしおかしな動きをしながら吹いているわたしの姿をみて、
「なにしとんねん」と不審に思われていることだと思います。

これから見学をご検討中の皆さん、せせらぎ名物?がここにあります。
是非見に来てください。

担当:Alto Clarinet こんどう