Vol.47 2012.12.14(金)の合奏風景2012年12月24日

スタジオには7時45分に到着したので、コラールの終わり頃からの参加でした。
仕事帰りに練習に行くのですが、なかなか基本合奏に間に合いません。
基本合奏でのスケールやアルペジオ、ハーモニーの練習は本当に大切です。
本番が近くなればなるほどそれを実感します。

「コラール」は一度通した後、1ヵ所のみ取り出して練習をしました。
ゆったりした曲であり、音の出だしにはとくに気を遣います。「すみません」
と思いながら吹くところもしばしば。またCやEのフォルテのところを
どのように吹いたらいいのかがよく掴めていません。僕にとっては
難しい曲です。

続いては「マーキュリー」でしたが、今の段階ではテンポを上げず、
記譜通り正確に演奏することを目指した合奏でした。
きちんと練習できていないところは、速くなったときに転がる傾向に
あるとよく言われます。今日のようにアーティキュレーション、
リズムを確かめ、替え指を検討し、指と息との連動を考えながら吹くことが
できるのはこの時期ならではだと有り難く思います。

3曲目の合奏は「スーサの休日」。
真島俊夫の編曲により、「星条旗よ永遠なれ」がジャズになりました。
この曲をスウィングで吹くことには大変戸惑いがあったのですが、皆さんに
引っ張っていただいてなんとか慣れつつあります。
この日はトランペットFさんのリズムが完璧でした。

最後は新譜への挑戦でした。
曲は「日本の情景【夏】」と言い、「海」「蛍来い」「われは海の子」
「七夕様」等、日本の夏を歌った童謡計8曲のメドレーです。
曲が次々と入れ替わり、その度に拍子も調もテンポも変化します。
楽譜を追いかけるのに必死でした。
しかし指揮者K氏は途中「良い合奏だ、良い合奏だ」とおっしゃっていました。
初合奏の皆の緊張がよく伝わる、気持ちの入った演奏になっていたそうです。

せせらぎは7月初旬に定期演奏会を行うので、せせらぎ年度では約半年が
過ぎたところです。演奏会まであと6ヶ月あるこの時期はしっかりと下地を
作るときだと思います。とは言えせせらぎの平成24年の練習は21日が今年最後です。
皆さん年末年始はどのようにお過ごしの予定でしょうか。
我が家は家でゆっくり子どもと過ごします。
それから、年始の練習まで少し間が空くので、破れているタンポを修理しに
行かなくてはと思っています。

SAX いいむら