Vol.80 2014.2.21(金)の合奏風景2014年2月28日

「花の金曜日」
週休二日制が根付いた一昔前、週末の金曜は遊ぶ(飲む)日だった。
その「花金」にせせらぎは練習をする。
大好きな音楽を楽しむために皆は集う。
音楽を楽しむだけでは物足らない輩達は練習後に飲む。
今も花金を満喫してる(笑)
大阪・フェスティバルホール近く、肥後橋の会社に勤めている私はセンチュリースタジオまで地下鉄・阪急を乗り継ぎ1時間20分程掛かる。でも結構な割合で基礎練習から参加できている。なぜ?
 定時を過ぎると周りに聞こえるように「ストレス発散に太鼓叩いてこよ~っ」って、毎週毎週アピールし続けた。金曜日は飲み会のお誘いも結構あった。1年近くアピールし続けた結果、定時を過ぎてもパソコンとにらめっこしていると、「あれ、今日は太鼓叩きに行かへんの?」とか、飲み会企画の際も「金曜はK原さんむりやしな~」と、すっかり浸透したため、とても退社しやすい環境になった。
 2月21日金曜日。以前から団長にせせらぎ人語を任されていた日。そんな日に限って客先打ち合わせが長引き帰社が遅れ、自ずと退社が遅れた。
 19時20分頃スタジオの下駄箱前に到着すると地下階から音階練習の音が聞こえていた。こんな日に限ってマエストロK村が早々と到着していたようだ。クソッ。
 何が「クソッ」か?
 基礎練習前にスタジオいりすると、既に到着している団員たちが打楽器搬入を手伝ってくれるので一度で降ろす事が出来る。しかし基礎練習が始まっていれば一人で階段を何往復もしなければならない。これは結構な重労働で、搬入後組立作業が終了する頃には汗が吹き出し、しばらくは練習どころではなくなる。たった1分合奏を止めて手伝ってくれれば…なんて自分に都合の良い思いを押し殺す。皆貴重な時間を割いて練習に来ているのだ。
片付けを手伝って貰えるだけでも感謝だと。
 物置から楽器を出し始めた頃幸運(I村氏からすれば不運?)にもI村氏がスタジオに到着。基礎練習に合流する事なく搬入を手伝ってくれた。途中女性も1名合流。感謝感謝。
 で、楽器組立完了した頃基礎練習が終了した。
 CHORALE RELIGIOSO、先週に引き続き2回目の合奏。下手の横好きで吹奏楽を続けている私は曲の善し悪しは解らない。でもこの曲は匠のビフォーアフターに使えそうな、優雅且つ温かみを感じさせてくれる曲で、ちょっとお気に入りだ。K藤ナイスッ(笑)。
 2回目の合奏という事で、皆さん多少歌えてた様な気がした。
 続いてロミオとジュリエット。過去にプロコフィエフのロミオとジュリエットを演奏した事があるせいか、Nino Rotaのロミオとジュリエットは馴染めそうにない(-_-;)
演奏していても情景が浮かんでこない。ウ~ン。打楽器の楽譜面からしても個性の出しにくい曲だ。私向きではない。密かに降り番を目論んでいる(笑)
 続いてライオンキング。ロミジュリのストレスからか、勢いだけで叩いてしまった。ごめんなさい。この曲は打楽器を効果的に使っているのでドラム1つ、ボンゴ1つ変わっても曲のイメージが変わってしまう難しい曲&面白い曲だ。燃えるぞ!
 練習終了後、TbのI村(嫁)さんがライオンキングのDVDを貸してくれた。「これを観てもっと曲を勉強しろ!お前のドラムはライオンキングでは無い!」って事かな(;_;)
頑張るぞー。
 先週のM月さんを意識したら無駄に長い文になってしまった。ごめんなさい。
パーカション K原