夏の練習曲2017年7月8日

7月7日(金)。
私は久しぶりの日勤でした。

ここ数か月、木曜日に泊まって金曜日に明けるという夜勤を繰り返してきました。
夜勤をしなくてもよい立場になっていたのに、
依願退職した人がいたために、
そこをカバーする夜勤に就かざるを得なくなっていたのです。

7月になって人事異動による人員補充がなされたのでホッと一息。
久々に木曜日・金曜日ともに日勤となったのです。
とは言え、転入者が独り立ちするまでの研修期間は、
やはり何度も夜勤のカバーが必要なんですが。

夜勤明けで睡眠不足でしたが、
何とかかんとか参加できていた金曜日の合奏。
ところが久々の日勤となった7月7日は、
諸々の社会情勢に巻き込まれ、
スタジオに駆けつけることができませんでした。

夏の練習曲、
クロード・スミス作曲の『フェスティヴァル・ヴァリエーションズ』の初合わせだったにもかかわらず。

さて、夏の練習曲の選曲は、
せせらぎコンサートの選曲と違い、
私の専権事項となっております。

この曲を選んだ理由の一つ目は、
人気曲であるにもかかわらず、
あまりにも難しくてせせらぎコンサート用に選曲される可能性が低いので、
次回の選曲が決まらないこの時期に経験してみようと思ったから。

若い頃の私が買っておいた楽譜を、
楽団に寄付してあるので、
すぐ取り掛かることができる曲なのです。

二つ目の理由。
実はこれが私の中では大きいのですが、
3から2(または4)への切り替え、
逆に、
2(または4)から3への切り替えの練習にいいと思ったのです。

4分音符をベースとした音楽では、
8分音符は1/2の半拍だし、
16分音符は1/4拍。

8分音符をベースとしていると、
8分音符3つをまとめて1拍とするケースが多く、
8分音符は1/3拍として扱われます。

『フェスティヴァル・ヴァリエーションズ』では、
ベースとなる音符が4分音符から8分音符へ、
またその逆で8分音符から4分音符に切り替わる場面が何度も出てきて、
1拍をどう分割するのかの感覚を養うのに持ってこいだと思うのです。

持ってこいですが、難しい。

コンサートマスターがすべての面倒をみてくれた7月7日(金)。

フルート × 4
クラリネット × 8
サックス × 2
トランペット × 4
ホルン × 3
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 1

の計25人で合奏していただいたと報告を受けております。