中央本線完乗 その12019年7月9日

話を6月に戻します。

6月第3週の週末、
そして第4週の週末と、
出張が続きました。

本番前に練習に参加できず申し訳ありませんでしたが、
「日本見聞」させていただきました。

まずは6月第3週。
関東甲信越・北陸・東海ブロックの会議に出席するため、
山梨に行ってきました。

東海道新幹線で品川まで行き、
山手線外回りに乗り換え、
新宿から松本行きの特急「あずさ」で大月へ向かいました。

タイトルで「中央本線完乗」と謳っているのに、
東京・新宿間は乗ってへんのかい!
というのはご容赦を。
姉が世田谷の豪徳寺に住んでいた頃、
東京から中央特快(というのが当時あったかどうか定かではないのですが)で新宿へ出て、
そこから小田急線で豪徳寺へ行くというルートは若い頃に散々利用したので、
今回は割愛させていただいております。
(当時は、新幹線の品川駅がまだありませんでした)

さて、この「あずさ」。
新宿を出発したあと、
恐ろしくゆっくり進みます。
特急なので停車はしませんが、
スピードそのものは普通列車より遅いのではないでしょうか。
ダイヤ過密路線ゆえの制約なんでしょう。

が、武蔵野に差し掛かる辺りから、グンとスピードアップ。
特急らしくなりました。

大月で富士急行に乗り換えます。
乗車するのは「フジサン特急」。

ボディにはいろんなデザインの富士山が描かれている、
とても可愛い電車です。

見晴らしの良い指定席車両・1号車1番のシートを予約しておりました。
手前の運転台は飾りです。

この「フジサン特急」。
武蔵野までの「あずさ」以上にゆっくりゆっくり走ります。
特急なので停車駅は少ないですが、
富士急行は単線なので、
ドアは開かないけれども行き違いのための停車はちょこちょこあります。
でも、それが嫌な訳ではありません。
長閑やなぁ~、非日常やなぁ~と思うのです。
(これから会議なんですが)

終点・河口湖駅の手前、
その名も「富士山駅」で下車。
迎えのマイクロバスで山中湖畔の小高い丘の上にあるホテルに向かいます。

えっ?ホテルで会議?
いやいや、私がそうした訳じゃありませんから。
山梨の系列会社が決めたことですから。
会議しながら分かったことですが、
名古屋の系列会社の Y さんが、
山梨の系列会社の K さんに、
「山梨で会議するなら富士山が間近に見える場所がいいなぁ~」
と散々吹き込んだそうなのです。

というものの、
雨こそ降らなかったものの雲に遮られ、
今回の出張中は一度も富士山を見ることはありませんでした。。。