寒い日だからこそ…2012年12月25日
12/24、クリスマス・イヴ。
カレンダー上、振替休日。
自分自身にとっても珍しく休みの日。
だからといって何もありません。
実に難しい『テームサイド序曲』の中間部を
すべてC調に合わせてまとめる(コンデンスする)作業、
ようやくあと3小節で完成するところまで来ていたので、
まずはこいつに取り掛かります。
ああっ、やっとできた!
複雑怪奇に見えていた楽譜も、
コンデンスするとスッキリすることが多いのです。
それにしても、よく書けている楽曲です。
それじゃ、映画、観に行く?
いやいや、こんな混みそうな日に街に出るなんて…
やっぱり人の少なそうな方向に向かっての散歩じゃろ~
ということで、
敢えて北に向かって歩き始めました。
賀茂川の土手から比叡山を眺めると、
何やら空から霧が降りてくるように見えるのです。
あれはきっと、雪に違いない。
と思っていると、みるみる雪が。
耳あて付きの帽子、雪除けの意味で掛けたサングラス。
自分自身にとっては実用的なスタイルなのですが、
人から見たら怪しいに違いない。
松ヶ崎の浄水場を経由して高野川沿いに宝ヶ池に至るお気に入りのコース。
この日はそこから引き返してくるのではなく、
さらに北西を目指しました。
京都精華大学まで歩いてみようと思ったのです。
自分自身が卒業した同志社大学、もちろん誇りに思っています。
しかし、もし今から大学生活をやり直すことができるとしたら?
音楽大学・芸術大学で音楽の勉強をしっかりやりたい、
あるいは下宿して、東北大学や信州大学に通いたい、
いろんな夢がありますが、
京都でならば京都精華大学で勉強したい、と思うのです。
勝手なイメージかも知れませんが、
山あいの素晴らしい環境にある京都精華大学、
きっと何かあると思ってしまうのです。
憧れって奴ですね。
で、仮に入学できたとして、何を勉強する?
いやいや、実はそこまで考えてなくて…
※※※
帰りは叡山電車の京都精華大前駅から電車に乗ったのですが、
その手前の木野駅周辺を歩いていたときのこと。
家々の表札を何の気なしに眺めていると、
藤原・藤本・藤木・木村・荒木・小林などなど、
藤原氏の末裔といわれている苗字のオンパレード!
周辺案内板を見ても、やっぱりそうなのです。
ここは隠れ里なのでしょうか?