18年2013年1月18日

阪神淡路大震災から18年経ちました。
あの日のことを皆さんは覚えておられますか?

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1995年1月17日5時46分。
京都でも震度5の揺れがありました。
自宅やご近所に異常がないか見て廻ってから、
兎にも角にも勤務先の大阪に向かおうとしました。
地下鉄で四条烏丸に出ることはできたものの
阪急電車が動いておらず、
仕方なく一旦帰宅。
テレビは火災が発生した神戸の様子を伝えています。
もう一度トライで、
出町柳から京阪電車に乗ろうとしたら、
こちらは各駅停車が動いています。
2時間半かけて淀屋橋に到着。
大阪の地下鉄は動いておらず、
梅田までは徒歩でした。

社員の半数が出勤不可能で、
出勤できた者たちだけで仕事に追われました。
主幹コンピュータは被害を受けていないものの、
それを動かす人手がなく、
多くの物事が人の手だけで動いていきました。
それから約2週間、
会社に泊まり込んで働き続けたと記憶しています。

被災地に初めて行ったのは、
発生から4ヶ月後の1995年5月17日でした。
毎月17日に
三ノ宮と摂津本山で
街の変化を定点観測をする仕事が私に廻ってきたのです。
もの凄く緊張しました。

それから3年間、
毎月という訳ではありませんが
しょっちゅう神戸を訪れました。
3年間、更地のままだった場所もあれば、
再建された場所もあり、
復興の進み具合は様々でした。

今も時折、
神戸にお伺いします。
もう殆んど震災の傷跡は見られなくなりました。

しかし、
心の復興はどうなのでしょうか。
目には見えない人々の心の内はどうなのでしょう。

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昨日は震災を静かに振り返る一日となりました。
折に触れ、思いを寄せたいものです。