俺は野球が大好きだ!~その11~侍、太平洋を渡る2013年3月13日
7年前の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、
キューバとの決勝戦、
なんと、せせらぎの練習日でした。
「なんでこんな重要な日が練習日なんだ!」
とジリジリしつつ、
51の背番号の付いたイチロー選手のWBCユニフォーム・レプリカを着て指揮したのでした。
4年前の第2回WBC決勝・韓国戦は仕事とも練習とも重ならず、
やはりイチロー選手のユニフォームを着て、
自宅での観戦となりました。
第1回も第2回も日本が優勝しました。
そして第3回WBC。
3/8(金)の重要な台湾戦、
これがまた、せせらぎの練習と重なりました。
「なんで今回も重要な試合と練習日が重なるんだ!」
とジリジリしつつ、
練習終了後すぐにタクシーに飛び乗り、
間違いなくテレビ観戦している馴染みの小料理屋に向かいました。
ビハインドを抱えたまま閉店時間となり、続きは自宅で。
9回2死からの同点劇、延長戦での逆転!
いやはや、本当に疲れました。
その後のオランダ戦(ホームラン6本!)も制し、
侍JAPANは決勝ラウンドの行われるアメリカに渡ったのです。
まだこれから先どうなるか分かりませんが、
兎にも角にもホッとしました。
※※※
世界を相手にした野球の試合を観戦していて、
つくづく思わされることがあります。
それは、
ただ力任せにボールを投げても、
ただ力任せにバットを振っても、
通用しないということです。
気の入ったボールが、あるいはスウィングが、
ちゃんと「コントロール」できていないと、
世界には通用しないのです。
100%の投球で暴投、
100%のスウィングで空振り、
これではゲーム・メイクできないのです。
※※※
音楽も一緒だと思うのです。
ただ力任せに発音しても駄目だと思うのです。
ちゃんと「コントロール」できていないと。
100%の発音で音がひっくりかえる、
100%のパワーで和音が乱れる、
これでは音楽が作れません。
スポーツにはかくも学ばされます。