バンビオLIVE!2009年10月7日

10/2(金)、本番前の練習を終え、
いよいよ10/4(日)、バンビオLIVE本番当日を迎えました。

場所はJR長岡京駅の西口にあるバンビオ広場。
せせらぎとしては何年かぶりの野外演奏です。

このところ雨模様の日が続いていましたが、
この日は全くその気配なく、快晴。
暑くもなく寒くもなく、まさに野外演奏日和です。
バンビオ1号館、2号館と2つのビルに挟まれた広場には
夕方4時の開演時に直射日光もなく、
特に木管楽器にとってはありがたい状態。

プログラムは、まず全体合奏で
『天地人』『鉄腕アトム』『オブラディ・オブラダ』『スポーツは青春ダァー!』の4曲、
それからクラリネット11人のアンサンブル(E♭×1、B♭×9、バス×1)で
『となりのトトロ』『崖の上のポニョ』の2曲、
後半は全体合奏に戻って
『銀河鉄道999』『川の流れのように』『ウルトラ大行進』の3曲、
そしてアンコールに『ひょっこりひょうたん島』を演奏しました。

本番前に、プレイヤーの皆さんに注意したことがあります。
「2つのビルに囲まれているとはいえ、野外演奏には違いない。
ということは、きっと“抜けた”ような感覚に陥るかもしれない。
もっともっと大きく吹かないと聴こえないんじゃないかと心配になるかもしれない。
特にピアノのところなんか、本当にこれでいいのかと思うかもしれない。
でも、野外演奏なんてそんなもの。
もっと大きく、もっと大きくとやっていると、際限がないし、
きっと最後まで持たない。
いつも通りのボリュームで演奏すればいいよ」と。

実際演奏してみると、やはり音は来ませんでした。
プレイヤー同士の聴き合わせも、とても難しそうです。
なので、いつもよりおおげさに指揮棒を振ることにしました。
ひじが痛くなりました。
鍛え方が足りんなぁと思いました。

いろいろ難しい点は多いですが、
こういう演奏の場はホールと違い、
お客さんと演奏者の“精神的な”距離が近く、
触れあえるような感覚があります。
格式ばらない演奏に、何か本質的なものを感じます。
私個人としては、またやりたいな、と思いました。