『アンの愛情』を読む2015年5月25日
NHK の朝ドラと、吞み屋の女将の影響で読み始めた「赤毛のアン」シリーズ。
第1巻の『赤毛のアン』からスタートし、第2巻『アンの青春』、第3巻『アンの愛情』と読み終えました。
まだまだ続くシリーズですが、『アンの愛情』で一区切りを迎えた感があります。
最初、「アンっていうのはよくしゃべる女の子やなぁ~」と思って辟易していましたが、だんだん感情移入していくのが不思議でした。
きっと、原作者モンゴメリさんの原文だけでなく、村岡花子さんの翻訳の美しさも手伝ってのことだと思います。
ここまで紆余曲折ありましたが、『アンの愛情』のラスト、私も一緒に「ああ、良かったね」と思うことができました。
「いい歳やのに赤毛のアンもないやろ」と思われるかもしれません。
私も最初はそんな感じがありました。
でも今では、電車の中で本のタイトルを人に見られても恥ずかしいなんてことはありません。
美しい文学はあくまで美しいのですから。