TKWO の最新アルバムを聴く2016年4月4日
大井剛史さんの指揮する東京佼成ウインドオーケストラの最新アルバムを聴いています。
オール・アルフレッド・リード・プログラム。
1曲目の『春の猟犬』を聴いて、まず、度肝を抜かれました。
こんなにリズムも和音も明確な『春の猟犬』を聴いたのは初めてだと思いました。
スコアの隅々まで透けて見えるように感じました。
演奏が終わり、拍手が入ったので、ライヴ盤だということが分かりました。
実はこの CD 、定期演奏会を収録したものだったのです。
あまりのクリアさに、セッション・レコーディングだとばかり思っていたのですが …
この CD、UHQCD( Ultimate Hi Quality CD )という技術が用いられているそうです。
要するに高音質 CD ということになるんでしょうか。
確かに、ディスクを手に持った際、いつもよりちょっと重く感じたような気が …
でも、この CD の素晴らしさは、録音・再生の技術に支えられているのはもちろんのこととして、
やはり演奏の素晴らしさに裏打ちされていると言っていいと思います。
久しぶりに、ショッキング(いい意味で)な CD と出会いました。