ロイヤル・コンセルトヘボウ2016年5月5日
オランダ・アムステルダムのホール、コンセルトヘボウを本拠地とする、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。
私は、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団という名前で覚えていました。
事実、自宅にあるホルスト作曲『組曲 “ 惑星 ” 』の CD に、
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団と書いてあります。
指揮はサー・ネヴィル・マリナー。
1977年の録音です。
が、創立100周年である1988年に、正式に「ロイヤル」の称号が与えられたそうです。
28年も前に名前が変わっているのに気付かないなんて、私はなんて阿呆なんでしょう …
2013年に、創立125周年を記念するワールド・ツアーが行われました。
それをドキュメンタリーで追いかけた映画が
『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』。
実に久しぶりに、京都みなみ会館へ観に行きました。
ドキュメンタリーなんだけど、スピリチュアルな映画だなと感じました。
音楽の力なんでしょうか。
それにしても、最近、霊的な映画によく接しているように思います。
音楽も映画もやめられないのは、
目に見えない、科学では説明のつかない霊力に引き寄せられているからなのでしょうか。
この映画を観たあと、久しぶりに、東寺と母校を訪ねたくなりました。
京都みなみ会館のすぐ近くなのです。
やはり、引き寄せられたのかも知れません。
かつてグラウンドのあった場所に綺麗な校舎が建ち、
校舎があった場所がグラウンドになっていました。
これが20年という歳月の流れか。
私たちが汗を流した吹奏楽部の部室は跡形もありません。
今はどこで練習しているのでしょうか。
JEUGIA 三条本店へ赴き、せせらぎコンサートのフライヤーを置いていただいた後、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の CD を1枚買い求めました。
映画でも話題になった、ブルックナーの『交響曲第7番』です。
指揮はベルナルト・ハイティンク。
1978年、コンセルトヘボウでの録音です。
ブルックナーの音楽、断片的には聴いたことがあるかも知れません。
が、腰を据えて聴くのは初めてです。
恥ずかしい限りです。