駅弁2016年11月10日

東京へ日帰り出張しました。
もちろん仕事ですが、鞄には
『トッカータ・マルチアーレ』と『 GR 』のスコアが仕込んであります。

往路では、『トッカータ・マルチアーレ』を徹底的に読みました。
が、13時30分からの会議に備え、
眠気が催したところで我慢せずに眠りました。

昼食をどうしようかと思ったのですが、
車中で食べるのだと少し時間が早いので、
東京駅か、出張先の赤坂かで摂ることに。
東京駅の食事処がよく分からなかったので、
地下鉄でとにかく赤坂に移動し、
ぶらつきながら店を決めることにしました。

東京駅も、赤坂も、人が多いのに閉口します。
京都も人が多いのには変わりありませんが、
東京では「人が湧いてくる」ような感じ。
スポッと空いている場所がない。

それでも赤坂で、カウンターの一席が奇跡的に空いているパスタ屋さんに巡り会いました。

料理が出てくるまで待たされましたけど、
美味しかったです。

会議が終わったら、脱兎の如く東京駅に向かいます。
19時発ののぞみ。
京都に帰ってから呑みに行く、ということで食べるのを我慢する手もあったのですが、
腹ペコの私は「牛タン弁当」を買いました。

新幹線に限りませんが、鉄旅の楽しみの一つが駅弁を食べること。
百花繚乱的なお弁当も悪くはないのですが、
今回食べた「牛タン弁当」のように、
味の指向性がハッキリしているほうが私は好きです。
富山の「鱒寿司」とか、鳥取の「蟹寿司」とかもその例。

「牛タン弁当」は量が少なめでしたが、
私には適量だったと思います。
そして、少なめだったけど、ゆっくり楽しみました。

駅弁のあとは『 GR 』との格闘と相成りました。