0.22025年7月10日

演奏会翌朝の体重は、
0.2キロ減でした。

1キロは落ちたやろ、
と思っていたのですが、
意外と小幅。

やはり打ち上げでしっかり食べたから?

『舟を編む』を観る2025年7月9日

三浦しをんさん原作の『舟を編む』。
未だ原作を読んだことはありません。
数年前に映画版をジンワリ観ました。
現在、NHKでドラマ版が放送されていて、
やはりジンワリ観ています。
(昨年、BSで放送されたものの地上波初放送だと聞いています)

映画とドラマとでは視点を変えた作りです。
それでも、
心に響いてくるものは変わらないと思っています。

仕事にきちんと向き合うことの大切さを教えてくれます。

原作を読みたいと思います。

CD試聴再開2025年7月9日

『幻想交響曲』第5楽章“サバトの夜の夢”を演奏するにあたり、
CDを約10枚買い漁りました。
それまでに持っていたのも合わせると15種類くらいの演奏を集めました。
そして聴きまくりました。

と書くと物凄く研究したみたいですが、
スコアを広げながら、
姿勢を正してCDデッキの前に座っていた訳ではありません。
筋トレしながら、
ストレッチしながら、
他の用事をしながら、
なんとな~く聴いたのが実情です。

常々書いていますように、
既存の演奏に縛られたくないのです。
参考にはさせていただきますが、
聴きすぎたがために寄ってしまったというのは避けたいのです。

そしてある時点から、
『幻想交響曲』のCDを聴くのを全くやめました。
買ったCDのうち2枚は封を切ってもいなかったのですが、
聴きませんでした。

それは『幻想交響曲』に限らず、
演奏会の演目の音源を聴かなくしました。

もちろん、
演目以外のCDはしょっちゅう聴いています。
八神純子さんのベストアルバムは未だにヘビロテ中ですし、
真夏の昼寝のBGM(子守歌)言えば、
ジャズ・ベースのアヴィシャイ・コーエンの『SEVEN SEAS』だし。

ようやくせせらぎコンサートが終わったので、
未開封の『幻想交響曲』2枚のうちの一つを開けました。
コンスタンティン・シルヴェストリ指揮、
NHK交響楽団の演奏。
1964年4月2日、
東京文化会館でのライヴで、
モノーラル録音です。

61年前のものですが、
ライヴだけあってグルーヴ感が凄く、
素晴らしい演奏でした。

ただし、
演奏会前に聴かなくてよかったとも思いました。
こんなに力のある演奏には、
間違いなく引っ張られてしまいますから。

軸足2025年7月8日

「足の開き具合は肩幅くらい」

「気を付け」「礼」「直れ」「休め」の、
「休め」のときの足の開き具合。
小学生の頃、
こう習ったように思います。

指揮するときの足の開き具合もやはり肩幅くらい。
昨年はもう少し広げていたと思います。
写真で見て「広げ過ぎじゃん」と思ったので、
今年は少し狭めました。

ちょっとしたことなのですが、
思いっきり振ったとき、
体が前後にふらつくことが増えました。

演奏会当日の朝。
いつものようにタクトの素振りをしていて、
「そや、ちょっとだけ前後にずらしてみよう」
と思い立ちました。

ゲネプロの最初から試してみるつもりでしたが、
『コラール』で忘れ、
『フライ・ハイ』で忘れ、
『ディズニー・メドレー・リターンズ』で思い出しました。

バッティングもピッチングも、
包丁を持つときも、
利き手側の軸足を後ろに引きます。
それに倣って、
左手に棒を持つ私は左足をほんの少し引きました。

ホントにちょっとのことなんですが、
体がブレずに済みました。

おそらく誰も気付いていない、
ちょびっとの工夫です。

内幕を少し…2025年7月7日

7月6日(日)。
呉竹文化センターで「第37回せせらぎコンサート」を開催いたしました。
どうもありがとうございました。

いつものように参加メンバーから。

ピッコロ、フルート × 4
オーボエ × 1
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 10
アルト・クラリネット × 1(B♭クラリネット持替)
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 2
トランペット、コルネット × 8
ホルン × 5
トロンボーン × 6
ユーフォニアム × 3(ストリング・ベース持替)
テューバ × 4
パーカッション × 3

そして私の計54人。
以上は合奏形態での編成で記載しています。
また、
あくまでも本番の舞台に上がったメンバーで記載しています。

言い訳めいた書き方をしておりますが、
これまで頑張ってきた楽員の一人が熱中症のため出演できなくなりました。
大変残念であるとともに、
具合はどうでしょうか?

本番に向けてはパート割を考え直さねばならなくなりましたが、
この日に至るまでひたすらスコアを読み、
暗譜振りできるようにしておいたことが功を奏しました。
速攻で対策が練り上がったからです。

私の対策はドライ過ぎる批判があるのも承知です。
「その音はなくしたらあかんやろ」と思われる音も、
平気でカットしてしまったので。

しかし、
コロナ禍の「せせらぎコンサート」でカットした音は、
その比ではありません。
あの時期に「無いものねだりをしたらあかん」ことを刷り込まれました。

ということを分かってゲネプロに臨んだ筈なのに、
「ああ、あの音がなかったな~」と物思いに耽りながら振っていたら、
『エル・カミーノ・レアル』の中間部、
7拍子であるべきところを8拍子にしてしまいました。

「あれ、タイミングがズレてるな」
と思ったのですが、
私が間違ったせいです。
何とか2~3小節間違えたあとは修正できたのですが、
ビックリさせてしまったと思います。
申し訳ありません。

さらに『エル・カミーノ・レアル』の終結部、
3拍子が2拍子に変わるのに、
3拍子のまま振ってしまい、
ホントに曲の最後なので胡麻化しました。
済みません。

どちらもシレっとやり過ごしました。
常々、
奏者の皆さんに、
「ミスしても知らん顔で次に進もう」と言っているので。

さらに『幻想交響曲』でも、
フーガ風の中間部でどの小節にいるのか分からなくなり、
内心かなり焦りました。

いずれも本番では修正できたので事無きを得ています。

それとは別に、
本番で、
1小節すっ飛ばしたように感じた箇所が『幻想交響曲』でありました。
私がすっ飛ばしたのを、
奏者の皆さんが「間違った私」に合わせてくれたのでは?
と思ったのですが、
録音を聴いたらセーフでした。
ちゃんと楽譜通りの進行でした。

いやはや、
危ないところでした。

指揮者目線だとこんな感じで綱渡りしていました。
プレイヤー目線だとまた違った綱渡りがあると思いますが、
それは伏せておきましょう。

本番二日前2025年7月5日

7月4日(金)は、

ピッコロ、フルート × 4
オーボエ × 1
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 8
アルト・クラリネット × 1(B♭クラリネット持替)
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 2
トランペット、コルネット × 8
ホルン × 5
トロンボーン × 6
ユーフォニアム × 3(ストリング・ベース持替)
テューバ × 4
パーカッション × 4

そして私の計53人で合奏しました。

私がスタジオに到着したとき。
その前に停まっていた救急車に、
ストレッチャーに横たわった患者さんが運び込まれるところにたまたま遭遇しました。
熱中症とお見受けしましたが、
違う原因かも知れません。

信じられないような暑さが続いていますが、
なんとか私たちの中から体調不良で倒れる人がいないようにしたいものです。

本番二日前ともなりますと、
もはや私にできることは無事な本番を祈ることのみです。

またもや0.72025年6月30日

6月29日(日)は、
西文化会館ウエスティの創造活動室をお借りして、
本番一週間前の練習でした。

ピッコロ、フルート × 3
オーボエ × 1
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 10
アルト・クラリネット × 1(B♭クラリネット持替)
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット、コルネット × 7
ホルン × 5
トロンボーン × 5
ユーフォニアム × 3(ストリング・ベース持替)
テューバ × 3
パーカッション × 4

そして私の計50人が参加できました。
参加できなかった方々、
いろいろと変更を加えたところがありますので、
横の連絡よろしくお願いします。

いつものように小返しして、
全曲通して、
オープニング・パフォーマンスのお披露目もあって、
いわゆる「練習」は終了しました。

次の金曜日は、
確かに練習と言えば練習ですが、
各曲を一回ずつ通す時間しかありませんので、
確認の場と言った方がよいでしょう。

当日のゲネプロは、
もちろん私たちの最終確認も兼ねていますが、
会館サイドの調整のために一通り通すというのが主眼。

あとは楽員の皆さんがどれだけアンテナを張ることができるかにかかっています。

※※※

話は全く変わりますが、
日曜練習の翌日、
6月30日(月)朝イチの体重は、
前回同様0.7キロ減っていました。

いつものように日曜の昼食は軽めでしたが、
練習後の夕食は出町商店街まで焼肉を食べに行きました。
それでも0.7減です。

消耗するのですな。

それでも、
火曜・水曜と時が経つと元に戻っていくのでしょう、
きっといつも通りに。

そして本番での消耗、
今回はどれくらいでしょうか?

梅雨明け2025年6月28日

6月27日(金)は、

ピッコロ、フルート × 3
オーボエ × 1
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 7
アルト・サックス × 2
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 5
ホルン × 5
トロンボーン × 4
ユーフォニアム × 1
テューバ × 3
パーカッション × 4

そして私の計40人で合奏しました。

今週はかなりの雨に見舞われました。
月曜日は新装なったBiVi二条のTOHOシネマズ二条に『ドールハウス』を観に行ったのですが、
地下通路におびただしい雨粒が吹き込んできていて、
地上に出るとバケツをひっくり返したような雨が横殴りに降っていました。

木曜日はお料理教室に行くまでの時間に新京極のスターバックスでまったりしていたところ、
急に大きな音がし始めたので外を見ると、
これまた災害級の大雨が叩きつけていました。

例年この時期は、
雨の降り方がとても気になります。
定期演奏会が梅雨真っ只中なので。
そんなこんなでテレビの天気予報はかなりの頻度でチェックします。

気象予報士でも何でもないんですが、
木曜日に寒冷前線が通り抜ければ、
事実上の梅雨明けに違いないと思っていました。
とは言うものの、
気象庁としては少し様子を見て、
7月中旬くらいになって「実は6月下旬に梅雨明け“していた”とみられる」
などと発表するのではないかと予想していました。

梅雨真っ只中に定期演奏会を抱える身としては、
一刻も早い梅雨明けが望まれるのです。

とは言え、
「寒冷前線通過できっと梅雨明け」などとここに書けば、
実は梅雨が明けていなくて、
演奏会の頃に土砂降りに見舞われたのは私が『天気の子』みたいなことを書いたせい、
とはなりたくなかったのです。

そしたら、
何と気象庁から梅雨明けの発表がありました。
思い切りましたな。

このまま雨が降らないでいえくれたら、
楽器運搬にとっては助かります。

と同時に、
こんなに早い梅雨明けで本当に大丈夫なんだろうかと、
心配になってしまいます。

朝寝2025年6月20日

6月20日(金)は、

ピッコロ、フルート × 4
オーボエ × 1
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット、コルネット × 5
ホルン × 5
トロンボーン × 6
ユーフォニアム × 2
テューバ × 2
パーカッション × 3

そして私の計42人で合奏しました。

夏至が近づいています。
明るいのと暑いのとで、
最近は4時台に起床しています。

毎朝のルーティンは、
・タクトの素振り
・1曲だけ譜読み
・その1曲だけシャドー・コンダクティング(→人に見られると結構恥ずかしい)

それからお茶を沸かして仏さんにお供えし、
ピアノのお稽古となります。
まずは指を目覚めさせるための基本練習ですが、
単調なので脳は逆に眠りに戻りたがります。

ここで頑張って起きておく手もあるのです。
通勤電車で眠ることができますし。

しかし、
通勤することがなくなった昨今、
頑張って起きておくと睡眠不足の負債が貯まるばかりです。

そこで「朝寝」を決め込むことにしました。
ピアノを弾いていて眠くなれば、
どうせ効率も悪いのだから寝てしまうことにしたのです。

ここで2~3時間も寝てしまうと午前中を台無しにしてしまうのですが、
不思議と15分から30分程度で目が覚めます。
念のため目覚ましをセットしますが、
そいつのお世話になったことはありません。

そんなこんなで今朝も二度寝。
さらにお昼ごはんのときビールを吞み過ぎたので、
お昼寝まで敢行。
寝落ちまでに『サバトの夜の夢』の鼻歌トレーニングを済ませたうえで。

おかげでスッキリした頭で練習に臨むことができたかなと思います。
通勤していた頃は、
帰りの電車で居眠りしていました。
それと似たような状態だったと思います。

堀川のせせらぎ2025年6月14日

6月13日(金)は、

ピッコロ、フルート × 4
オーボエ × 1
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 9
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
バリトン・サックス × 1
トランペット、コルネット × 6
ホルン × 4
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 3(ストリング・ベース持替)
テューバ × 3
パーカッション × 3

そして私の計43人で合奏しました。

恐怖を感じるくらいの豪雨から一転、
カラッと晴れた金曜日。
久しぶりに堀川を歩いてスタジオに向かいました。

もともと京都市立堀川高校吹奏楽部のOB・OGの集まりとしてスタートした「堀川吹奏楽団」。
その定期演奏会の名称が「せせらぎコンサート」でした。
「堀川」にちなんで「せせらぎ」とネーミングしたとのこと。

私は第2回せせらぎコンサートから参加していますが、
堀川高校の卒業生ではありません。
京都市立上京中学校吹奏楽部の先輩や同期の多くが堀川高校に進学、
その誘いで参加するようになりました。

私のような非・堀川の人も広く受け入れていこうという考えのもと、
楽団名が「吹奏楽団せせらぎ」と改称されました。
「せせらぎコンサート」から採られているのは言うまでもありません。

堀川を歩きながらそんなこんなを思い出しましたが、
せせらぎコンサートが近づいたので堀川を歩いてみようと思った訳ではありません。

これは南から北向けに撮った写真。
横切っているのは一条戻り橋です。
いろんな伝説の残る橋ですが、
若くて馬鹿だった自分自身の苦い思い出の橋でもあります。

※※※

6月8日の日曜練習の後、
レギュラーの金曜練習は3回。
6月29日に最後の日曜練習を経て、
7月4日の最後の金曜練習。
7月6日(日)が第37回せせらぎコンサートです。

レギュラー金曜3回をどうするかを6月8日(日)の練習後に考えました。
全プログラムを無理やり押し込む方法もあったのですが、
それをすると気持ちばかり急いて空回りしそうだと思いました。

ここは練習する曲目を絞って、
ちょっと落ち着いて取り組んだ方がいいだろうと思いました。

ということで6月13日(金)も、
いつもように2曲だけ。
まずはテンポを落としてじっくり、
それから通してみました。
2曲目はテンポを落とした練習のみとしました。
テンポアップは翌週回しです。

※※※

この日の練習後は楽団運営に関する会議がありました。
主に規約の見直しについて話し合いました。

いつもならとっくに深い眠りに落ちている時間帯の帰宅となりましたが、
もう一度堀川を歩きたくなりました。
蛍を見たかったからです。

先述の一条戻り橋より北側は、
鬱蒼とした林になっているゾーンで、
ざっと20匹の蛍と出会うことができました。

深夜なのに、
蛍見物に来ている人も結構いました。